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九州周航のまとめ

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九州周航のまとめ

2005年4月1日から5月25日まで55日間の九州周航中殆どをヨットの中で生活しました。
毎朝、出港し、午後には別の港に入港する航海で40個所の港にお世話になり航走距離は
1475マイルになった。

未知の港に入っても浮き桟橋と電気と水道とコインランリーがあれば最高だが中々そうはいかない。
有料のヨットハーバーでも桟橋に電気も水道もない施設もあるが、マリーナはビジターにも開かれた施設であるべきで、是非とも我々旅のヨットの利便をも考えて欲しいですね。

今回のクルージングでの係留形態は以下のようになりました。

① 浮き桟橋に係留   24個所その内マリーナは9箇所
② 槍付け          6箇所
③ 台船、漁船横付け   5箇所
④ 岸壁横付け       4箇所
⑤ アンカーを借りる    1箇所

「ヨットはセールで帆走しようよ!」とは思っているが、予定の時間に
予定の港に入りたいのでエンジンの助けを借りて機帆走になってしまう。
従って57HPのエンジンを中速で回しても燃料は割合消費するので各地で
合計851リットルを給油した。
原油の高騰で入れるたびに軽油の単価が高くなり、免税で入れても安くなっている感じはしなかった。

もっと時間が出来て、予定は未定の航海が出来るときが来たら、給油を気にせず帆走のみの航海をやってみたいものです。

天気について
4月上旬はまだ天気が安定せず、早い周期で変化した。
海上の気温は朝夕に寒くて、特に吹かれたときは寒かった。
4月は低気圧や寒冷前線の通過で日和待ちをしたのは3回で3日間。

5月はいつも連休に荒れる日が1日はあるが、五島列島で1回、2日間。
5月中旬に福岡で1回、1日。
5月は波の荒い日もあったが、好天が続き気温も上がってきたので略予定どおりにクルージングできた。

トラブル
船体、リグ、エンジンのトラブルはまったく無かった。
俵フェンダーがへこんでしまったくらいだった。

出会ったヨット
4月は種子島でドイツのヨットが近所に泊まっていたくらいで殆ど出会わなかったが、長崎出島ハーバーでは4月末の帆船祭りヨットレースの参加艇が各地から沢山集まっていた。

5月になると五島で静岡のヨットそして各地で岡山、琴塚、三重のヨット等、カップルで又はシングルでロングクルージングをするヨットにお会いするようになった。
5月からクルージングに出発するフネが多いようですね。

by pac3jp | 2005-05-31 13:56 | 九州周航  

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