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西宮浜ボートパーク その後

 西宮浜ボートパークは2006年秋に着工し、途中に不法係留艇の行政代執行などあったが、2009年の春には完成したように見えた。しかし、15年間も不法占拠していた広い港湾用地にはまだプレハブ建物など残骸が残っていた。

 2010年1月18日の月曜日、地元紙の夕刊で西宮ボートパーク移転問題で係争中?の西宮今津ヨットクラブのクラブハウスを県が行政代執行で強制撤去したと↓のように報じた。


 西宮浜のヨットクラブ事務所を撤去 県が行政代執行 

 兵庫県は18日午前、西宮市西宮浜1の西宮浜北護岸の一部を不法占拠している西宮今津ヨットクラブ所有の事務所を強制的撤去するため、行政代執行に踏み切った。同クラブは2008年9月にも、不法係留していたプレジャーボートを行政代執行で撤去されている。
 県によると、同クラブはかつて別の港を利用していたが、阪神高速湾岸線に関連する工事に伴い、県が北護岸への移動を要請。県は「一時的な使用で、新西宮ヨットハーバー完成後は移ってほしい」とした上で、1995年3月まで敷地の使用を許可した。
 しかし、同クラブは「新西宮は係留料金が高く、受け入れられない」などとして、期限切れ後も移動を拒否。県は、北護岸で進める西宮ボートパーク整備の支障にもなっていることから、強制撤去を決めた。
 この日午前9時ごろ、県尼崎港管理事務所職員ら約50人が撤去作業に着手。プレハブ2階建ての事務所からソファやテーブル、書類棚などを次々に運び出し、重機で建物を解体した。
 同ヨットクラブなどは、県による事務所撤去命令の取り消しなどを求めて神戸地裁に提訴し、現在係争中。辻井元宏会長(48)は「県の都合で移動を押しつけられ、納得できない」と反発している。(岡西篤志、上杉順子)神戸新聞 2010.1.18



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 ↑画像は2009.12.12の西宮浜ボートパークのほぼ全景である。以前この新施設に移動するはずの艇数に較べて少ないようだがもうかなりのヨット・ボートが入っている。でも、この付近に元々少ない小型艇バースはガラガラですね。

 矢印のプレハブは阪神大震災で地盤が崩れた時に傾いたままの姿でずっと建っていたが、あまり使われているようには見えなかった。2008年に行った不法係留艇の代執行でヨットは新西宮ヨットハーバーに強制移動させられてきた時、ハウスも一緒にすればよかったのにと思っていた。その強制移動させられて鎖で繋がれていたヨットには、まだ充分乗れるヤマハ33や殆ど廃船のヨットなど数隻が長い間新西宮ヨットハーバーにつながれていたのにいつの間にか居なくなっていた。

 もう役所と話がついたんだとボクは思っていたのだが、先日、東隣の甲子園浜埋立地の港湾用地の片隅に上架されて並んでいるのを発見し、彼らはまだ裁判をやっているんだと納得した。


【関連記事】:不法係留ヨットを強制撤去(西宮市西宮浜)
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by pac3jp | 2010-01-21 08:38 | ウオッチング  

不法係留ヨットを強制撤去(西宮市西宮浜)

 9月24日(水)11時頃、ハーバーにいた仲間から「警戒船を引き連れた作業船がハルに傷があり、ブームもないボロのヨットを3隻曳いてきたよ、何かあったんやろか?」と自宅にいたボクに連絡があった。
 暫くしてテレビニュースで報道されたので西宮浜北護岸の不法係留ボートの行政代執行が始まったのだと分かった。

 曳航されてきてハーバーの桟橋に立ち入り禁止のテープと鎖で繋がれたヨットに驚いたヨットマンのブログはここをクリックしてみて下さい。

c0041039_90571.jpg 左画像は当日のお昼のNHKニュースの1カットだが西宮今津ヨットクラブと“不法係留と思っていない云々”のコメントもあったが、いまさら何を・・・という気もするなぁ。

 産経関西Web版には《西宮浜、ボートを強制撤去 「不法係留20年」》の見出しで写真と記事が出ていた。

 この問題はかって近くに勤務先があったので20年来関心を持って眺めてきた。

 大分前、これらの桟橋のヨットオーナーの一人から「タダでは泊めてないで、公正証書を巻いて係留料金は裁判所に供託しているんや」と聞いたが、本当だったのかな・・・。

 長い時間が掛かってやっと昨年、移転の受け皿であるボートパークも完成したが、役所の設計ミスもあり係留設備の手直しなど条件交渉をして、静穏な海面に新設された係留場所を安く使える権利をほとんどのオーナーは行使されたように思ったが、そうではなかったらしい。
 新聞記事によると、昨年7月現在で107艇の約6割が移動。残る39艇のオーナーが移動に応じなかったため、代執行に踏み切ったという。でも実際に曳航されたのは4隻だったので残りの35隻はボートパークに入ることにしたのか、どこかもっと安い場所を見つけて移動したのだろう。

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 また、近くに会社をお持ちの社長さんから当日の現場画像↑を送って頂いた。午前中に強制執行し、空になった桟橋には早速、作業台船が入りクレーンで杭を抜きはじめた。また、北護岸にある陸置きヨットやクラブハウス風の建物も撤去の対象になっているという。

 これで阪神大震災で傾いた北護岸も桟橋が強制撤去された部分については13年振りにやっと復旧工事に取り掛かれるはずだ。


【関連記事】1:西宮浜ボートパーク計画
【関連記事】2:西宮浜ボートパーク着工?
【関連記事】3:ミスマッチ?
【関連記事】4:不法係留権? 
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by pac3jp | 2008-09-26 09:10 | ウオッチング  

不法係留権?

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 西宮浜ボートパーク施設は昨年3月末に完成したが、管理者と使用者側のミスマッチで、出来上がった施設をまた税金で手直することになったという。
 最近、遠くから見ると西宮浜ボートパーク方面に大分マストの数が増えてきたので、久し振りに見にいった。
 近くの西宮大橋から見下ろすと、多すぎるなと思っていた小型ボート用の華奢な桟橋の数は減っている。そして、以前は狭い間隔で打ってあった杭が一本おきに間引かれて広々している。でも、そこに30fクラスのヨットが2隻入っているが、なんか中途半端な間隔に見える。
 それに役所と交渉して杭まで抜いてもらっているのにボートパークに移転しているのは全体の1~2割くらいだろうか、まだ35隻だけだ。

 西宮ボートパークは周辺の港域で不法係留しているプレジャーボートを収容する為の施設なので、この係留料金の安いマリーナに係留しようと思ったらまず、「不法係留」をして役所から「不法係留プレジャーボート」と認められる必要があるのだ。

こんな話しを聞いた。

 沖には長い一文字防波堤があり、埋立地に囲まれて波も入らない奥まった場所に短い防波堤がある。漁船も作業船もいなくて何の為に作った波止か知らないが5~6隻のフネを止めるスペースはある。既に数杯の手入れの悪いヨットやボートが繋がれている。付近に住宅もなく少し無用心だが、仕切屋のようなうるさそうなオッサンも見かけない。只で係留するには格好の泊地だった。

 ある日、フネに行って見ると役所から「貴方のヨットは不法係留です」という紙が貼ってあった。ラッキー!これでボートパークに入れる「不法係留権?」をゲットできたのだ。
 只よりは高いが、ちゃんと公から認められ、胸を張って船を保管できると喜んでいた。・・・と。

 だが、もっと安くなければ移転は「絶対嫌だ」という人もいるので、いずれ空きスペースはでてくるはずだ。その時まで暫く待てば、変な権利?を確保しなくても、きっと入れるのでしょうね。
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by pac3jp | 2008-01-18 07:28 | ウオッチング  

ミスマッチ?

c0041039_12383160.jpg 4月には西宮浜ボートパークが出来上がったようなのに、一向に係留するヨットやボートがいないのでどうなっているのだろうと思い先日、海から見学に行った。そこには杭係留バースが50~60隻分と小さい桟橋が付いた係留バース(左の画像)が70隻分くらい出来ていた。
 20fくらいの釣り船ならばぴったりだが、付近に係留されているヨットもボートもそんなに小さな船はそうない。殆どのヨットやボートもこの桟橋に着けることは出来ないだろうと思う。


c0041039_12405112.jpg この付近の不法係留と言われているフネ等は、国がボートパークに収容しようとしている都市河川など浅くて狭い水路に不法に係留している小型のヨット・ボートではないのだ。
 広い水域で仮設桟橋とはいえれっきとした浮き桟橋に係留しているフネも多く、マリーナと違い大きさによる係留料金の縛りもないので自然フネは大きくなる。フネのサイズは30f前後が一番多く、大きいのは40fを越すヨットも係留している。このように地域によって事情が違うので国が進める画一的なボートパーク設備では中々収容しけれないのだろう。

 今日、地元新聞の朝刊に ボートパーク「狭すぎた」 利用者ゼロ さっそく改良 と1面に掲載された。

やっぱりね! 打った杭を抜くなど追加工事が200万円もかかるそうだ。工事業者はありがたいが、費用は税金から賄うんでしょうかね?


以前の記事から:西宮浜ボートパーク計画
       :西宮浜ボートパーク着工?
 
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by pac3jp | 2007-09-05 12:47 | ウオッチング  

西宮浜ボートパーク着工?

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 ここ西宮市西宮浜は埋立地の人工島である。島の南側に新西宮ヨットハーバーがあり、北側には陸地に囲まれた適度に静穏な海面が広がっている。本船や漁船の航行もほとんどなく防波堤も要らない絶好のマリーナ海面である。

 ここには兵庫県から不法係留であるといわれている約230隻のヨットやボートが係留している(画像左上に見える)。その不法係留艇の受け皿になるボートパーク施設が阪神大震災で壊れた護岸が“やっと”復旧した部分から工事が始まった。
 西宮大橋の上から見ると槍付け26隻分が1ユニットになっているようだ。工事船の回りに杭を積んだ台船がいるので見た感じでは3ユニット73隻分のバースを造るのかも知れない。

 前にこのボートパークに移転するヨットの係留料に関して兵庫県とヨットオーナー側との交渉が地元新聞の記事になり、ボクも自分のブログに書いたが、その後交渉はどうなったかはよく知らない。だが工事は着々と始まっているようだ。

 この都市部にある貴重な海面を上手く開発して、特定のグループや既得権益をもつ団体に限らず、広くヨットやボートのオーナーに簡易な設備と費用が釣り合う係留施設として安く開放してもらいたいなと思っている。

参考:以前の記事「西宮浜ボートパーク計画」
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by pac3jp | 2006-12-29 10:01 | ウオッチング  

西宮浜ボートパーク計画

 先週末、7/28 付けで地元の新聞が「西宮浜ヨット係留の簡易施設利用者反発、移転に難色」と報じた。ボクはこのヨット泊地の近くに勤め先があったので10数年前に新西宮ヨットハーバーへの移転用の仮桟橋が出来た時、そして、阪神大震災で護岸も桟橋も壊れてその後、不法係留と言われながらもいつも桟橋は一杯だった。そんな状況をずっとその外側から見てきた。 
 昔から合法的に係留していた一文字ヨットクラブは甲子園浜に係留施設を建設してもらい移転した。そして、震災で傾いた護岸の補修工事が始まり、今は元通りの護岸に復旧している。
 だが、問題の場所の北護岸は震災後11年にもなるのに今だ復旧も出来ていない。それには不法係留の問題もあるが、その護岸に隣接している用地が港湾用地に指定されていて、県が所有している。建築物は建てられず資材置き場や駐車場になっているので北護岸が傾いても誰も苦情をいう人もいない。役所の職務怠慢かもしれない。

 でも、北護岸が傾いて良かった事もあった。その護岸に面した企業の敷地がどうも僅かだが北へ広がったようだ。確かに護岸が50cm傾けば埋立地全体の地盤は沈下はしたが面積は確かに広がった。

 話しが逸れてしまったが、新聞記事によると「ボートパークの年間使用料が一艇当たり十八万円と、ほかの施設の二倍となったことにオーナー側が反発。水道や電気も使用できない施設への移転に難色を示している。」とある。
 この18万円がどのくらいのサイズのヨットの料金か、だが、県のHP によると登録長7.5mとなっている。例えばLOA9mクラスとすれば新西宮ヨットハーバーの1/3。25fクラスでも半分以下だ。

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 ボクはヨットの係留場所はヨットを安全に係留する施設があり盗難を防ぐ仕掛けがあればいいと思っている。桟橋に電気と水道がきていれば便利だが無くても良い。管理事務所、メンバーズルーム、レストラン、マリンショップもいらない。今でも使っていない。

 料金の設定では 県尼崎港管理事務所は「民間マリーナ(停泊施設)の営業を圧迫しないよう料金設定した」などとし、要望には応じられないとの姿勢を示している。 だが、近隣のマリーナはバブルの前はフィート1万円などといっていたが、バブルで値上がりし、そのままの所も多い。設備の古いマリーナでは標準価格はあるが、交渉しだいでバブル以前の係留価格にしているマリーナもあると聞いている。
役所は民業を圧迫しないように・・・など言っているが経営努力しないマリーナもあるのである程度の価格設定は必要だと思う。

 ボートパークが計画されている海面は本船の航行も殆どないし、漁船もいない。埋立地に囲まれたマリーナ設置に適した静穏な水面だ。不法係留対策で230隻くらいの係留施設の建設だけでは勿体ない。少なくとも2000隻くらいの係留スペースは充分ある。 立派な管理施設は要らないのだ。上架や修理のマリンサービスは既存の新西のを使えば良い。質素な設備でも安くて安心な係留場所を求めているヨット・ボートのオーナーは大勢居る。フネの大きさで制限しているこのボートパークもおかしい。マリンライフをリッチに過ごそうと思っている人は芦屋の高級マリーナのベルポートに、普通のヨットハーバーの便利さが欲しい人は新西宮ヨットハーバーで、係留場所では多少の不便はあっても安い方が良いと思う人にはボートパークでとオーナーに選択できるようにして欲しいもんだと思っている。

参考:阪神南地域プレジャーボート係留施設等整備について(PDFファイル)
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by pac3jp | 2006-08-04 08:55 | ウオッチング