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ヨット用のUVグッズあれこれ

 ヨットハーバーのポンツーンを歩いているとあちこちでドジャーやビミニ、デッキカバーなどUVクロス製の装備品が目に付く。クルージング志向のヨットに多いようだ。中には手作り風のUVグッズを見かけることがある。

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■左はスターンに取り付けたポール先端に有名キャラクターが取り付けてありますが・・・。
■右側上は割合簡単に作れるウインチカバー。
■右側中は船外機カバー、コントロールレバーまでカバーしてある完璧型。
■右側下は50fヨットのスターンに収納されたエンジン付ボートのカバー。

 元々、紫外線劣化が心配なヨットの艤装品にUVカバーを掛けるのが多かったのですが、最近、桟橋側の備品であるホースリールまでカバーをしているオーナーがいらした。
 いつも桟橋に置きっぱなしの安いプラスチックのホースリールはUVでリール本体は勿論、ホースまで劣化してしまいそう長持ちはしない。まぁ、安いので古くなったら買い換えたら良いのですが、ホームセンターで買い込みハーバーまで持ってくるのが面倒だ。それにゴミが増え環境にも少しは悪い。そこで環境意識の高いオーナーさんはエコを考え、ホースリールにUVカバーをかけて長く使おうということでしょうか。

c0041039_12492757.jpg UVカバーの正面にセールメーカーのラベルが貼ってあるのでプロの縫製だと分る。費用はホースリール本体よりはきっと高かったでしょうね。でも、もしかしたら新艇のセール一式を買ったらオマケに作ってくれたかもしれない?・・・ですね。

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by pac3jp | 2010-06-29 12:53 | ヨットの艤装と艤装品  

デッキカバーを繕う

 衣類など普通の繊維製品などは半年も外に出しておくとUVでボロボロに風化してしまう。それに比べデッキカバーの丈夫さにはいつも感心している。輸入品のサンブレラも強いが国産のモダクリル原着染のボートカバー生地も中々のものだ。
 ボクのデッキカバーは近くのテント屋さんで作ってもらった。セールメーカーのようにぴったりの良い仕上がりではないが、それでも紫外線は充分に防げる。それに製作費はセール屋さんの多分、半分くらいの費用で納まった。生地は安いB反で作ってもらったが10数年もの間、ハーバーで雨、風そして海浜の強力な紫外線からチークデッキとデッキ艤装品を守ってきた。

c0041039_13194465.jpg 紫外線にはスッゴク強い生地だが擦れには弱い、時々は擦止めのパッチを縫い付ける。今週はバウデッキのカバーを繕う。修理箇所はカバーの外縁に細いロープが入っているがそこに40cmほど生地が破れたのを繕う。それにバウハッチのアルミ枠に擦れる部分が弱っているので内側から大き目のパッチを当てる。

 ミシンは奥様から重すぎるということで払い下げてもらったプロ用である。かっては洋裁店で使われていた動力ミシンを丈夫過ぎる架台と強力モーターを外し、ポータブルにしたのだが、モーターは小型の家庭用になってしまったので残念ながらパワーはない。
 でも、メカはオール金属製でプラスチック部品は全くないのでボクが手で加勢すれば厚手の生地を6枚でも重ねて縫え、針が折れることはない。

c0041039_132064.jpg お裁縫仕事も最近はカバーの繕い専門になってきたが、前には色々と作ってみたこともある。一番気にいっているのが右画像のフェンダーカバーだ。涙滴型のフェンダーは割りに紫外線に弱く、首に近い上部からUV劣化が進んでくる。そこで球形のカバーを素人風に作ってみた。
 まず、大まかに裁断した生地をフェンダーに被せホッチキスで仮縫いし、あと余分な部分をカットして縫いつけ、裾にロープを通したら見栄えはともかく効果抜群?のフェンダーカバーの完成だ。

 このカバーも長らく使っているが、よく見ると舫いのスプリングロープと擦れて一部補修が要る、次のお裁縫仕事になりそうである。

【関連記事】:ひと工夫 part2(シルバーシートのお裁縫)
【関連記事】:フェンダーいろいろ 

【参考資料】:「コーラル」 国産唯一のモダクリル原着染繊維を使用。きわめて優れた耐紫外線、耐色あせ性能を持ち、さらに裏側にアクリル加工を施したボートカバー用生地です。熱切断加工しなくてもほつれがほとんどなく、家庭用ミシンで縫うことができるため、自作にはうってつけ。セールカバー、オーニング、ウインチカバーその他、出来合いの製品に満足しない自作派にぴったりです。
重量:1平方メートル当り285g/厚さ:0.54mm/抗張力:縦75kg、横40kg/幅:約1.15m/縫製用ポリエステル糸付
販売価格:5mで \ 15,196(税込)舵社 通販HPより
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by pac3jp | 2009-01-21 13:22 | シーマンシップ  

デッキカバー

 昔は春から夏へ、だんだんと紫外線が強くなってくるに従いヨット乗りの顔も日焼けで真っ黒になっていったが、最近は高機能のUVカットクリームなどでUV対策を取るのでそう酷い日焼けの人は少なくなった。だがUVカットクリームの塗れないデッキやデッキ上の艤装品が日焼けで劣化してしまうのが気になってくる。特に手間暇をかけて丹念に塗ったニスは紫外線に弱いので大いに気になる。

 風雨や紫外線の被害からヨットを守るのは屋内に保管するのが最高だが、小型のディンギーやモーターボートはそうしているマリーナもあるがクルージングヨットを屋内保管している処は殆どないだろう。唯一の手段はデッキにサンブレラのような紫外線に強い生地で作ったカバーを掛けてUV対策をとる事。
 でも完璧なフルカバーにするとカバーの脱着の手間もかかるし、製作費用も高い。そこで、自艇のデッキ部分で紫外線に強いFRP部分などは省いてカバーエリアを小さくする。それでも予算がオーバーならばコックピットを覆う小さめのカバーを作るか、ニスを塗ったクラブレールやティラー、デッキハッチなど各々必要な個別サイズのカバーを作ることになる。

先日、各艇がそれぞれの思いで作ったデッキカバーを見学させてもらった。
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 上はフルカバーをした2隻のヨット。陸置は大きなハルまでのフルカバーの取り付も割合簡単に出来るが、海上ではそこまではチョット難しいかも。
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 上はデッキ面を全面カバーしたヨット。チークデッキを持つヨットがよく使っている。4~5年も経てばその効果ははっきりと判るハズ。
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 上は木造ヨットのカバー。デッキ上のニス塗り部分を保護するためにしっかりと作ってあるようだ。カバーの脱着に手間はかかるが塗装経費の節約にはなる。日の当たる側の船体ニスの日焼けも気になりそうだ。
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 上は一般的なデッキカバーとコクピットカバーだ。艤装品が集中している部分をカバーし防犯にも役立つ。

 サンブレラや国産のコーラルに代表されるこの生地は上手に使えば驚くほど長持ちする。ボクのフネは11年間使っている。雨の日も風の日もデッキの上でチークデッキやロープ、その他の艤装品を紫外線から守っている。さすが11年ともなると防水性は落ちてしまい雨漏りはするが、UVカットの効果は今でもありそうだ。

 ただ長持ちさせようと思えば多少のメンテナンスはいる。デッキの突起物との擦れでよく破れるので充分な補強を、また生地よりもミシン糸がUVに弱いので綻びたらすぐに補修縫いをする。それに台風など強風が予想されるときは必ず取り外しておく事も必要かな。
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by pac3jp | 2007-03-28 09:34 | ヨットの艤装と艤装品  

ひと工夫 part2(シルバーシートのお裁縫)

 ヨットハーバー係留されている愛艇は降りそそぐ紫外線でデッキ上の多くの装備が劣化してくる。乗っているクルーの露出している肌のスキンケアはいい加減だが、装備品の劣化は非常に気になる。
 サンブレラなどの耐UV生地を使ってカバーを作るのもいいが、手に入りにくいし価格も高い。そこで、ホームセンターで売っているシルバーシートを使って作るUVカバーの作製例をお見せしたい。

 シルバーシートも二種類売っているが、厚手の方が長持ちして良いと思う。そのままデッキに被せたり、ブームに掛けて日除けに使うのは簡単だが、もうひと工夫してみよう。そして、シートの縫製はミシンを使うが、奥さんのお下がりの家庭用で充分縫うことが出来る。

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 ご近所でコンパニオンウエイ用の小さめのドジャーにカバーを掛けているヨットがある。ドジャーの生地はUVに強いが、透明ビニールの窓は意外にUVに弱く、すぐに曇ってしまい前が見えにくくなる。そんなことからドジャーごとカバーしてしまおうと発想されたのだろう。
 サイズを測り、立体的にシートを裁断し、縫製して、取り付ける箇所を決め、鳩目を打つ。鳩目を打つ場所は3重位に折り返してミシンで縫う。このシートは適当な接着材が見つからないのでボクは縫ってしまっている。最後は細いロープかショックコードでデッキに留める。

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 もう一つは資源のリサイクルである。台風の翌日に近所のテトラポットに引っかかっていたボロだが大き目の発泡スチロールのブイを拾ったので、これで俵フェンダーに作ってみた。市販品もあるが、カバーがUVに弱く、はげてしまうものもあるからね。
まずブイを洗いフジツボなどを落とし、センターに長い穴を明けて、ロープを通す25mmの塩ビのパイプを差し込む。
 ブイの寸法を測り、シルバーシートを裁断する。筒型に縫い、ブイに被せて両端を細いロープで絞り、円筒形になるように整える。
予め作っておいた25mmの塩ビパイプがぴったり入る穴を開けたプラスティックの円盤をパイプに差込み、ソケットで作った部品でシルバーシートを絞り込んだ部分を押さえて両側から固定する。
 後はアクセントと補強を兼ねたナイロンバンドを巻き、バンド同士がずれないようにおのおの縫い付けた。これに艇名等をスプレーしたら出来上がり。

 注意点はプラスティックの円盤だが、ボクはポリエチレンを使ったが、これはUVに弱かった。塩ビかアクリルのようにUVで劣化しにくい材質がいいと思う。

 大型の俵フェンダーは漁港や一般港湾で係留するとき、引き波があったり、カキが一杯付いた岸壁に横付する時にはもってこいですよ。航海中は大きくて邪魔なので、多少不細工だがスターンに括りつけている。
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by pac3jp | 2006-01-27 09:23 | シーマンシップ  

デッキ木部のメンテナンスをする

 この時期、日差しが暖かい日はあちこちのデッキでチークのフィティングを磨いている姿を見かける。ボクも先週末、仲間と粉にまみれながらデッキ木部のメンテナンスをした。

 ボートビルダーからオーナーに引き渡される新艇はピカピカした無機質なFRPの光と対照的に、あめ色のニス塗り、あるいは素材のままの黄金色のチークのデッキフィティングはヨットのイメージをぐっと引き締めるものである。

 ちょっと、クラシックなタイプのクルージングヨットやトローラーではハンドレール、グラブレール、コクピットベンチ、ブルワーク、コーミングそしてデッキと風雨や海水に晒される場所にはチーク材が沢山使われている。
 だが、そのチークを新艇のままの美しさに維持するのは大変難しい。しかし、これが大好きな人たちも大勢いらっしゃる。

 そこで、各艇がそれぞれに木部のUV対策をやっているのをみてみよう。 当然、そんなことを全くしないオーナーもいるが、3年も経てばその差は歴然としてくるよ。

 一番ポピュラーなのが、チークオイルを塗る方法だ。材料も安いし、塗るのも簡単だが、取れてしまうのも一番早い。
 二番目はやっぱり綺麗に出来上がるニス仕上げだろう。チョット難しいがヨット業者にやってもらうか、自分で塗る。
 三番目は木材保護塗料と称するペイントを塗る方法だ。これはニスほど綺麗に仕上がらないが、作業が簡単だ。これをデッキ面にまで塗っているヨットもあったが、せっかくのチークデッキがツルツルに・・・。

 その他、「アダックス スーパー」等ヨットビルダー謹製?の商品もある。ボクも買って試して見た。これはチークオイルに近いもので、値段は高ったが、塗装の方法が悪かったのか、すぐに取れてしまった。

 新艇時にビルダーで、しっかりとニスを塗ってもらっておけば、当分は持つだろうが、傷が付くとこまめにペーパーで磨き、ニスをタッチアップをする必要がある。だが、デッキはニスの大敵、紫外線がたっぷりと降りそそぐ場所でもある。やがて時間がたち次第にニスはその輝きを失ってゆく・・・。

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 休日しか動かさないプレジャーヨットやボートでは、デッキを風雨や紫外線から守るためには、かなり面倒だがデッキをすっぽりと覆うカバーを掛けるのが一番だろう。陸上保管のフネで、フネの全体、キールまでを覆ってしまうほど大きいカバーを掛けているのを見たことがある。これなどは冬篭もりにはぴったりだ。

 ボクは毎週ヨットに行くので、カバーの付け外しの手間を考え、簡便に2枚組のデッキカバーを作り、それを使っているが、そのカバーに入らないブルワークやスターンステップは塗装でチーク材の保護をしている。効果は約1年間位は持つようだ。マニュアル通り3回塗ればもっと持つだろうと思う。 
 使っている塗料は「セトールマリン」1000ml 4,500円 EU製 舵社通販で購入
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 余談だが、木製のマストをもつクラシックなヨットがご近所にいる。マストは白くペイントしてある。たぶん、スプルース材で作られたニス塗りのマストをUV対策の為にニスの上からペイントを塗ったのだろうと思っている。(ニスよりもペイントの方が随分とUVに強い)

まぁ、マストにUVカバーを付けるのは大分難しそうだからね!
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by pac3jp | 2005-12-07 16:27 | シーマンシップ