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遅まきながら3D映画「アバター」を鑑賞する

 この「アバター」は2010年度アカデミー賞の3部門を獲得したのは知っていたが、わざわざ映画館に出かけて見ることは無いだろうと思っていたのだが、運良くチケットが回ってきたので早速、3D長編映画としては生まれて初めての鑑賞をしてきた。

 アバターという名称は早くからYahoo!の着せ替えアバターを試していたのでその概念は大体理解していたが、ジェームス・キャメロンがどんなアバター映画に作っているのか興味があった。

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 キャメロンが構想14年の末に生み出したのは、観客に映画を“体感”させる超大作。この映画のために開発された最新の3D技術により、観客はあたかもスクリーンの中に放り込まれたような感覚になる。観客はキャメロンが生み出した神秘的なまでに美しい衛星「パンドラ」に降り立ち、これまで味わったことのない映像体験に震えることになるだろう。
 戦闘での負傷で下半身不随になり、車いす生活を送る元海兵隊員のジェイク・サリーは、衛星パンドラにある資源採掘のための“アバター・プロジェクト”に志願し、パンドラの先住民ナヴィ族と人類のDNAを組み合わせた結合体<アバター>となってパンドラの地を訪れる。ナヴィ族の信頼を得るため彼らと絆を深めていくジェイク。族長の娘ネイティリとの間にはほのかな恋心が生まれるが、やがてジェイクはあまりにも過酷な決断を迫られることになる――。

(「アバター」オフィシャルサイトより)

 映画はウイークデイの午後8時からとやや遅いスタートだったからか、一時のアバターブームも去ったのか場内の観客は30人くらいだ。ボクは少々風邪気味だったのでセキが出ても気にならないくらいに前後左右は空席だった。

 映画が始まると当然3Dらしく画面に前後の奥行が広がる。でも昔に見たテーマパークの立体映画はめまいがし、船酔いするぐらい凄かったなあと思い出した。

遅まきながら3D映画「アバター」を鑑賞する_c0041039_1327289.jpg 映画の筋は分りやすいSFの「勧善懲悪型恋愛物語」だが、確かに背景になる森の映像はきれいだし、登場する白亜紀のプテラノゾンのような大型翼竜を乗用にしているのも面白い。試しにメガネを外してみても画面にそう違和感はないが、もちろんあったほうが間違いなく素晴らしい。

 午後8時に始まり、11時過ぎまで約3時間の長い映画だったが居眠りもせずに集中して鑑賞できた。そして、結構面白かった!!

 今年からパナソニックなどのテレビも3Dで見える機種が発売されるるらしい。シャープはメガネ不要の3Dディスプレーを開発したと発表していた。これからはテレビも今以上に表現力があるこれらの機種に変わって行くのだろうか。テレビ映画も大好きなウチの奥さんが欲しいというのは時間の問題だが、一般への普及は今の液晶テレビが壊れる時期まで延ばしておいて貰いたいものである。

by pac3jp | 2010-04-05 13:31 | 映画・演劇  

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