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豆タグボート

 沖縄・宜野湾マリーナに係留し終った時、数隻ほど離れたお向かいに面白そうなボートが泊っているのが見えた。
 それは小型のタグボートスタイルのボートで乾舷は低いが背の高いホィールハウスがあり、バウには太いクロスビットが、デッキは全面チーク材が張ってありおしゃれなワークボートに仕上がっている。

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 エンジンハッチから中を覗くと新品ではない「いすゞ」の4発、50HP位のエンジンが据わっていた。エンジンやデッキから想像するとボートビルダー製の量産品ではなく、ワンオフ艇か、あるいは別のフネからの改造艇だろうと見当をつけた。

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 翌朝はオーナーがやってきてどこかに出港していった。外洋に面した沖縄であんな低い乾舷では波をかぶり、走るのも難しいのにと思っていたが、沖縄でも波穏やかな日は当然あるので、そんな日に楽しめば良い訳だ。

 夕方、帰ってきた「タグボーイ」のオーナーさんと話をした仲間からの情報によると、そのタグボートは嵐で本船から落下し、岸に流れ着いた持ち主不明のライフボートを大改造して造られたといい、現オーナーがそのタグボートが気に入り、無理を言って改造した前オーナーから譲ってもらったという話である。

 また、彼は新西宮ヨットハーバーにも大型ヨットを置いているという。はてと、思い当たるヨットを思い浮かべると、2007年のジャパンカップに出ていたレース艇で B&C 49fの「CEREZO」が売られて、艇名は変わったがまだ陸置ヤードにいたことを思い出した。

 あの黒くて、正面から見ると真四角のハルをもつ49fのカスタムレーサー(ヨットデザイナーはスペイン人のBotin&Carkeek)をこのタグボートのオーナーが乗るのかとその対比に少々驚いた。

【関連記事】:レース艇
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by pac3jp | 2009-05-28 13:04 | ボート  

5月24日(日)沖縄2日目・糸満フィッシャリーナなど

 宜野湾マリーナに入港した翌日は主に電気関係で忙しかった。取り合えずパワーポストからのコネクタは借用で対応できたが、ケーブルを繋ぐと今度はエアコン電源ケーブルのプラグ内で短絡ヶ所があり、元ブレーカが飛ぶ。ケーブルを修理してエアコンを回すが、ほんの暫くは動くがパワーポストのブレーカが落ちる。どうもこのマリーナではAC120Vのアメリカ規格のエアコンはアップトランスを使って運転いるらしく夕方にはバートラムのオーナーさんからお借りした100V→120V(2KVA)の重いトランスを持ってきて頂き、何とかエアコンは動き出したが・・・前途多難!!

 ボクは翌、25日には神戸に帰る予定なので24日(日)に駆け足で沖縄観光をすることになった。残念ながらお天気は雨でも降りそうな曇り空である。

 まずは糸満フィッシャリーナの見学に行く。当初は糸満にヨットを預ける予定だったが、フネの修理が必要な事もあり、何かと便利な宜野湾マリーナになったので車で糸満フィッシャリーナの様子を見に行くことにした。

 場所は大きな糸満漁港の西側に隣接した埋め立て地にある。付近にホテルは一棟あるが他には何もない。北隣りは海水浴の出来る設備の整ったビーチである。海からのアプローチは糸満漁港に入る航路ブイはちゃんと設置してあるが、フィッシャリーナに入るには注意が必要で以前に港口のサンゴ礁に乗り上げたフネもあったとか。

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↑画像はフィッシャリーナ施設の配置図
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↑管理事務所とトイレなど、事務所の後は駐車場
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↑浮桟橋の様子(3本目から2本目に向かって撮影)

 4本の串桟橋に各々2基のパワーポストがある。しかしまだ係留しているヨット・ボートは少ない。上架はスリップからウインチで引き上げるシステムのようで、当日はトラッククレーンで漁船を吊り上げる作業もしていたのでビジター用の船台はないのかも知れない。

 ヨットマンも色んなタイプがいて、誰も来ない静かな入り江で過ごしたい人と、電気、水道、コンビニ、ホームセンターがワンセットでなくては楽しめない人もいる。
 ここはコンビニとホームセンターが近くにないようなので、ボクの仲間の街っ子ヨットマンの長期係留条件にはチョット外れてしまうらしい。
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by pac3jp | 2009-05-26 18:13 | 九州・沖縄周航  

5月22日 宜野湾マリーナ

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0600 アンカーラインを無事回収し伊江港を出港。霧雨、雲は低く蒸し暑い。南風10ノット。
0900 雨雲は通りすぎ風は落ちてきた。
北上のクルージングヨット三隻と行き交う。大抵は熟年シングルハンダーだ。
残波岬を越えると薄日が差してきた。暑い!!
1100 宜野湾沖のNO.2赤ブイからマリーナへアプローチを始め、珊瑚礁の海をNo.3~No.9ブイまで忠実に辿る。
1120 宜野湾マリーナ到着。これで阿吽・DREA夢、二隻の前半のクルージングは終了した。二隻共ここでフネを一月程預けておく予定。

初めて入るマリーナで長期滞在するには何かと準備が必要だ。一番はパワーポストの電源プラグだ。これが4P30Aロック付き、でそう簡単には手に入らない品物、あれこれ相談していると前に泊めているボートのオーナーさんが貸してくれることになったらしい。ラッキー!
これでエアコンが使えると暑がりのオーナーは喜んでいるがさて・・・。

デッキ洗いも大好きな彼は久しぶりにホースを握り嬉しそうである。暫くするとライフラインにロープやバスタオルの万艦飾が出来上がった。
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by pac3jp | 2009-05-22 20:30 | 九州・沖縄周航  

5月21日 沖縄県伊江島・伊江港

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前日の夕方、役場の吉田さんからパネルに貼られた「与論島寄港証明書」を頂く。

0600 与論島・茶花港出港 天気予報は晴れとなっているが朝は霧がかかり視界は悪い。南東の風、10ノット。
0730 ガスは少し薄くなってきた。針路231°艇速6.3ノット、時々晴れ間がある。
0800 左舷に沖縄本島が、右舷に伊平屋列島が見えてきた。
1000 晴れ、青い空白い雲、南風14ノット、波50cm正に沖縄の海だ!
北に向かうシングルハンドのヨットと行き交う。
1230 備瀬埼灯台を左舷前方に見て向かい風の伊江水道に入る。
1400 伊江港に到着。西側の船溜まりに槍付けで係留しようとしたが、珊瑚の海のアンカーリング第1回目は失敗。横風も強いので横付けに変更する。
14200 係留完了

梅雨の合間の夏日に大汗をかいて岸壁に繋ぎ終わると、フェリー桟橋の隣に浮き桟橋があり、後ろ半分は係留OKだと言う、次回入る時は使わせて貰おう。
トイレはフェリーターミナルに、水は港のスロープにある。
コンビニはファミリーマートが徒歩圏にある。食堂もあるがメニューが不可解だった。まず、みそ汁が600円と書いてある。ボクらは和定食のみそ汁をイメージして、高い店だと判断したが、ゴーヤチャンプルは600円なので普通の値段だ。それに、食堂のおばあちゃんが話す言葉がよくわからない。

後で地元の先生にお聞きすると、具沢山の豚汁の様だと説明され納得する。

沖縄エリア1日目は文化の違いを感じた港だった。
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by pac3jp | 2009-05-22 08:32 | 九州・沖縄周航  

5月20日 与論島・茶花港

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雨の知名港内にはハリセンボンが異常に多かったなぁ。何でかな!?

0700 小雨に煙る沖永良部・知名港を出港する。
東の風、12ノット、波1.5m、雨。アビームで20マイル先の奄美群島最南端の与論島を目指す。
0900 雨が上がる、後8マイル。
1015 茶花港の沖に到着、町役場の総務企画課の吉田さんに出迎え依頼の連絡を入れる。
1120 重要会議中との返事があったが、やがて沖にボートで現れサンゴ礁を掘削した水路を港内に案内して頂き、泊地に無事係留完了。

古い港湾案内とは港の様子が大分違うので入港には役場のホームページを参考にした方が良い。

港内にただ一ヶ所ある浮き桟橋には「海の寅さん」と称する大分の「ちかチャン」が居たので色々と面白い情報を教えて貰う。

買い物はAコープが役場近くに、トイレと冷水シャワーは岸壁の近くの公園にある。冷水と言ってもそう冷たくはない。水は漁港のビジターバースに入れば給水は可能。
残念ながらお風呂はないようだ。

残念ついでのお天気は今日も雨、曇り、少しの晴れ間と目まぐるしく変わる。
本格的な梅雨空だなぁ。

明日は沖縄県・伊江島の予定。
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by pac3jp | 2009-05-20 17:26 | 九州・沖縄周航  

5月19日 沖永良部島・知名漁港

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漁船も人も動かない静かな亀徳港、残念ながら24時間使える公衆トイレがなかった!

0700 徳之島・亀徳港出港0800 雲低く小雨。西風10ノット、針路230、6kt
1000 曇り、北西15ノット、波1.5m 前方に低い島影が見えてきた。
1110 沖永良部島・国頭岬灯台、右舷正横 晴れ間が出てきた。
1310 知名漁港到着 また小雨が降ってきた。この港は漁港となっているが、外港には沖縄~鹿児島航路の大型フェリーが着く岸壁がある。広い内港のガランとした岸壁に二隻とも横付けする。
この漁港はほとんどが兼業で専業漁師は少ないと聞いた。

トイレ・水道は港公園に。お風呂は港の前の知名町フローラル館(@500円)、コインランドリーあり。
夕食は「阿吽」さんがまたも釣り上げた新鮮なカツオを併設されている居酒屋で刺身とあらだきにしてもらい、美味しく頂く。

買い物は徒歩20分の商店街?へ。夜も雨が降っている。
明日は与論島だ。
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by pac3jp | 2009-05-20 08:03 | 九州・沖縄周航  

徳之島・亀徳港の様子

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昨夜UPした記事の画像が抜けていました。
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by pac3jp | 2009-05-19 19:05 | 九州・沖縄周航  

5月18日 徳之島・亀徳港


0600 奄美大島・古仁屋出港 東の風、曇り。我々は南へ、「ちちじま」は西宮向けで北へのコースを取る。
0640 大島海峡東口より太平洋側に出る。
0840 与路島右舷正横、東の風、5~6ノットうねりあり、小雨が降ってきた。
1145 徳之島・亀徳港にはいる。新港フェリー桟橋裏の漁港に係留する。漁船が割合い少ないので空いた場所に適当に繋ぐ。

隣の渡船ボートのおじさんによればこのところ毎日ヨットが寄港するという「何かヨットの大会が有るの?」と訊かれたが、それだけ南に下るヨットが多いのだろう。

亀徳港付近にスーパー、コンビニ、食堂、ホームセンターと必要な物は大抵揃う。お風呂は近くの大船旅館で入らせてもらう。(@300円)

夕食は今、ボクたちでブームになっているファミレス「ジョイフル」の定食だ、安くて美味しい。奄美大島・古仁屋で貰ったサービス券も徳之島でも役にたったし、ラッキー!
明日の沖永良部島でもこのお店が有ることを期待しよう!
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by pac3jp | 2009-05-18 21:09 | 九州・沖縄周航  

5月17日 古仁屋・休養2 日目

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0845 加計呂麻のBW24、ブルーウォーターアドベンチャーがここの泊地にやって来た。東京からこの海でセーリングするためにやって来る女の子を1人ピックアップするためだと言う。屋久島でもそうだったが、若い女性の行動力には感心する。

午前中は図書館で奄美・瀬戸内の歴史を少々と郷土館の展示で島の昔の暮らしを想像したりする。

午後は夢丸さんがいらして、車で高知山展望台に案内して頂く。ここからは大島海峡と加計呂麻島が一望出来るし、設置された望遠鏡を使えば古仁屋泊地にいるヨットも見える。

山を下り、夢丸さんご推薦の阿鉄湾の見学に行く。大島海峡に面しているが深い入江になっていて、台風でも波が入らず、最高の避泊地という。現在は三隻のヨットがブイ係留している。ビジター用のブイも用意してあります。
テンダーで沖止めされた一隻のヨットに上がり、自然が一杯のロケーションに合わせたマリーナ計画のお話しをお聞きする。

だが、近々の問題は今年7月の皆既日蝕に合わせやって来る多くのフネの台風避泊の場所として阿鉄湾に定置ブイを設置したらどうかと役所に提案しているとお聞きした。
確かにトカラ群島には台風に耐える港は皆無なので、奄美大島の深い入江にしっかりしたブイがあれば最高に嬉しいなぁ。

陸上にはヨットヘーブンと称される、シャワーとウォシュレットまで完備した小さな建物があり、また、近くに岡山から移住されたヨットマンの新築住宅もある。自宅の居間から静かな入江に浮かぶ愛艇を見守りたいと思うヨットマン理想の泊地ではありますね。
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by pac3jp | 2009-05-18 10:11 | 九州・沖縄周航  

5月16日 加計呂麻島に渡る

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上の画像はせとうち海の駅の入り口にセットされた皆既日蝕の観光キャンペーン用のぼり。奄美ではよく見かける。

せっかく古仁屋に来たからには加計呂麻の観光に行くべきだと言うことになり、10時20分出港のフェリーで対岸の加計呂麻・瀬相港へ渡る、所要時間は25分。

港近くで軽自動車のレンタカーを借り、約三時間の観光に出発。観光ポイントは海の特攻隊「震洋」の基地跡とヨットで行けて砂浜がきれいな渡連ビーチを見る事だ。

途中の生間(いけんま)港にヨットが五隻係留されていた。その内の一隻のBW24のオーナーとお話しをする。ここはビジターもOKとか。
彼は昔、北海道で山のガイドをして、その後あちこちで住んで見たが、ここ加計呂麻島が一番だと言う。
そして今は家を買ってヨットを使いセーリングやアウトドアスポーツの仕事をしながらもう地元民になっている。

陸上ヤードにはアルミのSS40が上架され外国人ヨットマンが長期の改修工事中だと言う。外人にとってもきっと居心地の良い島なんでしょうね。
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by pac3jp | 2009-05-16 21:40 | 九州・沖縄周航