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小型の気象レーダー

c0041039_15554230.jpg 西日本高速道路会社が集中豪雨や竜巻などの気象情報を瞬時に把握できる小型気象レーダーを神戸・六甲山など管内で11基設置すると発表したと地元新聞が報道した。

 なぜ高速道路会社がそんな設備がいるのかと思ったが、昨年、10月28日、神戸市灘区の都市河川「都賀川」で遊んでいた子供たちがゲリラ豪雨で突然増水した川原で5人も犠牲になった。河川管理者はなぜ警報を出せなかったのかとマスコミに追求されていたが、市の土木事務所レベルは気象レーダーで雨量の観測などしていないだろう。
 国交省が管理する河川はレーダー雨量計やその他の観測機器でデータは把握されているらしいが局地的なゲリラ豪雨までは予測できないだろう。

 この気象レーダーはアメリカ製のXバンドを使う航空機用なので、小さくて設置も割りに容易だろう。従来の気象レーダーで観測できなかった高度2km以下の雲をピンポイントで位置や動きを観測して6秒おきにデータは更新する能力があり、その数多くの小型気象レーダーをネットワークで繋ぎ高速道路付近の気象が急変した際、迅速に交通情報としてドライバーに発信することが出来る。

 気象レーダーもいろいろあるが近年は異常気象の災害が多くなり空港のダウンバーストや竜巻の発生を観測するレーダーなどが新たに整備されていると聞いている。
 以前にカリブ海のダウンバーストで遭難してしまった帆船の本「白い嵐(WHITE SQUALL)」についてのお話を書いたが、小型の船舶は激しい自然現象に格別に弱く、出来れば避けて通れたらと思ったことだった・・・。

c0041039_1556411.jpg 海上航行中では雨雲が近づいてくるのがよく見える。真っ黒な雲の下に入るとゲリラ豪雨クラスの大粒の雨が降ってくることもあるが、雨だけなら大したことはないが竜巻や雷は怖い。今年の7月、沖縄の久米島の東で竜巻を目撃した。積乱雲の下だったのか黒い雲の下から海面に細い管状のものが垂れ下がってきて海面に着水すると同時に海面から高いしぶきを吹き上がっているのが見えた。天空から次のもう一本の竜巻が降りてきた。二本の竜巻はやがて一緒になり海面から高い水煙が上がっている。こちらに近づいてはなかったのでそう怖くはなかったが、一応セールを下ろし、荒天準備はした。
(右の画像はちょっと見にくいが2本の竜巻がみえる)

 気象レーダーを搭載しているヨットはまずないだろうが、春に見学した海底掘削船「ちきゅう」は持っているような気がする。専門の気象予報士が乗っていて掘削の時期などアドバイスしていると聞いている。テレビの気象予報士のように少々の読み違いでも実害はないのと違ってこちらは莫大な損害がでるのでそれなりに気象情報を収集する各種機材は持っているだろうと想像してみた。
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by pac3jp | 2009-10-30 16:09 | ウオッチング  

どこかで見たヨット?

 ここのフローティングボートショーに出展されているヨットは「新品ヨット」よりもディーラーが最近販売した「新型のヨット」を展示しているほうが多い。
 バブルの頃、東京・晴海の大きな会場で国際の名に値する国内外のピカピカの新艇がズラッと並んでいるのを神戸から見に行った時代もあった。その時代から考えると今のボートショーはまるで中古艇の展示会のように思うなあ。長い不況でボートショーはもうこんなもんだと洗脳されてしまったようだ。

 今回はヨットショー会場桟橋の端っこながら「本物」の中古艇が8隻だけ纏まって並んでいる。ヨットショーへくるお客さんは「新艇はただ見るだけ」に来て、「中古艇は探しにくる」人の方が多いはずだ、とボクは思っている・・・。
 顔見知りのディーラー社長がボクに自社で売り出している中古艇をよく見てブログの記事で宣伝してくれなどいっている・・・。

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 並んだ中の一隻で、その29フィートのアイランドパケット(IP)をどこで見たのだろう、船名に見覚えはあるが思い出せない。
 スターンにウインドベーンやレーダー・ソーラーとクルージング装備はついているが、フェンダーはみすぼらしいのが疎らに吊ってあるし、なにかがらんとした雰囲気のフネだ。社長にお聞きすると沖縄から持ってきたとおっしゃる。

 沖縄と言えば各地のクルージング艇が集まるのは宜野湾マリーナだろう。そう思って考えていると、この夏、確か同じ桟橋の数隻隣に和歌山のIP「ジェニファー」さんがいて、対面に少し大きいIPが泊まっていたなあ、そうだ、6月末頃にそのバースに入ってきたようだが、ボク等は座間味レースに出て7月1日には出港したのでオーナー氏とは会ってないなあ、と思っていたら写真が出てきた。

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 デッキにライフラフトは見あたらないが大きなドジャーとライフラインにコクピットを囲み込むようスプレーフードをつけ、コクピット後部のレーダーアーチにはレーダーとソーラーパネル、それに小さい船外機を装備した国内ロングクルージング中という雰囲気のヨットだった。

 やっぱり同じフネだった。ドジャーとスプレーフードを取り外していたので受けた印象が大きく変わったのだ。沖縄で見たときは南太平洋から帰ったばかりでまだ現役だったのかも知れない。しかし、「for sale」となるとヨットの印象は大きく変わりますね。
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by pac3jp | 2009-10-28 14:12 | ウオッチング  

新しいアンカーシステム

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 先のヨットショーで最大のヨットは45フィートの「Moody 45DSe」だった。後から見るとダブルステアリングだし、幅が4m以上ある特大サイズなので一瞬カタマランかなと思うほどスターンにボリュームがある。ヒールすると風上は怖いだろうし、ツインラダーは当然絶対必要ですよ!

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 伝統的なクルージングヨットはバウの頑丈なアンカーローラーに重いCQRアンカーが鎮座しているのが常となっていたが、数あるビルダーの中にはそこに新機構を組み込もうと試みるビルダーやデザイナーがいる。↑左の画像はデヘラーヨットの例だがアンカーはデッキ上になく、ステムに埋め込み人力に頼らずアンカーリングできる方式だ。↑右の画像は「Moody 45DSe」のバウだがすっきりしてまるでレーサーのバウみたいだ。

c0041039_6565218.jpg キャビンはデッキサルーンなので広いのは当たり前なので、バウの大きなアンカーウエルも見やすいように開放されているのを見に行く。
 新型のアンカーシステムを搭載しているというのだ。アンカーは50ポンドのデルタアンカー、下向きで頭も後を向いている。シャンクの部分がステンレスの構造物で保持されていて、その奥に蓄力用の油圧シリンダーのようなものに連結されている。(左上の画像)

 ディーラーの営業マンがデモしてくれる。「25kgのアンカーは重いですよ!」と、「こうやって」と油圧シリンダーのそばにあるペダルを踏むとその重いアンカーが自分で立ち上がってきた。あとはアンカーローラー収まったシャンクにを手をそえてバウの定位置にあるピンにセットするとアンカー準備は終わる。あとはストッパーを外しアンカーレッコーすればOKだ。錨鎖はピンでデッキと固定されているアンカーローラーに乗って繰り出されしっかり保持されているらしい。(左下の画像)

 揚錨したあとは錨や錨鎖を水洗するホースがチェーンロッカー内に用意されている(ホースリールが少し見えている)。全てが終わるとデッキハッチを閉めれば蹴躓くものもないすっきりとしたバウデッキになる。

 このヨットの外観や内装から想像するとフルタイムのクルージングなど想定になく、アンカリングする頻度は割合少ないのでアンカーやウインドラスなど邪魔物はデッキ下に収納しておいてデッキはシンプルにしとこうという考えだろう。

 ボクはアンカーシステムは使いやすくて故障しないシンプルなのが一番と思っている。このような複雑?な連結機構や油圧かバネかは知らないが海水を被るバウのデッキ下にある蓄力シリンダーなど特に心配だ。面白いけど実用にはなるのか疑問だなあ。
 でも、頻繁に使うことはない装備なのでそう問題は起こらないのかも知れない・・・。
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by pac3jp | 2009-10-26 07:05 | アンカー  

フローティングヨットショーとキャンピングカー

c0041039_1112446.jpg 先週はモーターボートでその翌週はヨットのボートショーが開催されている。17日の土曜日に行ってみると、予報は曇りだったが、運悪く昼ごろから雨になり会場のビジター桟橋もお客さんの姿はまばらである。でも展示艇の数はほぼ桟橋一杯の様子だ。

 新艇はいつもの関西系ディーラー・ビルダー各社が出展しているが、今回は珍しく関東系ディーラーが一社、アメリカ艇を出展している。

 今回、ビジター桟橋の一番沖は中古艇専用の売り場になっていて一艇につき1万円の出展料だそうだが8隻のヨットが並んでいる。ボクのお仲間艇もオーナーがついに大型艇に乗り換える気になったらしく、値札をつけて並んでいる。

 陸上展示はマリングッズのブースとデイセーラーが一隻だけで、あとは中・小型のキャンピングカー5台と40fのトレーラーハウスが一台展示されている。なぜか値段は500万円クラスで揃えている。

 一方、桟橋に並んでいる中古ヨットは「ヤマハ30S」の230万円から「アイランドパケット29」の880万円までと価格の幅があるが、ボクの「カン」で中古艇を大雑把にイメージすれば、「ちょっとくたびれてきた10mクラスのヨットで500万円」というところかな。

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 その500万円の金額は5m弱の小型キャンピングカーの新車が買える値段になっている。国内を旅するのなら危険も多く時間も掛かるヨットの航海より高速道路が無料になりそうなこの時期、キャンピングカーの方が安くついて楽しいよと、ちょっと疲れてきたヨットマンや団塊世代のニューカマー達にアピールするためにヨットショーで展示しているのでしょうね。

c0041039_11151690.jpg とあるヨットディーラー氏は小さなライバル意識を露わに、「あんな小さな車では泊まれませんよ、現実は皆さんホテルで宿泊していますよ!」とおっしゃる。確かに狭いベットと小さなギャレーはあるが、ヨットに比べ寛げるスペースや荷物を置くスペースはなさそうだ。

 12mのトレーラーハウスは一見しただけでも充分な居住性はある。牽引は特殊なトラクターが必要なので簡単に移動は出来ないが長期に亘り滞在するのに適している。このトレーラーハウスも525万円である。全体にどうも、ちゃちっぽい印象だが車輪を外しオプシャンのフロートを組み込むとハウスボートになるらしい。

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 長さ12mで幅は2.5mくらい、可動式で出っ張る部分は4m程はあるのでヨットやボートのようにバウやエンジンルームなどデッドスペースが発生することなしに面積が生活空間として有効に生かせる。
 ハーバーには毎週やってくるが殆どフネを出さないオーナーさんにはエンジンや船底のメンテの心配がなくもってこいの別荘ボートになる。乗りたければ小さなモーターボートかディンギーを繋いでおけばいいだけだ。40fのカタマランより幅はズット小さいので二隻分の係留料は要らない。

 マリーナで泊められなくても、波が入らなくて景色がよい運河や静かな入り江などに繋げば良いが、ハウスボート用の電力・上下水道などのインフラが整備されてないとなにかと難しいかもしれないなあ。
 洋画など見ていると大きなハウスボートがいい背景で浮いている。アメリカではかなり普及しているようなので、やがて日本にもそんな風景が身近に見えるようになることでしょうね。
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by pac3jp | 2009-10-22 11:29 | ウオッチング  

オーストラリアの16歳女の子、ヨット単独世界一周に出帆

 昨日の夕刊ニュースで「オーストラリアの16歳少女、ヨット単独世界一周に出帆」と発表されたので、やっぱり今回も白人の女の子かと思った。日本女性では鹿児島の今給黎さんが無寄港単独世界一周にチャレンジしましたが、ラダー故障のため洋上で支援を受けたとかで、無支援条件は崩れたとかいっていたのはもう大分昔になってしまいました。
 その後、元気な日本女性は現れたのだろうか、ボクは聞いてないなぁ。


ロイターの記事より
 ヨットでの単独世界一周の最年少記録を目指すオーストラリアのジェシカ・ワトソンさん(16)が18日、シドニーの港から出帆した。
 先月、ワトソンさんがヨットの試運転中に貨物船と衝突したこともあり、今後8カ月をかけて挑む世界一周計画に対しては批判的な見方もある。クイーンズランド州政府が中止を公式に求めたほか、専門家からも計画に反対する声が上がっている。
 一方、家族や支援者らは、現地時間午前9時半ごろに出帆するワトソンさんを応援するため、シドニー湾内にある港に集まった。ワトソンさんは政府の巡視船に先導され、晴天に恵まれたシドニー湾から外洋に向かった。



 シングルハンドの航海は眠いもんなんでしょうね、誰もいない海でしっかりと寝て、沿岸など衝突の可能性がある海では寝ないで、という訳にもいかないでしょうが、充分なご注意で安全な航海を祈ります!

 内海の船舶が輻輳する海域でクルージングを楽しむ仲間のシングルハンダー船長さん達へも、今後の安全な航海を祈る!!
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by pac3jp | 2009-10-20 10:01 | ウオッチング  

クランプ付テスタを使い回路の電流を測る

c0041039_11443958.jpg 最近のヨットはGPSやオーパイ・冷蔵庫それにテレビ・パソコンなど電化が著しい。桟橋で陸電が使えたら全く問題はないが、一旦航海に出ると一般的にはエンジン付属のオルタネーターで発電し、エンジンスタート用を除き船用バッテリーに蓄えられた電力が唯一の電源になる。

 夏はどうしてもビールだけは冷やしておきたいという人、テレビの連続ドラマを必ず見なければ寝れない人、インターネットをチェックしなければ不安になる人と様々である。バッテリー容量が充分あれば全て可能だが、実際は限られた容量のうちどれを優先して使うかが問題になる。

c0041039_114573.jpg バッテリーの容量から各機器の消費電流(Ah)を差し引けば使える時間が計算できる。カタログ値でもいいが実際に自艇にセットされた状態で測定するのが確実である。それにはスイッチパネルから回路の直流電流を簡単に測定するテスターが必要になる。
 左上の画像は12V用のMgSWを動作させる電流をクランプ式のテスターで測っている。接続された電線の外からフォークを挿し込んでDC電流を測定し、表示は0.6Aと出ている。操作は簡単である。
(ちなみに今使っているパソコンの消費電流を測ってみると2.5A~4.5Aの間で動いている。メーカーは23W(max60W)と表示しているがそれより少し多いようである。)

 一方、普通のテスターを使って測っているのが左下の画像である。電源線を端子から外し、その途中にテスターのリードを挿入している。スイッチパネルだったらブレーカから端子を外さなければならないので作業の手間がかかる。でもクランプテスターの精度により細かい数値も表示できる。

 このようにして各回路の電流を測定し、表にしておけばバッテリーの管理に便利だと思う。

 もう一つ、バッテリー容量を直接監視する簡単な方法がある。これは標準で装備されているヨットもあるがアバウトであったりする。
 それは無負荷の時にデジタルテスターでバッテリーの端子かスイッチパネルのメンスイッチ端子で電圧を測ってみることで以下のことが分る。

12V鉛蓄電池の簡易な容量計測法(電圧を測る)
端子開路電圧(V) 推定残容量(%)
 12.7 以上     100
 12.46        80
 12.10        50
 11.86         30
 11.62         10
 11.50         0に近い
ただし、充電中、充電直後は不可。機帆走した時は数時間後に計測すれば可。

 ボクはバッテリーの電圧が12.0Vになると充電していた。この表で見ると残量40%という感じかな。バッテリーの規格では放電終止電圧は10.5Vとなっているが、ここまで放電するともう充電が出来ない状態になる可能性が多くなるので60%くらい使ったら充電する方が長持ちする使い方だろうと思っている。

【参考Web】:共立電気計器 「クランプ付ポケットテスタΦ6」の仕様・使い方
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by pac3jp | 2009-10-16 11:59 | シーマンシップ  

サーマルカメラ(赤外線暗視カメラ)は要りませんか?

 先の三連休はハーバーのビジターバースでモーターボートだけのボートショーが開催されていた。豪華ボートは割りに少なく、フィッシングボートの展示が多いように見えた。そして、殆どが試乗可能なので好天にも恵まれ大勢のお客さんで賑わっていた。

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 ボートビルダーは旗が好きですね、桟橋がより賑やかに見えます!!

 陸上の展示ブースは古野電気やマロールなど常連さんの他に今回はプレジャーボート用の赤外線暗視カメラの展示をしている会社があった。アメリカのサーモグラフシステムなどのメーカー、FLIR(フリア)社が製造した「ナビゲーターⅡ」である。デモ機はジョイスティックで操作するリモコンタイプだ。表示装置はfurunoのナビネットのディスプレーに画像を表示させていた。

c0041039_15403353.jpg 作戦中の兵士が使うらしい軍用の暗視装置は映画で見たことはあるが、なぜ、プレジャーボートに暗視カメラが必要なの?と営業マン氏に聞くと、「このサーモカメラをブリッジに設置すれば、日夜を問わず水面に浮いているゴミやさまざまな漂流物、浮標や定置網のブイ、マリーナや港湾などの夜間入港は勿論、他の船舶などを確実に判別できるカメラシステムで、光が全くない夜間はもちろん、激しい雨や多少の霧程度であれば不安を覚えることなく航行できるはずです」そして「最近では岡山のヨットにも設置していただきました!」と、おっしゃる。

 夜間や雨中など視界不良の航行は、遠方ではレーダーが有効だが、目標に夜間接近すればサーチライトの出番である。なにも赤外線カメラの必要はないように思うが、レーダーや目視で確認できない場合もあるのでそれなりの意味はあるのだろう。

パンフレットを読むとサーマルカメラの表示には4つの表示モードがあり、
1.昼間航行モード
2.夜間航行モード
3.落水者救命モード
4.夜間着岸モードがあるという。

 役に立ちそうなのは落水者救命モードと夜間着岸の場面だと思うが、かなり大勢のクルーが乗り組む船でなければ難しそうだなぁ。でも、2倍のズームもついているので防犯カメラ?としては役立ちそうですね。

 そもそも、このサーマルカメラは世界各国の警察やコーストガードなどが落水者を捜索救助する装置として使われているのと同じ仕組みということで、海面と人体の温度差をセンサーが検知しモニターにその画像を表示できる。そしてジャイロと複数のセンサーを使い船が動揺しても目標を連続して表示することも出来るらしい。

 費用対効果は後で考えるにしてもまず価格が問題だが、プレジャーボート用でデモ機と同じ仕様の
●リモコンタイプの「ナビゲーターⅡ」 価格:1,331,759円
 (消費税、送料、取付工賃、モニター含まず)
 となっている。工事を含むと200万円以上はしそうだ。

●固定タイプの「ナビゲーターⅡ」 価格:756,899円
 (消費税、送料、取付工賃、モニター含まず)

 まあ、使用頻度から見ればかなりお高い装備ではありますが、フネの安全装備にお金をかけるのは正当な支出なので決して無駄ではありませんよ、メガヨットなどはもうとっくに装備されていることでしょうね。
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by pac3jp | 2009-10-14 15:44 | ヨットの艤装と艤装品  

アフターレースのパーティ

 ヨットレースのあとは参加者全員が集まり、ビールを飲みながら勝者の健闘を称えるパーティをするのが昔からの定番だが、これをやるには手馴れたメンバーと事前の準備が欠かせないが、殆どがクルージングセーラーである我々は単独行動も多いのでどこかのヨットに集まって酒盛りするなんてことはよくやるが、こういう大勢で楽しむパーティの開催はどうも苦手のようだ。

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   ↑草レースのアフターレースパーティはこんなスタイル?

 今日のアフターレースのパーティには「マツタケと、さいころテーキ」を用意しているという。当然ながら、遠征してきた琵琶湖のヨットレースグループが食材も調理道具も全て用意してきた。そして、こちらは費用を分担するだけの暢気さである。

c0041039_15581099.jpg 6月末に沖縄で「座間味ヨットレース」に参加した。フィニッシュした座間味港で座間味村主催のヨットレースとサバニ漕帆走レースの参加者が数百人も集まり盛大にレセプションパーティをやっていた。パーティフィは3,000円だがオリオンビールも泡盛も飲み放題、料理も十分あるし、記念のTシャツも貰った。スタッフには若い女性が大勢いて受付をしたり料理を作ったりして忙しそうにしている。地元役場の人達だろうかイベント屋さんには見えなかったから。(画像は泡盛で盛り上がっているお仲間)

 新西宮ヨットハーバーでもヨットレースは開催しているが、レースの表彰式パーティは「仕出弁当と決まった数のビールかお茶」が配られるだけだ。BBQなどのときはイベント業者さんが準備に来ているし、会場の設営も各賞のカップもハーバー会社が用意してくれる。

 確かにボク等も昔はみんなで力を合わせて小さなヨットクラブのイベントなどを開催してきたもんです。しかし今はお金を出したら誰かがやってくれる時代になってきました。レースの運営はヨットクラブのプロスタッフが、パーティはレストランでシェフのお料理が並ぶ。
ヨットマンはただ帆走するだけで良いんです!

 昔はそんなヨット環境が理想のように思っていた時期もあったが、今はメンバー皆が分相応に分担してレースなど色んなイベントを開催できる力を持ったヨットクラブが一番かなと思っている・・・。
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by pac3jp | 2009-10-08 16:08 | 音楽・パーティ  

久々の草レース

 昨年の10月にピアネットの帆走会レースに出て以来久々の草レースである。前回は中位グループにいたのでトップグループの走りははるか遠くでよく見えなかったが、今日はそのトップグループにいたX-382に乗ることになっている。ライバルは当然、前回優勝の腕もフネの性能もピカイチなX-362Sである。

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 艇長会議 草レースらしいなぁ

 本日の参加艇は28フィート~38フィートまでのクルージングヨット9艇だ。それに今回はクルー不足の各艇に琵琶湖でレースをやっているヨット乗りが三十人も助っ人に駆けつけている。

 お天気は快晴で上々と言いたいところだが、風は弱く、このさきが思いやられる感じだ。

 10時45分スタート、アウターマークぎりぎりを狙ってポートタックで出るが、邪魔なフネもなく楽勝で沖の赤灯台を目指す。ライバルはスタートライン上でスターボーをかける積りでやってきたが届かず我々の下を通過している。

 微風の上りは使い込んだセールを持つ普通のクルーザーは特に苦手のコースになるが、さすが元レーサー?だ、楽々と上る。しかし風はまばらで風向も定まらない。後を見ると3番手以降はだいぶ後になった。ライバルは鋭い上りで追いついてくる。風が振れたのでタックすると次のミートではライバルにしっかりリードされしまった。その後、大きなリフトに乗りマークまでに追いつくかと思ったが少し足りなかった、残念!

 沖の海面には輸送艦「くにさき」から発進したエア・クッション揚陸艇が阪神基地に向かうのだろうか、我々の集団に轟音をあげて近づいていてくる。でも音の割には引き波はなかったのでひとまず安心。

 赤灯を回航するとフリーにはなったがスピンにはきつい風向きだ、でもこれから振れそうなので先に揚げる。敵もさるもの、奥方との二人乗りなのに素早くスピンを揚げて逃げ切る体制になる。風は少し吹き出したように見えるがこちらからは中々追いつかない!
でも、皆さんはスピンUPで一仕事ついたので「乾杯!」とビールタイムになる。琵琶湖組の習慣だとおっしゃる・・・。

 次のマーク回航は難関だ、そこはジャイブが必要だもの。オーナーを含めて4人でジャイブのシュミレーションをしているが、いざ回航に入るとスピンポールがどこかのシートに絡んで返らない、デットランのままあさっての方向に・・・。
 敵は軽がるとジャイブをし、もう追いつけないほどはるか先行してしまっている。

 レース後半から南西が吹いてきたので例年のようにタイムリミットを心配しながらのセーリングではなく片上りで快適に飛ばしてフィニッシュできた。3番手はまだ見えないが、この風だとお腹が空いて堪らんという状況にはなりそうにないなぁ。

 レース後はビジターバースで「さいころステーキとマツタケ」の昼食パーティがあるらしい、みんなの集まりもきっと順調だろう。

【関連記事】:我らがローカルレース(動画版)
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by pac3jp | 2009-10-06 15:49 | ウオッチング  

ご意見案山子(かかし)かな?

 ボクは長らく神戸市西区に住んでいる。西区の人口は24万9333人(H21/9/1)だという。でも、私鉄や地下鉄のターミナル付近のニュータウン以外にはまだ田んぼや畑がたくさんあり、全く田園風景で稲刈りもまだ半分くらいは残っている。
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 お天気がいい日に時々歩く散策コースからよく見える田の土手に毎年面白い案山子を立てているお百姓さん(多分?)がいらっしゃる。

 今年は総選挙前から民主党の「マニフェスト」をテーマに5体の案山子が田んぼの土手に立っていた。テーマ名は「タタ子」、子供手当て・子育て支援  円?と書かれている。「タタ子」とはどうも民主党支持者ではないような気もするが、まぁそれは今回関係ない。良く出来た案山子なのでご紹介しよう。
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 1.乳母車に幼児を乗せたお母さん案山子

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 2.虫取りをする少年(小)

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 3.野球をする少年(中)

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 4.テニスをする娘

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 5.ヘルメットをかぶった少年(大)

 どうも上の乳母車の女性はこれら5人の子供とお腹にもう1人の子供を育てている頑張るお母さんなんだ。確かに子育て支援が欲しい年代でもあります。

 今朝、近くを通ると案山子は健在でしたが、新しい政権が発足したからだろうか、テーマと意見看板が無くなっていた。

 そうしたら、これから5体の案山子さん本来の働きは・・・と周りを見渡すと、既に近くの田んぼに稲はない、畑にはサトイモの葉っぱだけ、それに今年は農家の害鳥であるスズメも少ないという。

 あとはカラスやトンビの止まり木になるか、あるいは力作の案山子を眺めて楽しめる人のためにも、もう少し頑張ってくださいね。
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by pac3jp | 2009-10-03 16:03 | 徒然に