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テレビドラマの時代考証

 4月上旬に放送されたNHKテレビドラマ「大佛開眼」は奈良の「平城遷都1300年祭」の関連番組だろうか、初期の遣唐使船で帰国した吉備真備を主人公に貴族が権力を争うなか国家が大佛を建立する大事業に挑む天平時代の物語だ。その後編を、つい最近になってやっと録画を見た。

c0041039_9231355.jpg 古代ドラマは衣装や建築物など専門家が時代考証をしてから撮影されるのものだと理解しているが、このドラマを見ていてボクは最後の部分の二ヶ所ほど違和感を覚えたシーンがあった。

 それは藤原仲磨呂が戦(惠美押勝の乱)に破れ、傷を負い、ただ一騎で琵琶湖湖岸にたどり着き、岸に舫われた小舟で脱出しようとする。小舟は古びた色合いにしてはあるが、構造は今も使われている棚板つくりの伝馬船だったことだ。

c0041039_9234245.jpg この時代の小型船は刳舟(丸木舟)だった可能性が高い、大型船は刳船の船底部と舷側板を持つ準構造船になっていた。それが刳船部分が航(かわら)になり、棚板つくりになってくるのはずっと時代が下って16世紀中期からで、磯で漁をする小型漁船などは原始の時代から、そう進歩のない丸木舟が昭和の時代まで使われていたという。
 右上の画像は男鹿半島で使われていた「エグリブネ」と呼ばれる丸木舟。

c0041039_9241489.jpg また、最後のシーンはその小舟に真備が乗り、船頭が櫓を押し沖に漕ぎ出してゆく場面がある。これも少し引っかかる。櫓は7世紀中頃に中国から伝わり、平安時代に海船から普及したといわれているので、天平の時代に琵琶湖の小舟が櫓を装備しているのはちょっと早いと思いますね。まだまだ櫂の時代でしょう。しかし、映像では櫓も当然のように江戸時代初期に使われ始めた二材を継いだ継櫓だったが、初期の櫓は棒のような棹櫓だったのに・・・。

 スタッフリストに古代船の時代考証を担当した名前もあったが、多分、荒海を往く遣唐使船のシーンだけをを担当したのだろう。巨大な大佛のセットで予算が食い込み、時代に合った小舟を再現する予算が足らなかったのかもしれないなあ。


【参考Web】:NHKプレマップ「大仏開眼」Ver.2(ユーチューブ動画)
【参考図書】:日本の船 安達裕之 著 
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by pac3jp | 2010-04-28 09:35 | 歴史・民俗  

尼崎JR脱線事故から5年

 今朝の地元新聞は「107人が亡くなり、562人が重軽傷を負った尼崎JR脱線事故は25日、発生から丸5年を迎えた」と大きく報道している。

 ボクはその事故のあった2005年4月25日は九州一周の巡航中で、当日は針尾瀬戸の潮待ちの為、佐世保湾の西海町横瀬浦に早めに入港した時だった。通船桟橋に舫いを取ると近くにいた乗船待ちのお客さんが、ヨットに張ってある船検シールの「兵庫」の表示を見て、「神戸でえらいことになってるよ!」と何人もが教えてくれた。

 早速、近所でテレビを見ると、尼崎の脱線事故現場からの中継映像では、ほんとにえらいことになっている!

 JR福知山線は今の生活には余り縁の無い電車だが、以前に尼崎に勤務先があった関係で何回かは乗ったことがあった電車だし、現場はなんとなく土地勘もある場所だった。

 あれから5年たったが、ニュースで尼崎JR脱線事故が報道される度に必ず、のどかな入り江の雰囲気をもつ西海町の横瀬浦を思い出す。

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 上の画像が5年前の横瀬浦の様子だが、今日、グーグル地図の写真で見ると通船桟橋の東側(上の左岸)に大きなクレーンが付いた台船のようなものが写っていて、グレーぽい船が泊まっているのが見える。もしかして軍用桟橋が出来たのでしょうか。

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 この静かな入り江は1561年、ポルトガル船で上陸した宣教師達が初めてキリスト教の布教を始めたところで、ルイス・フロイスの等身大といわれる大きな銅像が横瀬浦公園の入り口に建っていた。

 5年もたつと世の中あれこれ変わってしまう、西海町は西海市になり、ハウステンボスの再建はやっとHISが引き受け、お世話になったマリーナは「施設が無償譲渡されるなら県有化が可能」と長崎県が表明しているという、さて利用料金などはどうなるのだろう。ちょっと心配。

 勿論、ボクも5才年を食ってしまいましたが、ま、これは世の中の変化と全く関係なく過ごしていたようですね。

【関連記事】:佐世保 横瀬浦です

 
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by pac3jp | 2010-04-26 12:54 | 徒然に  

ターボチャージャー

 かってのヨット仲間でエンジンを大事にするあまりだろうか、無風の海でもエンジンの回転はアイドリングの少し上で、ノロノロと機走していた人がいた。その全く反対のヨットマンもいた。彼はエンジンは最大出力で回すものであると確信していた。レースが終わり機走で帰港となるとアクセルレバーは一杯まで倒し、全速力で帰っていったものである。(いつでもトップをとりたい?)

c0041039_14583869.jpg 作業台の上に故障したのかモーターボートの大きなターボチャージャーがおいてあった。

 そのアメリカ製のボートは目の前を黒潮が流れる和歌山の漁港に繋がれていて、いつもはカツオやマグロのトローリングに使われているという。修理担当のメカニックにお聞きすると「このボートはトローリングスピードで長時間運転するとエンジンに良くない」とおっしゃる。
 確かに5~6ノットのスピードはヨットでは巡航速度でもモーターボートではアイドリングスピードであり、高速ディーゼルエンジンが効率的に動く温度にもならない効率の悪い運転状況のようだ。トローリング専用のフィッシャーマンや漁船はちゃんとトローリング速度にセットできるギヤーを持ってるという。

 モーターボートで大阪湾奥から串本沖までカツオ釣りに出漁するには数時間の高速運転時間があり、その後トローリングに入り、また帰路は高速運転となるので途中の低速運転は問題にならないが、このボートのように出港から5分で魚場、そして一日中低速で曳きまわしているとやがてこうなってしまうそうだ。

 車でもボクの弟が仕事で使っている2トントラックがたびたび故障して困っているというので、「まだ新しいのになぜ?」と聞いてみると、走る距離が短いからだという。道具と資材を積み、狭い道路を1.5km先の得意先へ行き、仕事終われば帰ってくる。1日たった3kmだけ。
 そんな日が多いから車の持つ本来の性能を充分発揮できないうちに運転を終わってしまうので、高回転高出力のディーゼルエンジンが駄々を捏ねているらしい。

 確かに機械類は大事にとっておいても駄目で、きちんと整備をしながら使っているほうがずっと長持ちするのは誰でも知っている。だがエンジンは高い燃料を食うので「ちょっと節約」と考えた時に魔が差すのでしょうかね。

 かって、ノロノロと走らせていたヨットのエンジンはずっと前に故障してしまった可能性は高いなあ。そして全速力で走らせていたヨットマンは今でもおNEWのエンジンをフルスロットルで走らせているはずだ!・・・とボクは思う。
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by pac3jp | 2010-04-23 15:00 | ボート  

さて、何でしょう?

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 日曜日、ハーバーの作業ヤードで見つけたワンカットです。

 何を写した写真かお分かりですか?

 ◎正解は新艇艤装中のまだハリヤードが入ってないマスト内部でした。

 これからメンハリ・ジブハリ・スピンハリの3本とトッピングリフトそれにスピンポール系ロープが数本。それにまだケーブル用の塩ビパイプに入線されてないVHFやレーダーの同軸ケーブルなどディーラーオプションがあるのかも知れない。

 マストが立ってしまうと新たにケーブルなどを入れるのは大変だがこの状態だと簡単に出来そうだ。ヨットに長らく乗っていてもマストまで倒して整備することは少ないのでマストの内部を見ることは簡単には出来ないが、ハリヤードなど動索と固定のケーブルがパイプなどで干渉しないようになっていれば良いが、そうでない場合、長い間にハリヤードがケーブルと擦れて損傷する恐れもある。

 ボクが昔に乗っていたフネはワイヤーのハリヤードとアンカーライトやデッキライトのケーブルがマスト内で同じようにぶら下がっていたなあ。でも、そのフネには3年くらいしか乗ってないので何とも無かったが、30年前の国産ヨットはそんなもんでしたね。
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by pac3jp | 2010-04-21 11:10 | ヨットの艤装と艤装品  

韓国で哨戒艦の船尾が引き揚げられる。

c0041039_17215624.jpg 3月末、南北境界線近くの黄海でナゾの沈没した韓国海軍の哨戒艦「天安」の艦尾部分が15日に引き揚げられこと、そして沈没に至った原因の調査が本格化されるだろうと各社のWebニュースが報じている。

 当初から北朝鮮の半潜水艇からの魚雷発射説や古い浮遊機雷に触雷した等、色々と説は出ていたが、これからは艦の切断面の解析によりもっとはっきりと原因が分ってくるだろう。いずれにせよ艦底下の水中で爆弾が爆発したときに生じる強烈なバブルジェットで艦体が切断、沈没されたということである。

 下の図は当初からあった北の半潜水艇による魚雷攻撃の概念図である。この海域は浅く潮も早いのでソナーの雑音も多く魚雷の接近を探知することは中々難しかったらしい。

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c0041039_17242062.jpg 昨日の報道によるとカプセル型機雷による攻撃を受けたのかも知れないと図で解説がついていた。

 これらは米海軍のキャプターと呼ばれる沈底式のホーミング機雷と同じでセンサーが敵艦の音紋を判別して短魚雷を作動させるが、誤動作もあるので敷設すると機雷の有効期限内はそのエリアに近づかないようにするらしい。

 こんな危険な機雷をお互いが領海を主張する境界線付近に敷設するというのも異常だが、漁船で撒いたといわれているが、それがたった1個だけという事はないだろう。

 そして、感応機雷ということになったら該当する海域の掃海はもう済ませたのだろうか。でも多くの艦船が救援活動に出動しているようなので機雷の危険は少ないのかも知れないが、充分な安全確保を願いたいものです。

【参考Web】:北朝鮮のサンオ型潜水艦 
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by pac3jp | 2010-04-16 17:31 | ウオッチング  

『凍える海』 ヴァレリアン・アルバーノフ著

c0041039_1014766.jpg 『凍える海』そして“極寒を24ヶ月間生き抜いた男たち”というサブタイトルがついている。

 このままでは全滅だ―1912年8月28日、聖アンナ号は23名の乗務員を乗せ、過去一度しか成し遂げられていない北東航路横断の栄誉を狙うため、ロシア・サンクトペテルブルクを出航した。しかし出発から2ヶ月たらずで、聖アンナ号はカラ海の浮氷に閉じ込められてしまう。航海士アルバーノフは同志を集め、北極からの脱出計画を実行に移すが、食料は刻々と減っていく。そして、生き延びようともがく彼らの前には、さらなる過酷な運命が待ち受けていた! 永き時を超えてよみがえった、ある航海士の壮絶なるサバイバルの記録。(裏カバーの解説より)

 大航海時代の末期、北極海に航路を開く北西・北東航路や北極・南極の極地探検に人々が熱中していた頃、北東航路はヨーロッパ・ロシアから北極海を通りベーリング海峡を抜け太平洋に出る航路を、フィンランド人のノルデンショルドが1978年に蒸気船ヴェガ号で初めてその航路を開いた。1978年9月2日には横浜港に、同じく12日は神戸港にも寄港している。下記の【参考Web】参照

c0041039_10165233.jpg 彼らが聖アンナ号で北東航路を目指しながらカラ海で氷に閉じ込められ、なすすべも無く4500Kmも北に流されて行く経路は略図に示されているが、航海士のアルバーノフと彼に賛同した乗組員13人が本船を脱出して南方のフランツ・ヨセフ諸島に向け、ソリを取り付けた手づくりのカヤック7隻を引き、氷の海を徒歩で進んだ記録であるが、ボクはバレンツ海のフランツ・ヨセフ諸島が北極海のどの当たりにあるのかも分らない。
 世界地図で探してみるが大体、北極海の地図そのものが少ない。しかし、近くにノルウェー領のスヴァールバル諸島の名が出てきたのでこのエリアは旧ソ連がらみの海洋冒険小説の舞台によくなっていたので少しは覚えていたなあ。

 海流や風で行きつ戻りつする氷盤の上を進んで行く彼らの行く手には危険が一杯だが、食糧や燃料が不足するとアザラシやシロクマなどの狩りをし、両方の楽しみ味わっている。そしてシロクマのステーキと特に肝臓が美味とも書いてあったが食べ過ぎるとヤバイらしい。

 島に近づきメンバーはカヤックとスキー組に分かれて行動するが、やがて皆はぐれてしまう。最後のノースブルック島フローラ岬に辿りついたのはカヤックの二人だけだった。そこには避難小屋と保存食糧とがあり、ここは天国だと感じたが、意外に早く救助されることになる・・・。

 氷の海で閉じ込められた探検隊の話で有名なのは南極のエンデュランス号の漂流だろう。この場合はリーダーのシャクルトンが苦労の末、全員を無事に生還させたことで、そのシャクルトンの業績から彼を現代社会の理想のリーダー像として、航海記はビジネス書としても読まれているようだ。

 それと異なり『凍える海』は船長は壊血病ため船に残り、氷の海から自然に開放されることに賭け、航海士は自らの力で助けを求める道を選んだ。そして遂に航海士ともう一人は他の捜索隊に発見され無事本国に生還するが、本船に残った船長たちも途中で別行動になった仲間も行方不明のままになってしまったのだ。

 この本は欧米では有名で「ナショナル・ジオグラフィック・アドベンチャー」が選定した「アドベンチャー100選」にも入っている名著らしいです。日本では文庫本で2008年5月20日に初版第一刷発行で、まだ新しい。
定価 680円。ブックオフで105円!

【参考Web】:フィンランド大使館 ノルデンショルド率いる北東航路探検隊の来航
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by pac3jp | 2010-04-14 10:23 |  

スターンのソーラーアーチ

 春から長期のクルージングにでるヨットは今頃はきっとヨットのソーラーなど最後に残った整備に忙しい時期かもしれないなあ。

c0041039_16524573.jpg 先日いつものマリーナに寄るとヤマハ30Cのスターンにソーラーパネルを搭載するアーチのようなヤグラを取り付けているオーナーさんがいた。お聞きすると自設計のフレームで、やっぱりソーラーを載せるとおっしゃっている。ざっと勘定して75W×2の150Wくらいは搭載できそうに思う。これだけあれば冷蔵庫からキンキンに冷えたビールがいつでも飲めるハズ。

 フレームを眺めていると、左右両サイドにステップのような足がかりが溶接されている。瀬戸内など潮汐が大きい港では岸壁からヨットに乗り移るのに便利なハシゴなんだと納得。

 数年前、鹿児島・枕崎港で横抱きさせてもらった旅の漁船は船尾両サイドにインチ半もある立派なステンのハシゴが装備してあった。夕方買い物から戻り、高い岸壁からも楽々と降りれたとき、次はこれを付けたいと思っていたがヨットは一般的に船尾が絞られているので漁船のようには行かなく、あとそのままになっていたが、スターン幅が広いこのヨットなら目的は達せそうである。
 ただ、このようなパイプ構造に詳しい人がブレース(斜材)が必要といってたが確かにそのとおりである。

c0041039_16534867.jpg その翌週だったか同じ場所に大きなソーラーパネルを載せた29fのヨットが整備に入っていた。ソーラーモジュールがヨット用にしては少し大きいなあと思っていたら、これは今、流行っている住宅用のパネルを転用したもので24Vの出力がでるパネルらしい。
 家庭用ならばパワーコンデショナーでDC250V~280Vを→ AC単相200Vに変換して電力会社の系統連系方式に繋がれるので出力電圧が高くても問題ないが、小型ヨットでは12Vのバッテリに接続するのでちょっと面倒である。DC-DCコンバータで24V→13.8Vにしても良いが多少ロスが出るし、もっと良い方法が多分あるのだろう。

 でも、部品の購入方法としては良い方法なのかも知れない。住宅だと標準タイプの3kWでは24枚~30枚くらいのソーラーパネルを設置するので1枚くらいはおまけで入手できる?かもしれないなあ。

 交渉力の全くないボクでは無理だが、お仲間にはそれが出来そうな人は幾人かは居そうだ。
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by pac3jp | 2010-04-09 16:56 | ヨットの艤装と艤装品  

パソコンの大掃除(LavieC LC700/4)

 このブログの更新などに2002年末から使ってきたノートパソコンが、どうもこのところ起動・終了などに時間が掛かるようになってきた。60GBあったHDDもいまや残り3GBとなりその影響もあるように思っている。

 そこで今回、思い切ってHDD換装とメモリー増設をし、あわせてレジストリなどパソコン内部の大掃除もあわせて行ってみた。

 機種はNECの「LavieC LC700/4」で、OSはWin XP、CPUは「Pen4 1.5GHz」、メインメモリーは 512MB、HDDは 60GBだった。それを今回、ハードウエアであるHDDを 60GB→120GBに増して換装、メモリーを 512MB→1.25GBに増設することになった。

c0041039_8325623.jpg HDDはPCの機種が古いので接続がウルトラATAと呼ばれるタイプで現行タイプのシリアルATAに比べ価格もかなり高く、OSで容量の制限もあるためバッファローの120GBに(DOSPARA、ソフト付き14,490円)と高かったが、フリーの引越しソフトで失敗してしまうリスクもあるのでソフト代が1万円だと諦め手を打つ。メモリーも256MB×2となっていたが256MBを1枚抜いてバッファローの1GB(DN333A1G アマゾンで3,980円)と部品をそろえた。

 まず、同梱ソフト「Migrata Easy」で古いHDDの中身を新しいHDDにコピーすると同時にパーティーションの変更も可能だったが、今回は同比率にしておく。これが2時間以上と結構時間がかかる。

c0041039_833474.jpg 次にWEBでHDD換装の事例を探すと同機種は無かったが近いタイプのモデルはあったのでそれを参考に分解を始めた。裏側からタッチパッド部分を留めてあるビスを4本外してゆすっていると簡単にキーボードと繋がっているタッチパッド部分が外れた。すると左側にHDDが取り付けてあるので固定ビスを外し、ソケットから引きぬく。

 コピーしたクローンが入ったHDDをPCのソケットに差し込む。ケースを固定して裏蓋を取り付けたら完成だ。メモリーは専用の場所から簡単に交換できる。PCを立ち上げシステムをチェックするとHDDのCドライブの空きは53GB、メモリーは1.25GB となっている。

 早速、「Wise Registry Cleaner Free」でレジストリを整理、圧縮してゆく。その後、OSの「プログラムの追加と削除」で長らく使っていないソフトを削除してゆく。次は「スタートアップチェッカー」で不要な常駐ソフトを削除あるいは休止にしてゆく。次は「Wise Disk Cleaner Free」でHDDのゴミを取り除く。そしてデフラグを実行する。

 このようにしてボクの古いパソコンは2万円の大枚をかけ大掃除したので、起動も早くなったし快適に動くようにもなったので、まだ当分の間は現役で動いてくれる筈である。本来なら古いHDDから可動部の全くない最新のSDDに交換すればもっと早くなるが、ウルトラATAに対応するドライブは少ないし、あっても高いので手も届かない。

 でもボクはこの速さで充分満足している。


【参考資料】:月刊誌「日経PC21 5月号」
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by pac3jp | 2010-04-07 08:45 | 徒然に  

遅まきながら3D映画「アバター」を鑑賞する

 この「アバター」は2010年度アカデミー賞の3部門を獲得したのは知っていたが、わざわざ映画館に出かけて見ることは無いだろうと思っていたのだが、運良くチケットが回ってきたので早速、3D長編映画としては生まれて初めての鑑賞をしてきた。

 アバターという名称は早くからYahoo!の着せ替えアバターを試していたのでその概念は大体理解していたが、ジェームス・キャメロンがどんなアバター映画に作っているのか興味があった。

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 キャメロンが構想14年の末に生み出したのは、観客に映画を“体感”させる超大作。この映画のために開発された最新の3D技術により、観客はあたかもスクリーンの中に放り込まれたような感覚になる。観客はキャメロンが生み出した神秘的なまでに美しい衛星「パンドラ」に降り立ち、これまで味わったことのない映像体験に震えることになるだろう。
 戦闘での負傷で下半身不随になり、車いす生活を送る元海兵隊員のジェイク・サリーは、衛星パンドラにある資源採掘のための“アバター・プロジェクト”に志願し、パンドラの先住民ナヴィ族と人類のDNAを組み合わせた結合体<アバター>となってパンドラの地を訪れる。ナヴィ族の信頼を得るため彼らと絆を深めていくジェイク。族長の娘ネイティリとの間にはほのかな恋心が生まれるが、やがてジェイクはあまりにも過酷な決断を迫られることになる――。

(「アバター」オフィシャルサイトより)

 映画はウイークデイの午後8時からとやや遅いスタートだったからか、一時のアバターブームも去ったのか場内の観客は30人くらいだ。ボクは少々風邪気味だったのでセキが出ても気にならないくらいに前後左右は空席だった。

 映画が始まると当然3Dらしく画面に前後の奥行が広がる。でも昔に見たテーマパークの立体映画はめまいがし、船酔いするぐらい凄かったなあと思い出した。

c0041039_1327289.jpg 映画の筋は分りやすいSFの「勧善懲悪型恋愛物語」だが、確かに背景になる森の映像はきれいだし、登場する白亜紀のプテラノゾンのような大型翼竜を乗用にしているのも面白い。試しにメガネを外してみても画面にそう違和感はないが、もちろんあったほうが間違いなく素晴らしい。

 午後8時に始まり、11時過ぎまで約3時間の長い映画だったが居眠りもせずに集中して鑑賞できた。そして、結構面白かった!!

 今年からパナソニックなどのテレビも3Dで見える機種が発売されるるらしい。シャープはメガネ不要の3Dディスプレーを開発したと発表していた。これからはテレビも今以上に表現力があるこれらの機種に変わって行くのだろうか。テレビ映画も大好きなウチの奥さんが欲しいというのは時間の問題だが、一般への普及は今の液晶テレビが壊れる時期まで延ばしておいて貰いたいものである。
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by pac3jp | 2010-04-05 13:31 | 映画・演劇  

STANDARD の国際VHFトランシーバー

 ボートショーの陸上ブースに昨年の規制緩和から安くなってきた国際VHF無線機で「スタンダード ホライズン」から発売されているVHFトランシーバーを展示説明していた。発売元はヤマハ系のワイズギヤー(Y'S GEAR)なので今後は全国のマリンショップで販売されるでしょうね。

 展示しているのは右から5Wハンディ機が2機種4台と25W固定機が2機種の3台である。
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 ハンディはGPS内蔵でDSC機能内蔵の上級タイプと、その2つの機能を含まないシンプルタイプがある。買うならDSC機能が使えるのが良いと思うが、こちらは5W の出力でも資格は2級海特が必要になる。
■ブルーウエーブJ  (定価29,800円)26,820円(インターネット調べ)
■ブルーウエーブGPS DSC機能(定価44,800円)38,080円(インターネット調べ)

c0041039_14252162.jpg 25W機も高機能タイプとシンプルタイプの2種類あるが、ボクなら拡声器機能がある高機能タイプの方にしたいと思う。それはマスト取り付けた30Wのスピーカーで入港時に対岸と通話したり、コクピットから荒天のバウ作業など指図するときにも便利に使える。それに濃霧の時はハンディのフォグフォーンより強力な霧笛として使えるからだ。
 それにちょっと高いオプションだが無線(Bluetooth)のヘッドセットもあるので忙しいスキッパーさんは重宝するでしょうね。
 画像はフルオプションの「クアンタム」で、左にリモコンマイク、スピーカー部分に無線のヘッドセットが引っ掛けてあり、左端に黒い外部スピーカーが見える。

■エクリプス プラス DSC機能  (定価29,800円)
■クアンタム DSC機能・拡声器機能(定価98,000円)
 これらの固定機は、外部アンテナと同軸ケーブルが、そして自分で設置出来ないと業者の工事費も必要になる。

 国際VHF無線機では昔からアイコムが有名だが、まだ国内では3種類しか売り出してないようで、ついこの間まで法外な値段で販売していた固定機のIC-M504Jも34,400円とぐんと安くなってきたが、WESTMARINEのラインナップにある拡声器機能がついた高機能タイプVHFのM604(570$)はまだ日本で売り出してない。

 スタンダードのクアンタムもアイコムのM604と同クラスなので98,000円はちょっと高いからこれから下がる可能性はあるねと、営業マンに言うと、「マリンVHF固定機(5W)は20万円していましたよ、こちらはパワーは25Wになり値段も10万円安くなってさらにこの機能ですよ!」とおっしゃるが、全く普及しなかった無線機の値段など高くても安くとも無意味ですよね。

 新しくVHFの機種を選ぼうとすると残念ながら免許の問題が出てくる。5Wのハンディを仲間の連絡用に使うならばシンプルな機種で資格は3級海特でOKだが、もしケイタイが使えない沖でトラブルが発生すれば高出力のVHFで救助要請したいし、より緊急状態になればDSCで周辺の船舶に救助を要請したいなあと思うなら2級海特の資格がいる。
 そんなことで、これから海上特殊無線の資格をとるなら2級以上を取ったほうが良いとボクは思っています。

【参考Web】:国際VHFのDSC機能 
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by pac3jp | 2010-04-01 14:36 | ヨットの艤装と艤装品