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OFFSHORE CRUISING ENCYCLOPEDIA (本)

OFFSHORE CRUISING ENCYCLOPEDIA (本)_c0041039_9384988.jpg まだヨットを始めて間もない頃、町の本屋さんで「ヨット入門」なんて本を買って勉強した経験は皆さんお持ちだろうと思う。内容は入門書なので広い範囲を易しく書いてあるが、もうちょっと知りたいと思うことは書いてない。その後は自分の体験とヨット雑誌の特集などで断片的な知識を積み上げ、周りの先輩やヨット業者などから教えられた事を加え、段々と一人前のヨットマンになってゆく。

 ヨットのクルージング航海記は沢山出版されているが、クルージングに適したヨットのデザイン・構造から艤装・運航まで体系的に解説した本は少ない。舵社から10数年位前にジエームス・D・ハワードの「サクセスフル クルージング 上下2巻」は出ているが、その後はこのタイプの本はないようだ。

 一方、アメリカでは各種のボートハンドリングやシーマンシップの解説本は沢山発売されている。最近友人がお持ちの「オフショア クルージング エンサイクロペディア」 セコンドエディション(英文)をお借りした。 
 この本は外洋クルージングを目指すヨットマンを対象に書かれた1230ページ、2200項目に2500個の写真やイラストで説明がつく分厚いオフショアクルージングの解説書だ。販売価格 89.95ドル 内容など詳しくはSetsailをクリックしてみて下さい。

 各項目にかなり詳しい解説があるが↓画像は「スイムミングラダー」に関するページで15枚の画像と前のページの2枚と加えて17枚の画像付けで説明している。
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 ↓画像はクルージングの必需品オーニングに関する項目で大きなイラストで各種ヨットのオーニングを紹介、或は解説している。
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OFFSHORE CRUISING ENCYCLOPEDIA (本)_c0041039_941689.jpg もう一冊ボクが持っている英文の本がある。「チャップマン プロッテイング」副題にシーマンシップ・スモールボートハンドリングとある。内容は一般的なセールボートやモーターボートの技術解説本で特にロングクルージングを目指した物ではなく「62nd EDITION」と書いてあるのでかなり昔から回を重ねて読まれてきたアメリカ人のヨット入門書かもしれないね。

 アメリカで出版されるヨット雑誌も以前はよく買っていたが、日本の雑誌に比べて内容が豊富で価格が安い。日本の雑誌は紙が良くて印刷はキレイだが内容がねぇ・・・。でも、日本語で書かれているのでよ~く理解できる。
 残念ながら、ボクは英語で書かれた本は苦手で全ての内容が理解できてはいないが、イラストや画像が多く入っていて文盲?の外国人にも分りやすい編集になっているので大いに助かっているなぁ(^^♪

 これからロングクルージングをしてみようと思っているヨットマン、あるいはスキルアップを目指しているヨット乗りの皆さんには一度「OFFSHORE CRUISING ENCYCLOPEDIA」を読んで見られることをお勧めする。

by pac3jp | 2008-01-15 09:50 |  

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