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新しい南極観測船「しらせ」を見学する(3)

 海外からやってくるクルージングボートを訪問すると、彼らが過去に航海してきた地域を説明する時必ず地球儀を持ち出して教えてくれる。その地球儀が「ビニールふうせん」やボールなどサマザマで彼らの個性がでていて面白かったものでした。
 しらせのブリッジでも面白い地球儀を見つけた。

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 南極大陸がよく見れるように南北の地軸が横になった地球儀で見学者に航路の説明をされている。こんな地球儀は売っているのかと愚問を発したりしていたが、地球儀で南極をグルット眺めたのはこれが初めてだった。

 そして手持ちの電子チャートでリッツォ・ホルム湾のオングル島を表示してみるとさすがに付近の物標の名称は日本語読みのものが多いのに気が付いた。画像はオングル島付近の図だが詳細図はなかったのが残念だが、▲マークが公表されている昭和基地の座標と合う。左の方に弁天島が見える。付近の水深は50mくらい。(クリックすると少し大きく見えます)

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 定着氷縁から一年氷帯まで27マイルを3日で突破したが、多年氷帯の21マイルは厚い氷と積雪があるので、しらせは一回のラミング砕氷でたった10m~20mしか進出きず、10日を要しながらも弁天島をポートにみて連続砕氷が可能なオングル海峡側から昭和基地に接近したという。(H21.12)

c0041039_14422235.jpg ←画像 ブリッジの背面にヒーリングポンプの制御盤があった。両舷に設置された燃料タンクの燃料をポンプで片方に移動させて艦体をヒールさせて砕氷する装置かなと思っているが、3万馬力で押しつぶす方が手早いのできっと停泊時の結氷対策か予備の手段でしょうね。

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 しらせは輸送業務だけでなく海洋観測支援も業務のうちなので、艦体の揺れを抑える減揺タンクが装備されている。これは砕氷には関係はないが、波の高い外洋での海洋調査を実施するときに艦の揺れを抑える役目で結構大きなタンクが両舷に設置されている。

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 第一甲板の左舷艦尾に小さな危険物タンクが設置されている。良く見るとスタンションの外になっていてタンクの固定装置が緊急時にはリリースされるようになっている。ナゼだろうと思い近くの乗員にお聞きすると、タンクはスノーモービル用のガソリンタンクで、しらせにはたったこれだけの量しか積載していないらしいが、火災になるとこれでも大変危険なのでタンクを海上に放棄するためにそうしてあると教えてもらった。
 確かにガソリンは重油や軽油に較べて引火性が強いので慎重な扱いだなと感心しながら自分がとってきた安易な保管方法を反省したものでした。

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 飛行甲板がある01甲板にはライフボートが6隻ダビットに吊り下げられている。良く見ると吊上げウインチから舷側のスライドガードまで細いワイヤーに繋がったハンドルがついている。ここでライフボートを着水させる作業を操作するのだろうか。どうも電気がこなくても動かせるようになっているみたいなどと勝手に想像しているのだが・・・。

c0041039_1453304.jpg どの護衛艦にも艦名にゆかりのある神様を祭った神棚がある。「しらせ」には富士山本宮浅間大社のお札が祀ってあった。
 南極観測船は宗谷が海保の巡視船だったが、その後は海自が運用するようになった砕氷艦「ふじ」からの伝統で一隻しか持たない砕氷艦の神棚は代々富士山をご神体として祀っている浅間大社になっているのでしょうね。
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by pac3jp | 2011-10-16 15:02 | 特殊船  

新しい南極観測船「しらせ」を見学する(2)

 左舷後部の舷門から乗艦し、一段あがって01甲板の飛行甲板にでる。すぐに大型輸送へりのCH-101が駐機している。護衛艦の哨戒ヘリ(SH-60J)よりもかなり大きい。ポートサイドを見ると窓が5枚あり乗降用のステップが下がっていて乗客もかなり乗れそうだ。スタボー側には貨物の積み込み用の大きな開口部がある。床下には大型の貨物を吊るための太いフレームパイプが見えている。輸送機なのでキャビン後部に重量物の荷役に便利なランプドアもある。

艦戴ヘリコプター CH-101
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任 務:南極における人員、物資の輸送
機 体:全長 22.8m 全幅 18.6m 全高 6.6m
自 重:9.9t
全備重量: 14.5t
最大速度: 270km/h
航続距離: 約850km
最大搭戴量 :機内 3t 吊下げ 4.5t
最大搭戴人員:27名
エンジン:ロールスロイスRTM322-02/08 出力:2,150SHP×3
製 作: 川崎重工(ライセンス生産)
開発者:イギリスのウエストランド社とイタリアのアグスタ社が共同開発し、現在はアグスタ社傘下のアグスタウエストランド社が製造・販売している。

 しらせ本体と同じく文部科学省の予算で3機が購入された内の2機が搭載されている。機体は掃海・輸送ヘリコプターとして導入されたMCH-101と同一の機種で、外観的には機首と尾部のミサイル警報装置の有無程度しか差異は無い。CH-101の方はミサイル警報装置の基台だけが付いている状態である

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 機体後部から見ると、ローター固定具とキャビン後部のランプドア部分が見える。
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 ローター基部と2,150HP×3のエンジン部分

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 ローター先端 変わった形をしている
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 左右にバックミラーが付いている。ヘリには一般的についている属具かどうかは知りませんが、吊上げる貨物の具合を見るのに必要とのお返事でした。

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 飛行甲板と格納庫上の管制室。

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 01甲板の平面図には格納庫に大型ヘリ2機と小型ヘリ1機の計3機の収容される図になっているが説明は2機搭戴となっている。このスペースは南極観測隊が偵察等に使用するヘリのためのもので機体はその都度チヤーターして搭載されている。H21年度はオーストラリアのフリーマントルで積み込まれ帰りはシドニーで返却された。H22年度は日本でチャーターされたので全行程にわたり、しらせに搭載されていた。

 昭和基地への物資輸送に新型輸送ヘリCH-101へのパワーアップと輸送物資のコンテナ化でS-60A(先代)の2倍の輸送能力を発揮し約1週間掛かっていた本格輸送を3日で終了することができたという。
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 空輸第一便を歓迎する昭和基地の越冬隊隊員たち。(H22.12)
 【平成21年度 航空輸送の実績】
 物資輸送  481.8トン
 人員輸送  1678人

c0041039_14472520.jpg こんな光景も・・・南極の夏でもちょっと寒いかもね。(H21.12)

もし、ボクでも若い頃、その場にいたらきっとこの列に並んでいたなぁ!
・・・ホンマか?


【参考図書】:しらせ 小島敏夫著 成山堂書店
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by pac3jp | 2011-10-09 15:03 | 特殊船  

新しい南極観測船「しらせ」を見学する(1)

 2011年9月25日(日)、好天の神戸港第4突堤で開催された四代目の南極観測船である砕氷艦「しらせ」の一般公開に行ってきた。新しいといっても、平成21年5月の就役で、もう2回も南極観測支援の航海をしているがボクは初めての対面だった。

 砕氷艦特有のずんぐりと丸いバウを見ながら、左舷船首付近の受付で金属探知機と手荷物検査を済ませ、艦の後部から乗り込む。

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主要寸法 :長さ 138m×幅 28m×深さ 15.9m×喫水 9.2m
基準排水量:12,650トン
満載排水量:20,000トン
推進方式 :ディーゼル電気推進
軸出力  :30,000馬力
推進器  :固定ピッチプロペラ2軸
最大速力 :19.5ノット
巡航速力 :15ノット
定 員  :乗組員179名、観測隊員等80名

【砕氷能力】 
  連続砕氷 :氷厚1.5mまでの氷海を強力な推進力で3ノットの連続砕氷できる。
ラミング砕氷 :1.5m以上の氷は一旦艦を200m~300m後進させ、最大馬力で前進し、最大11ノットで氷に乗り上げ、艦の自重で氷を砕く。
ちなみに平成21年11月~平成22年4月の第51次南極観測処女航海では3,414回のラミングをしたと記録されている。

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新「しらせ」の特徴
1.船 体
c0041039_9324227.jpg◎砕氷する船首や喫水付近の外板部分にステンレスクラッド鋼を使用して、ラミング砕氷時などにおいて摩擦抵抗を低減。SUS部分は有害な船底塗装が不要になる。
※(ステンレスクラッド鋼とは高張力炭素鋼板にステンレス鋼板を貼り付け耐食性を上げた鋼板 JFE製)

◎融雪用散水装置の採用による冠雪抵抗の低減。ラミング砕氷時に海氷に積もった雪がクッションになり乗り上げ効果が落ちるための対策。

◎二重船殻構造に採用よる海洋汚染防止。

2.機 関 
◎ディーゼル電気推進方式による迅速な前後進切り換え
◎低速域でも高トルクを発揮する推進用電動機の採用
◎4台の発電機による統合給電方式によるライフサイクルコスト及び重量の節減。

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上の図は電気推進システムの図です。(クリックすれば大きな画像で見れます。)
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 4台のディーゼルエンジンが各々の発電機を回し、交流6,600Vの電力を発電し、高圧配電盤を経由して変圧器で交流1,050Vに落とし、電力変換機に入る。ここではコンバータとインバータで推進用モータの回転コントロールに必要な電圧と周波数に変換して4基のモータに供給する。そして左右2軸のプロペラが回転し船が進みます。右の画像はしらせの固定ピッチプロペラと舵板です。

 図には推進モータに接続された「バックパワー吸収抵抗器」があるがこんなものがいるんだと初めて知ったが、回生発電された電気はハイブリット車ならばしっかりとバッテリーにチャージされているのでちょっともったいない気もするが、海には下り坂や「しらせ」は帆船でもないから極まれにその状態になるのかな・・・。

 この日は機関室や操縦室などの見学は不可でコースは船首デッキから最上甲板の艦橋に上る。
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 艦橋は護衛艦などに較べてさすがに広くて明るい、結構な人数が入っているがそう混雑しているほどではない。新しいフネなので航海機器も最新のようだ。気になったのは大きな艦橋窓ガラス制御箱が4面も並んでいたことだ。窓ガラスの開閉ぐらいにこんな大きな制御装置が要るんでしょうかね。でも大きな艦橋の窓は広く極地の環境ではパワーのある装置でないと窓の開閉も出来ないのかもしれない。(つづく)

【参考資料】1:砕氷艦しらせ パンフレット 海上自衛隊
      2:南極観測船と白瀬ノブ しらせ 小島敏夫著 成山堂書店
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by pac3jp | 2011-10-02 10:10 | 特殊船  

兵庫県加西市の鶉野(うずらの)飛行場跡を訪ねる

 兵庫県の東播磨地域に旧日本軍の飛行場があったことは前から知っていたが正確な場所となるとちょっと自信がなかったが・・・。
 毎年8月の終戦記念日が近づくと新聞は大東亜戦争時代の話題が掲載される。今年は旧姫路海軍航空隊基地があった加西市の鶉野飛行場跡の防空壕など戦争遺跡が見学可能になったと報道された。
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 初めてこの鶉野飛行場跡地にやって来て驚いた。66年前の姫路海軍航空隊基地の建物跡は当然全くないが、当初からある60m×1200mの滑走路はちゃんと残っていた。北東端のほうで道路が横切り1200mの全長は使えないが、今でも軽飛行機位の離着陸は充分出来そうだ。
 その古びたアスファルトの滑走路を地元の車がのんびりと走っているし、おっちゃんが自転車で横切っているが、今でもれっきとした陸上自衛隊の演習場だと表示されている。残りの用地は神戸大学農学部の農場と一般の農家に分譲され周辺は立派な農地になっている。(滑走路の画像はガイドブックより)

 ここには戦前、西宮・鳴尾浜で水上機や飛行艇を生産していた川西航空機が戦争末期に局地戦闘機「紫電」と「紫電改」の大増産で甲南製作所、宝塚製作所そして姫路と工場を次々と開設していた。
 姫路製作所は1942年(S.17)に姫路・京口に開設された。完成した機体を分解して遠くまで馬車や牛車などで飛行場まで運ばなくてはならないので1943年(S.18)、姫路海軍航空隊基地が開設された鶉野飛行場隣地に鶉野組立て工場を開設した。そして、終戦までの3年で「紫電」466機、「紫電改」44機が製造された。

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 「紫電」は水上戦闘機「強風」のフロートを取り外してエンジンを中島の軽量・強力な「誉」に換え陸上戦闘機に改造されたが翼は水上機の中翼のまま。一方「紫電改」は低翼になり機首や胴体断面の形状が変わり胴体が40cm延長された。故障が多かった長い脚柱も短くなり「紫電」の課題は一挙に解決した。

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 飛行場の各種施設のうち堅固な構造物だった防空壕や機銃座が数多く残っている。そのうち見学できるのは民家の敷地内にある半地下構造の防空壕で空襲時には地下指揮所に使われていたという施設だが、長い間水没していたのを地域の皆さんの協力で排水・整備し、戦争遺跡として公開されている。

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 入り口の看板には「姫路航空隊 飛行科 地下指揮所・需品庫」と書かれている。もう一方の出入り口は竹材で加工された戸があり和風庭園の一部になっている(右画像)。

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 防空壕は分厚いコンクリート造りで2部屋あり東部屋は3.7m×4.7m、西部屋は3.7m×3.1mで天井はドーム状で高さは約3m、地上からの通路は10mで爆風を防ぐため曲がり角が3箇所ある。

 壕内には当時の飛行機の写真や飛行場の史料と、学徒出陣が始まりここで編成された神風特別攻撃隊「白鷺隊」の史料などが展示されている。出身を見ていると、早稲田、明治、東京音楽学校など遠くで学んでいた学生たちがここから訓練用の九七式艦攻で南の海へ出撃していったことがわかる。

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【関連記事】:US-2型救難飛行艇 

【参考資料】:加西・鶉野飛行場跡 加西市教育委員会 (ガイドブック)
【参考Web】:ガイドブック Web版 
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by pac3jp | 2011-08-22 06:24 | 歴史・民俗  

多用途支援艦 AMS4304「げんかい」を見学する

 2010年7月31日(土)姫路港でボクが初めて見る艦種である多用途支援艦「げんかい」の一般公開があったので見学してきた。小型の補助艦艇なのでそう大勢の見学者はいなかったのでゆっくりと見学できた。

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基準排水量:980t
主機械:ディーゼル2基2軸 新潟原動機6MG28HXディーゼル
馬 力:5,000PS
速 力:17kt
発電機:300kw×3
特殊装置:曳航装置、訓練支援装置
定 員:47名 幹部5名(女性2名)曹士42名(女性8名)
主要寸法:65x12.0x5.8x3.5m(長さ、幅、深さ、喫水)

 この艦は「ひうち型」多用途支援艦の4番艦として平成20年2月20日から就役なのでまだまだ新しい感じだ。主な任務は護衛艦艇の射撃訓練の支援の他、消火・救難・離島に対する災害派遣など多目的に及ぶ。

 船型は全長の割りに幅広で艦体の後部は広い甲板になっており、物資の輸送用3/4トントラックや40f・20fコンテナを搭載し災害時の拠点に使われるという。通常時はここに射撃訓練支援の自走式水上標的(通称バラクーダ)を2隻搭載し作業を行う。
 デッキに据え付けられたMax300KNの強力なウインチで動けなくなった艦を曳航することもあることから、機関出力は5,000馬力と強力になっており、自衛艦最大の「ましゅう型」補給艦(満載排水量25,000t)までを曳航できる外洋タグボートでもある。

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 割合高い位置、ブリッジ下の信号旗箱付近で右舷と左舷に太いパイプで繋がった構造物が見えたので係員に聞いてみるとやっぱり減揺タンクだとおっしゃる。一瞬、フインスタビライザーじゃないのと思ったが、ヘリも積んでないしお客もいない、高速航行しないので当然だなと思い直す。この艦では外洋で停船して水上標的や訓練魚雷を回収したり、離島へ災害出動時には沖でアンカリングして救援拠点となるので停船時のアンチローリングこそ必要になるのですね。
 でもカーフェリーが近くを航行するとしっかり揺れていた。システムが動いていないのでなく全ての横揺れをなくすのではなく“減揺システム”ですから・・・。
 神戸港でいつか見たJCGの航路標識測定船「つしま」にも付いていた。

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 ブリッジは小型艦なので小振りだが一番見易い場所に電子チャートとレーダーが並んで据え付けられていた。勿論海図台もあるが若い航海士はこっちが断然便利ですが・・・とおっしゃっていた。ENC連動のオーパイなど航海機器は民用品を使っているという。ステアリングもカッコいいハンドルがついていた。

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 ブリッジの背後は標的管制室がありバラクーダという全長7.23mのRHIB自走水上標的の管制をしている。ブリッジと同じ高さの一等場所で標的を目視、あるいはレーダーで管制しながら相手艦の砲弾が当たらないように操縦するのだ。ボートに搭載されたカメラで前方の着弾もしっかり確認できる。これはラジコンボートマニアなら是非一度はやってみたいだろう仕事だろう。

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 ブリッジの屋上にはこの艦唯一の武器が装備されている。両舷に2丁の12.7mm重機関銃が銃架にセットできる。この「ひうち型」は3番艦までは武器の搭戴はないが4、5番艦には他の護衛艦同様にテロリスト警戒の為か、太平洋戦争時代から使われているクラシックだが今でも信頼できるM2機関銃が選ばれている。でも小火器による攻撃ならば固定設置の船舶消火用の放水砲の方が効果を発揮するかも。

【参考図】クリックすると大きい画像になります。
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 「ひうち型」多用途支援艦の前級は特務艇「81号」型(↑画像)で航空機及び艦艇の救難と艦艇部隊の訓練に対する支援を任務とするもので、昭和43年から48年にかけて5隻が竣工した。この「81号」型は当初支援船として建造されて就役したが、任務行動が近海とはいえ外洋の行動がおおく、また救難活動に備えて待機義務があることから自衛艦籍の方がふさわしいと判断され、昭和52年4月に特務艇に区分変更された。設備としてはデッキにヘリが収納でき、放水銃を持っている。また訓練支援では攻撃目標になったり、低速の航空目標を運用したり訓練海域への輸送を行っていた。(艦船メカニズム図鑑より)

【参考Web】:減揺タンク(アンチローリングタンク)
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by pac3jp | 2010-08-02 17:09 | ウオッチング  

輸送艦「おおすみ」のLCAC(エルキャック)

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 「おおすみ」は艦尾のウエルドックに揚陸用エアクッション艇2艇を搭載している。戦車など車両は格納庫からLCACに自走して乗り込む。
 LCACは、「おおすみ」のウエルドックに海水を入れ艦体を後方に傾斜させ、艦尾ランプドアより直接海上に出入りする。
 このLCACは日本では3隻のおおすみ型輸送艦に各2隻づつ搭載して計6隻の保有だが、世界中にドック型揚陸・輸送艦を運用しているアメリカ海軍は91隻も保有している。韓国はフラッグシップである強襲揚陸艦「独島」を持っているがまだ戦車を運べるエアークッション艇は持ってないという。

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排水量:約90t
全長:24.7m
全幅:13.3m
機関:TF40Bガスタービン4基(出力 17600馬力)
最高速力:海上50ノット・陸上25ノット
乗員:搭乗員6名・便乗者24名
搭戴可能重量:約50t 90式戦車(≒50t)1両を搭載できる
(以上はLCACの説明板より)
積載人員:180名/240名(最大)※人員輸送用モジュール搭載時)
航続距離:200マイル
製造:米国・テキストロン社

c0041039_6172026.jpg エアークッション艇「エルキャック」は暗い格納庫に入船で2隻入っている。海上を高速で飛ぶので殆どむき出しのアルミ合金で出来ている。左舷正面から見るとブリッジの上に着岸誘導機器?を除くと航海用レーダー、航海灯、ライフブイなど普通の船舶艤装品がついている。
 車両甲板を除くと両舷にはエンジンブロックとプロペラだけで殆どのスペースを占め、コクピットと乗員室がエンジンブロックの前部についているという感じだ。
 右舷の1段高いコクピットを覗くと航空機用の操縦桿が見える。操縦席以外のシートなど装備もアルミとベルトで構成され軽量化を計っているように見えるし、フネという感じはしないなあ。

 エルキャックの乗組員は6名で、クラフトマスター(C/M)、エンジニア(EMG)、ナビゲーター(NAV)、ロードマスター(L/M)、デッキエンジニア(D/E)と更に艇指揮にあたるOICが乗り込む。ブリッジドアサイドにクルーネームが表示してあったが、L/MとD/Eは各2名の表示があった。彼等クルーの訓練は生産国の米国で行われるという。2ヶ月ほど英会話の訓練を受け、その後8ヶ月も現地で訓練を積む。

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 ↑推進用の可変ピッチプロペラ。ピッチを変え後進でウエルドックから発進する。あの狭いドックで2+2基の大型プロペラとファンが発する轟音を今、想像もできないがすごいもんでしょうね!

 ボクも大分昔、小さい自作のホバークラフトを操縦したことがある。推進用はパブリカの空冷エンジンを載せ、浮揚用は草刈り機のエンジンを転用して使っていた。それでも砂浜から海上に乗り出し結構なスピードで航行し、横滑りしながら旋回するなど飛行機の気分を味わったことがあった。でも背中で結構な爆音を感じていた記憶がある。

 このエルキャックが海上を航走しているのを見たことがあるが4基で17,600PSのガスタービンエンジンが出す音は遠くからでも相当にやかましいのでクルーの皆さんのヘルメットはヘリ用のヘルメットのようだ。

 高い揚陸性能を持つLCACだが、以下のような運用上の制約もある。

■アルミニウム合金構造、ゴム製スカートのため従来型上陸用舟艇に比べ攻撃に弱い。
■騒音が大きく敵に発見されやすい。
■燃料消費が大きく運用費用が高額。
■アルミニウム合金構造のため海水による腐食に弱い。
■波高2mを超える海面では、船体構造に損傷を受ける可能性があり、速度は20ノット以下に制限され、機動性は低下、燃料消費も急増する。

 いまどき大戦時のノルマンデーや硫黄島のような大規模な上陸作戦なんて起こりそうにないので、災害派遣ならゴム製のスカートでも充分だし海浜で波高2mはちょっと問題ですが、岬の影で波の低い場所もあるはずですからなんとかなりそうです。
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by pac3jp | 2010-07-27 06:25 | 特殊船  

輸送艦 LST4001「おおすみ」を見学する

2010年7月10日(土)、大阪港で輸送艦「おおすみ」の一般公開があったので久し振りに護衛艦の見学に行ってきた。
 LST「おおすみ」は以前から阪神基地隊の岸壁に時々係留していたので艦尾からエルキャック用のウエルドックなどを覗いたことはあったが今回初めて艦内見学コースを一回りしてきた。

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基準排水量:8,900t
主 機:ディーゼル2基 2軸
馬  力:26,000PS
速  力:22kt
主要兵装:高性能20ミリ機関砲×2
特殊装置:輸送用エアクッション艇×2
定  員:135名
主要寸法:178x25.8x17.0x6.0m(長さ、幅、深さ、喫水)

 桟橋に係留されている「おおすみ」。空母型のブリッジと全通デッキを除けば船体の印象はまるで長距離カーフェリーのように見える。でも軍艦なので防御用のCIWSがちゃんと前後に2基装備されている。

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 車両の積み込み口から艦内に入ると大きなターンテーブルがある。艦首方向は幕が張ってあり公開されていない。艦尾に向かって車両などを搭載するデッキがある。明るい光が見えているのはエアークッション艇「エルキャック」2隻の格納庫である。

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 車両甲板から艦内居住区を経由して階段を上りつめてヘリ甲板左舷中央出入り口から艦首から艦尾まで見通せる見晴らしのよい場所に出た。
 このヘリコプター甲板艦尾から全通甲板を見渡せば流石に広いですね。当日は陸自が高機動車と偵察用バイク、救急車などを展示していた。

 輸送艦なので当然陸自の兵員や装備の輸送が主たる任務ですからね。ちなみに旧陸軍は自前の上陸作戦用を含む陸軍輸送船隊を運用していた。

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 デッキから艦橋へに登る。信号旗箱付近でこの当たりに時鐘があるのにと探すが見あたらず、ブリッジに入る。空母型のブリッジなので少し小さい気がする。着岸などの細かい操船はジョイスティックでするそうでバウスラスタと主機が連動するシステムになっているらしい。
 海図室のチャートワークはフルノのGPSをお使いだそうで米軍制式のGPSはカバーをかけて見れないようにしてあったし、写真も駄目だとか。商船では一般的な電子チャートはまだ無いようなお話だった。

c0041039_1447037.jpg ブリッジから下へ降りる。途中に艦長室はなかったが木製の立派な看板が掛かった「先任海曹室」の前を通る。個人の執務室かとも思ったがどうもそうではないらしい。

CPO室:「先任海曹室」というのが正式名称。口の悪いやつは「隠居部屋」とか「仙人の間」とか言っている。部屋自体は文字通り各職の先任海曹の入る部屋。何十年も海上自衛官をやっている大先輩が入る由緒正しき部屋なのだ。海上自衛隊では階級よりも飯を食った数勝負のような気質があるため、若い幹部(海上自衛隊では「士官」という)ではこのカタガタには全くうだつがあがらない。むしろ、怒られる始末。このCPOに入るようになるとやはり自分の年を自覚するようになるらしく、私が勤務していた頃にも私達の班長がCPO入りすることになり、居住区のメンバーで送別会(?)を開いたのだが、その班長はしきりに「やめてくれよ、やめてくれよー」と嘆いていた。
嗚呼,花の艦隊勤務 其の弐 艦内生活篇より引用】 

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 艦内トイレの張り紙 「塩素系洗剤の使用禁止」!
手動バルブと把手が付いている小用トイレ。各トイレの上記の小さな張り紙がしてある。

 2010年6月22日 ソマリア沖の海賊対処活動に派遣された海上自衛隊の護衛艦「ゆうぎり」のトイレ内で3等海曹が、し尿処理タンクから発生した硫化水素で中毒死したとされる事故があったからなあ。

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 艦内から桟橋に出るとアチコチで記念撮影をする人たちがいたが丁度、夏服姿のクルー4人に入ってもらったラッキーなお客さん。
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by pac3jp | 2010-07-24 15:05 | 特殊船  

'09 航空祭 in KOMATSU 大型機

 小松基地のエプロンで大小合わせて29機も並んでいるが、人気のある飛行機とそうでもない機体もあるようだ。皆さんの一番人気はやっぱり、航空自衛隊の主力要撃戦闘機「F-15J」のようだ、モデルが華を添えている写真撮影コーナーには人垣が出来ている。一方、ずんぐりした輸送機や哨戒機など大型機は写真を撮る人も少ないように思った。
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 ↑画像は「C-1」戦術輸送機 川崎重工が製造した双発のジェットエンジン搭載の国産中型輸送機。
 航続距離が短いのが欠点で次期輸送機の「C-X」が就役すれば順次更新されるという。下の【参考Web】をご参照下さい。

C-1輸送機は国産開発機で、その特色はローディング(積み込み)システムに配慮していることです。尾翼の下の後部扉が開いて、カーゴを積み込みパレットに載せれば、りゅう弾砲でもジープでも、短時間、能率的に搭載して空中投下が可能です。床に金属ロッドを立てれば担架も取り付けることができ、36人の患者の空輸ができます。通常人員なら60人、完全武装した空挺隊員なら45人収容できます。性能的には、短距離離着陸性の向上と、高高度での高速性が図られています。(空自HPより)
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 ↑画像は「C-130H」 ハーキュリーズ 米国ロッキード製 イラク戦争で空輸支援にも行っていた4発ターボプロップの輸送機。

国産C-1輸送機の補助用として、昭和56年度から購入することになった戦術輸送機。完全武装の空挺隊員64人(通常の搭載人員は92名)を乗せることができます。米国初のターボプロップ(エンジン名)実用輸送機で、「ハーキュリーズ」の名前で知られています。米空軍、海軍、海兵隊のほか、世界各国でも採用されています。(空自HPより)
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 ↑画像は「E-2C 」早期警戒機 ホークアイ 米国ノースロップ・グラマン製
 空母で運用するための機能と主翼が折りたためるようになっている。日本は空母を持っていないので格納庫に収納する時のみ便利なのかな。

E-2C早期警戒機の役割は多岐にわたります。低空侵入機の早期発見、そしてその対処の迅速化、陸・海部隊との作戦連携、捜索・救難・指揮の円滑化、陸上レーダーサイト機能の代替、通信の中継など、航空作戦を効果的に遂行する使命を担っています。昭和62年から実戦配備され、現在13機が運用されています。また米海軍が配備しているE-2CグループⅡの性能向上型であるホークアイ2000と同等機能にアップグレートされた改修型機は、平成17年から部隊配備されています。(空自HPより)

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 ↑画像は「P-3C」対潜哨戒機 オライオン 富士重工・川重(エンジン)製 
 海上自衛隊の所属で100機ぐらいはあるそうでソマリアの海賊退治にも出動している。小笠原諸島など本土から遠く離れた海上でトラブルが発生すれば「P-3C」が頼り? 

 新型輸送機と同時に開発されている次期哨戒機「XP-1」は4発のジェットエンジンを搭載する機体で2007年9月27日初飛行し、2008年8月29日、飛行試験1号機が防衛省へ納入され、同、9月5日 、飛行試験1号機が厚木航空基地へ移動。11月6日、飛行試験2号機が厚木航空基地へ配備されたと年表にあった。下の【参考Web】をご参照下さい。

 本日のメインイベントが午後1時になり始まる。小雨の中、ブルーインパルスチームのエンジン始動の長いセレモニーに続き、やっと1号機から次々滑走路へ向かったが、お天気はどんどん悪くなってきた。雲も低く飛んでいるジェット機の爆音は聞こえるが姿は見えない。やがて風力が増し、冷たい雨が激しくなってきた。無線を聞いていた人がブルーインパルスは中止になった言っているので早々に格納庫に避難する。
 だが、そこも人で一杯、幸い、山用のゴアテックスのカッパとゴアテックスの防水靴を履いていたのでバスの駐車場まで歩くことに、雨具のない人や小さい傘の人はシャトルバスを待つ列でも大変そうだ。

 しかし、ボクはそれからが大問題だった。広い駐車場に数百台の観光バスが停まっていて、激しい雷雨の中で自分のバスを探すのが大変だったのだ。確か、この列の端から30番目くらいだった筈と見当をつけて捜すが、既に帰ってしまったバスもあり、端がどこか分らない。社名は知っているが同じような色合いのバスばかりで見つけにくい。添乗員がバスのケータイ番号を知らせていたのがよく理解できた・・・。

 帰途は休日の高速1,000円の影響で渋滞が激しかったりしたが、バスの1人旅も割りに面白かったなあ。

【参考Web】:次期哨戒機(動画)
【参考Web】:次期輸送機(動画)
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by pac3jp | 2009-11-09 17:34 | 航空・宇宙  

戦艦「大和」の木甲板

 分厚い鋼鉄で建造され、砲弾が炸裂する中で活動する軍艦などは可燃物である木甲板など無縁と思っていたが、日露戦争で有名な日本海海戦の連合艦隊旗艦「三笠」の開戦直前の艦橋を描いた絵画を見ると、東郷司令長官や参謀の秋山真之が立っているのは木甲板だった。

 現在の護衛艦は木デッキは勿論、チーク材で豪華に造作した艦長室などもないでしょうね。
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 でも、戦前は戦艦の甲板は帆船時代からの伝統的で、歩きやすさや甲板下の諸室の保温などを考えて水平装甲鈑上には木甲板が張られてきたという。ちなみにハワイにあるアメリカの戦艦「ミズーリ」にも木甲板が張ってある。

 本物の戦艦「大和」も艦首、艦尾を除く装甲甲鈑に台湾ヒノキの木甲板が張られていた。1/10スケールの「大和」はヒノキだと木目の都合が悪いので木目が詰まって色合いのいい「たも材」になったようである。

c0041039_16273568.jpg ←「大和」の木組みを忠実に再現したという木甲板の端部の収まり具合。
 施工した大下棟梁は終戦のころ呉海軍工廠で少年工として働き、戦後は造船所で船大工としてずっと働いてきた人物だという。

c0041039_1630944.jpg 一方、ボクらが乗るヨットでもFRPを成型しただけのデッキより、チークの木甲板を張るとコクピットの座り心地が良かったり、キャビンの暑さや寒さを防いだり、ノンスリップ効果も大きいのでデッキワークの安全度が増すなどクルージングヨットにとって良いことは多い。

 丁寧に木口を収めたバウデッキ付近。小豆島・岡崎造船製のヨットから。(右上画像)

 チーク合板を張ったヨーロッパのプロダクションヨットのコクピット付近、チーク合板の周りは黒い接着剤で防水処理をしてある。昔のチーク合板は評判が悪かったが、この頃のは中々丈夫そうで剥がれてしまったデッキは見かけなくなった。(右下画像)

 デッキ材も色々でヒノキでデッキを張ってある漁船もあるし、スギやベイマツの甲板を張った船舶はあると思うね。でも、豪華客船はきっと素足でも歩ける磨き上げられたチークでしょうね。
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by pac3jp | 2009-09-15 16:36 | ウオッチング  

てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)Part2

 資料館3階から展示潜水艦「あきしお」の涙滴型最大φの中央部に開けられた入り口を入ると、潜水艦は狭いと聞いていたのに・・・と思うくらい広く感じるエントランススペースがあり、ここは先任曹長室だったという張り紙がある。隔壁がとり外され通路とつながった艦体中心線より左舷側に士官用トイレとシャワーがある。

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 トイレは少々の衝撃では壊れそうにないステンレスの頑丈な便器に排出用のフラッパー弁ハンドルが付いている。当然洗浄水は海水である。隣のシャワー室は海水という訳にはいかず、清水がでるがボールのコックは節水型。

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 ここから発令所までに士官居住区がある。隔壁に水密扉で区画されていたのだが観光客のために隔壁は外され広いスロープ通路で繋がってている。上の画像は左舷の士官寝室、3段ベットである。右舷に士官公室があり、壁には小型テレビが、テーブルには広島湾から関門海峡にいたる海図が広げてある。士官用食堂になるのだろう。

c0041039_16523646.jpg 発令所のうしろ、右舷側に質素な艦長室がある(←左画像)。
 そこは書類キャビネット付きの小さい机があり、ベット脇にインターコムや航海情報を示す機器がある。しかし、深度計らしい計器の文字盤はのっぺらぼうである。

 艦長室のすぐ後ろの壁に長らく発令所にはいるのに使われてきたと思われる太いハンドルが付いた水密扉があった(↑右画像)。これをくぐって行き来すのは大変だ、膝や腰が悪ければ通れないなぁ。客船ではないので人に優しくないのは当然だが、定年真近の乗員がいたとしたらしんどいのかな、でも自衛艦乗りは53歳が定年なので、まだまだ若いのできっと大丈夫だろう。

c0041039_16532769.jpg 発令所に海底追随航法の為だろうか大きな海図台、すぐ手前に2本の潜望鏡、奥に操縦席がある。

 潜航中の潜水艦の航法には、慣性航法装置(INS)、全地球測位システム(GPS)、海底追随航法などがある。海底追随航法は、通常は海図で自艦の位置を把握して、時折り音波の反射を利用して位置を確認する方法である。秘匿性を求められる潜水艦は、(有事に限らず)アクティブソナーを発して海中航行する事は自殺行為であるため、『目隠しをして飛行機を操縦する』かの如く、パッシブによる「周囲の音響変化」などをたよりに手探りで航行しなければならない。
 そのため、一大潜水艦隊を運用している米露海軍は、独自の『海洋調査船』を複数運用する事などによって絶えず『想定戦場』となる海域の海底地図を作成しているといわれる。勿論、潜水艦部隊の通常哨戒によって地図の精度を上げるなどの努力は行われていると見られる。

 日本のみならず中国や韓国も独自に海底地図などを作成していると見られるが、『北方領土問題』だけでなく『尖閣諸島』や海底資源に対する外交問題、『竹島領有権問題』などにより、その行為は度々日本近海で問題を生じている。

(Wikipedia「潜水艦」より)

c0041039_165419.jpg 画像は資料館3階の艦内生活のコーナーに展示してあった食事のサンプル。水上艦にくらべ、潜水艦は狭くて居住環境は悪く、勤務はきつい、その代わりに食事は良い物を食べていたと聞いてたのがこれだ。手前がお昼ご飯で奥が夕食で中々美味しそうだなぁ。これはストロボでとったが展示されている部屋の小さな照明では暗くて多分おいしそうには見えないでしょうが、でもコンビが近くにないのでお腹が空くと美味しく食べられるはず・・・。

作戦中はナイフとフォークでゆっくりと食べているわけにはいかないので戦闘食の缶詰になるのでしょうね、以前に自衛艦隊用の軍用赤飯をゴチになったことがある。


【関連記事】1:カレーうどんと軍用赤飯
【関連記事】2:てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)Part1
 
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by pac3jp | 2009-09-10 17:17 | ウオッチング