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巡視船・護衛艦の体験航海や見学あちこち

 7月に入ると海開きの時期になり、あちこちで巡視船・護衛艦の一般公開や展示訓練がある。たまにはお世話になる巡視船やハイテクの塊の護衛艦を見学してヨットやボート以外のお船の世界を勉強するのも面白いよ。近くの海で行われるイベントを纏めてみましたのでご覧下さい。 
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姫路港での護衛艦体験航海・一般公開

体験航海 7月14日(土)午後1時30分~ 3時(要申込)
一般公開 7月14日(土)午後1時30分~ 3時
     7月15日(日)午前9時30分~11時
             午後1時30分~ 3時
体験航海予定艦:護衛艦「むらさめ」又は「はるさめ」要申込
一般公開予定艦:護衛艦「むらさめ」又は「はるさめ」申込不要

詳細はここ 

JCG神戸港開港140年記念クルーズ

日時:7月15日(日)PLH「せっつ」
第五管区海上保安本部では、「海の月間」に「平成19年度JCG大阪湾海上総合訓練」を実施します。
今年は、神戸港開港140年に因み、神戸市在住の小学生以下のお子様と保護者の方ペアで70組(140名様)をご招待させていただきますので、応募要領をご覧のうえ、多数の応募をお待ちしております。
なお、応募者多数の場合は抽選とさせていただきます

詳細はここ 

阪神基地隊 護衛艦一般公開
  
日時:7月21日(土)09:00~15:30の予定

158「うみぎり」基準排水量  3,550t
113「さざなみ」基準排水量  4,650t

※申込不要 詳細はここ 

平成19年舞鶴地方隊展示訓練
 
日時:7月28日(土)・29日(日)
イージス艦「みょうこう」など12隻の訓練

場所 等:海上自衛隊北吸桟橋及び若狭湾周辺海域
体験航海:1000~1600

※要申込 詳細はここ 

平成19年度呉地方隊展示訓練(ミニ観艦式)

日時:8月4日(土)・5日(日)09:30出港~15:30入港
 
大阪湾(淡路島東方海域)

乗艦:次の港湾で調整中
  大阪港(天保山岸壁及び中央突堤)
  神戸港(摩耶埠頭)
  淡路市津名港

※要申込 詳細はここ

応募の締め切り期日が真近になっているのがありますのでご注意下さい。
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by pac3jp | 2007-06-29 07:16 | ウオッチング  

フランス艇「REREVANUI」を訪問したが・・・

 今年4隻目のロングクルージング艇がビジターバースに入っている。スターンにフランス国旗が翻っている。船籍はPAPEETEと表示があるのでどうもタヒチからやって来たようだ。

 雨の日曜日、挨拶をしておこうという友人と一緒に彼らのヨットを訪問したが残念ながらお留守だった。ハーバー職員に聞くと朝から世界遺産「姫路城」の観光に行ったという。その後、舞鶴からフェリーで北海道に行き来月2日にハーバー帰ってくるとか。クルーはフランス人のカップルで男性の方は上手な英語を話すとか幾らかの情報は仕入れたが留守では仕方がない。

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 外側から観察するとヨットはベネトウの43f位のFRPスループだ。デッキにテンダーが載っている。目立つのはクルージングヨットで今や大人気のソーラーパネルが7枚も付いていた。そして太いトローリングロッドが2本両舷にセットしてあった。このオーナーは釣りが好きで魚もよく食べるのだろう。

 それにドジャーは完全な盲タイプだ。ビニールの窓は強度もないし直ぐに曇ってしまう。窓など無いほうがすっきりすると割り切っているのだろう。ロングクルージングヨットのドジャーは皆さんハードタイプの窓が多いようだ。

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 珍しいのは極地方面のクルージングは流氷対策でステムに分厚いガードをつけるそうだが、ステムの補強とこれもかなり大きいステンレス製のステム保護ガードが見える。上部はアンカーガードを兼用しているのだろう。バウデッキにウィンドラスもアンカーローラーに定番のCQRやブルースアンカーも載っていなくて、なにかすっきりしている。アンカーもウィンドラスも多分デッキ下に収納しているのだろう。

 スターンに回ると普通はスイミングラダーが付いている部分がハッチになっているみたいだ。クルージングヨットはどうしても積荷が多くなるのだ。従ってどんな小さなスペースでも有効に使わなくてはならないが、このハッチの中は何が入っているのだろう。もしかしたら大物を釣ったときに解体するためのステージだろうか?でも航海中なら怖いだろうね。
 オーナーにお会いしたら是非とも聞いてみたいもんだ。

 雨の降るなかもう1隻のビジターボート、ビキニから来ているノードヘブン62にも寄ってみたがここもお留守だった。どうも今日は我々のささやか?な国際親善も空振りに終わってしまったのだ。あぁ残念!!
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by pac3jp | 2007-06-27 09:27 | ウオッチング  

ヨットを乗換えたい!

 長く乗ってきた愛艇もやがて乗換えたいと思う時期がやってくるんです。そのきっかけはいろいろとある様だが、ボクもクラブレースをやっていた昔は、同じクラスの新艇が売り出された時、広告で謳われるそのスピードやデザインに心が動いたこともあった。

c0041039_14213151.jpg 最近、クルージングヨットを乗換えたいと思って新たなヨットを探しているオーナーさんと数艇のFOR SAILヨットの見学にお供した。フネを買い換えようと考える時にはちゃんと次のヨットに対する明確なコンセプトを持って探すのが普通だ。だが、今より大きなヨットが良いとか、安い出物だから、とか自分のヨット遊びのコンセプトより付帯する条件の方に気をとられているように見える人も時々いる。

 ボクのお仲間でつい一月前には純クルージングヨットにご執心だったのに今はかなりレーサーぽいヨットに嵌っているオーナーがいらっしゃる。
 何故?と思って日頃の言動からボクなりに分析させてもらった。

1.バースの数:確かに彼がクルージングに出るときはお客さんが多い。ヨットのバースの数よりはるかに多い時もあった。デイクルージングなら問題ないが船内泊のときは大変だ。大きなヨットにしたいのは正当な理由である。

2.ヨットのスピード:水線長が長いのはスピードも早いのでこれはやっぱり大きいヨットが良い。

3.ハイテクセール:以前のメンセールはファーリングなので逆ローチがかかったような形でいつも「セールパワーの不足感」があったこと。今度はケブラーで充分のエリアはあるがずっと取扱いは難しいよ。

4.冷暖房:ジェネレーター(パンダ)が装備してあった。同じエアコンを使っていてもポータブル発電機とはリッチさが違う!

5.オリジナリティ:陸置のクラブレーサーを彼好みの「レースにも出られるクルージング艇」にするのでかなり装備の追加が楽しめる。レーサーにフルドジャーが付けばかなり目立つ。多分大阪湾では唯一のフネになるだろう!

 こう列挙してみれば彼がそのヨットを選ぶ充分なメリットはある。でも、クルージングで使うにはそれなりのデメリットもありそうだが、快適装備の追加とオーナーのスキルアップでカバーしていけばチョット心配だが、まぁ何とかなるか。

 パワーのあるヨットを微風で乗るのは快適だが、吹いてくると思い通りにならない「じゃじゃ馬」かもしれないよ。でもそれを飼いならして手懐けてゆくのもオーナーの楽しみの一つだろう。

 そういえばボクの好みのヨットは「サラブレッドのじゃじゃ馬」よりも太くて頑丈な「ばんえい競馬のペルシュロン」の方だね。
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by pac3jp | 2007-06-25 14:27 | ウオッチング  

海水冷却ポンプのインペラ

c0041039_93931.jpg ボルボペンタMD2030型エンジンの海水ポンプのインペラが短時間の運転で破損してしまうという話はちょいちょいと聞く。

 ボクも以前ボルボペンタ2002エンジンを使っていたが、かなりの時間使っていても羽根が欠けることはなかった。ヤンマー2GMや3YMでもそのようなトラブル話を近くで聞いたことはなかった。

 つい最近、あまりによく破損するので「欠陥部品ではないか!」とボルボジャパン本社に説明を求めた仲間のオーナーがいらした。

 メーカーはそのインペラの耐用時間はたったの200時間だという。その時間でも早すぎるが、現実はもっと早くに壊れる。材質不良の欠陥品ではないのか?交換の度に熱交換器に入った羽根のゴム破片を掃除する手間も掛かる。なんとして欲しいと要請した。

 ボルボペンタの回答によると、EUの環境関連の規制でインペラのゴム材質が変更になったことが分った。そして変更された最初の材質のインペラは強度が弱く破損報告も多かったので再度ゴムの材質を変更したようだ。(海水ポンプはJabscoからのOEMか?)

 その後暫くすると代理店経由で対策済みのインペラが送られてきた。

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 上の画像のインペラには商品管理のためのロット番号が打ってある。アルファベットIから始る「I04517」(画像左)は最後に送ってきた部品。右側は1日運転しただけで羽根の1枚に割れが入ったインペラで、Lotは「H06516」だ。オーナーによるとその前についていたインペラは「G」から始るLotが打ってあったそうである。
 別のボルボペンタ2030エンジンを搭載しているオーナーの破損したインペラには純正品なのに何故かLotナンバーは打ってなかった。

 2030ユーザーで同じような故障が起こり新品を買うときは必ずインペラのLotナンバーを確認しよう。古い欠陥品の在庫を買わされると大損だ。小さなゴムのインペラでも1個 5,000円くらいはするのだ。ボクが飲んでる安いビールが2ケースも買える値段だよ!

 もしこれが車なら大事だろう。インペラが壊れるとオーバーヒートして最悪はエンジンが焼け付く重大な故障だ。部品に欠陥があれば全世界からリコールしなくてはメーカーの責任を問われる。隠したら後々もっと大変だ。
 でもヨットのエンジンではだ~れも抗議しないし、メーカーも情報を発信しない。うるさいユーザーがいたらやっと情報を小出しにする。なにやら一昔前?のどこかのお役所のようだね。

以前の関連記事から:マリンディーゼルエンジンとOEM
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by pac3jp | 2007-06-22 09:45 | ヨットの艤装と艤装品  

シュリンクされた新艇

c0041039_10391157.jpg ハーバーの作業ヤードに船体全部がシュリンク包装されたヨットが低い船台に乗っていた。シュリンクの上から D-40 RADICATEL-TOYOHASHI/JAPON と大きな赤い字でスプレーされている。フランスからトヨタの自動車運搬船?に乗って愛知県の豊橋港にやってきて、そこから陸送されてきたのだろうか。
 シュリンクを透かせて見るとバウにデュフォーのマークが見える。デュフォーの40fらしい。周りにマスト・ブームやキールも置いてある。多分地元のヨットディラーが輸入したフネだろう。

 神戸港を“ヨットで散歩”していると芦屋市と神戸市の丁度境にあるマリーナ「カミックス」でもシュリンクされた新艇がヤードに置いてあった。そのヨットはキールもセットされて輸入されているのでデュフォーとは別のビルダーからのヨットだろう。
 このマリーナは神戸港で通関したヨットを小型の台船に載せて移動し、マストたて等の新艇艤装をするのに都合の良い場所にあり、よくその作業をしているという。嵩の高いヨットを運ぶ大型トレーラーは台船に比べ結構高いのだ。

 長い納期で待ちかねた輸入の新艇がどこの港に入るかだが、一般的には輸入する業者の所在地に近い港に入っている。
 ババリヤヨットを買った友人お二人共が待ちきれず遠い福岡まで出向き回航業者と一緒に乗って帰ってきた。あと船会社の都合で横浜港や名古屋港で降ろしたフネを西宮まで回航してきたとかの話もある。反対に神戸港で降ろし、西宮から関東や中国・九州方面に回航してゆく場合も当然ある。

 慣れない新艇の長距離回航は危険が一杯だ。前に名古屋から大阪に40f新艇ボートを回航中、たまたまオーナーが舵を握っていて、外来艇にとっては「魔の田辺湾」で乗り上げ、舵を壊してしまったオーナーは悔しくて泣いていたとか。その気持ホントよ~く分る。

 ボクの場合はもう昔話になってしまったが、神戸港六甲アイランドで通関し、港運業者のヤードでマストを立て、前の岸壁からクレーンで進水させマリーナまで自分で乗って帰ってきた。細々したことはもうすっかり忘れてしまったが多少は緊張しながら操船したことは今でも覚えている。

 でも、かなり安く上がった新艇の受け取りだったのかも知れないね!!
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by pac3jp | 2007-06-20 10:45 | ウオッチング  

ヨットのキールさまざま

c0041039_9405663.jpg ヨットの船型が進化してきた過程で、キールのデザインがヨットの性能向上に大きく関わってきたことは間違いないだろう。ボクも高性能のヨットが一番いいヨットだと思い込んでいた時代にはアメリカズカップ艇やそれらの新技術を取り入れた外洋レーサーなどが理想のヨットのように思い込んでいたし、最新の流体力学によって設計されたキールがいいものだと信じていた。

 だが、ボクもヨットの遊び方が変り、ショートハンドのクルージングだけになってくるとヨットに求める性能は「波浪中の乗り心地、積載力、扱い易さ、浅い喫水、機走力」と帆走性能の向上とは全く正反対の条件が並んでくる。そしてそのような目でヨットを見れば又違うタイプの船型が、あるいはキールの理想の形が見えてくる。

 まず、画像(上)かなり過激なキールだ。幅が狭くてかなり長く下部に大きく重いバルブをつけている。メル・サカに出ていたオージーのレーサーだ。上架してなにやらキールの取り付け部をさわっていたがそのあたりに問題があったのかもしれない。

 画像(下)は最新のX-35fワンデザインレーサーのキールだ。このキールはバルブが付いているが、新しいファー47などのIMSレーサーはレーティングを考慮したのかストレートのキールに戻っているようだ。

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 ヨーロッパの大ビルダーのプロダクションボートのデザインはレースで好成績をあげたデザインをベースに普通のヨットマンでも乗れるフネに仕上げて販売される。従って船型もキールもよく似たタイプが付けられている。上の画像は比較的新しい50f前後の2艇を較べてみた。
 左は大型のジャヌー。右は同じくXヨットのものだ。レーサーよりは多少浅いキールがセットされているがよく似ている。

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 一方クルージングヨットマンに好まれるのは少し重めの中排水量や重排水量タイプのヨットだ。このタイプのフネのキールは最新のプロダクションヨットよりも前後に長く、デザイン的には古いがクルージング的な使い方ではメリットはある。画像(左)は大分古いファーストだがキールはこれ位のサイズが安心できる。
 画像(右)はアメリカ東海岸製で伝統的なスタイルでお金持ちに人気のヒンクリー42のキールだ。高級ヨットだがデイセーラー的に使うオーナーも多いらしと聞いている。

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 ヨットレースをしていた頃はロングキールのヨットなんて大昔に作られたクラシックヨットだけだろうと思っていたが、そんな事はなかった。ロングキールの愛好者は多く、今でもアメリカのアイランドパケットや北欧のナウティキャットなどロングキールやセミロングキールの新艇が沢山売られている。ここのハーバーでもロングキールの新艇が毎年進水している。ロングキールは直進性は良いがどうも後進が難しい。新型のナイティキャットは皆さんサイドスラスターを2基も装備して後進も旋回も自由自在だが本当のクラシックヨットは苦労している。
 画像(左)は38f、船齢40年の木造ケッチ。ロングキールだがスラスタがないのでバースの出入りに苦労していた。「僕の腕ではここは無理!」と、最近広いバースに替わっていってしまった。

 それで、あんたのフネはどうなんだと言われるが、重排水量タイプのヨットで喫水は1.7m、深い船体に前後には長いが短いフィンキール画像(右)が付いていて、下部は丸く膨らんで重さ3.4トンのバルブキール風になっている。キールの側面の上部分は深めのビルジウエルだ。こんなキールなのでレーサーのようにきっちりと風上に上るのは難しい。後進は長めのキールとスケグが邪魔して操船には少しだけコツがいる。でも波のある海面では乗り心地は良く、深い船体には充分な積載力はある。クルージングはレースと違い風上に向かって走る機会はわりに少ない。フリーのコースでは程々のスピードはあるのだから問題ないね。

 やっぱりこのキールがボクにとっての理想のキールなんだなと思っている。(^^♪
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by pac3jp | 2007-06-18 09:52 | ウオッチング  

船台を準備中!

c0041039_9203053.jpg 梅雨入り前で不安定な空模様の土曜日、人気も疎らなハーバーの作業ヤードでバリバリ、ガーガーとやかましい音を立てているグループがいた。そこでは使い古した船台の錆落としをしているのだ。ショットブラストやベビーサンダーで作業中だ。タガネや大ハンマーまで置いてある。皆さん覆面とゴーグルで人相もはっきりしないが錆の浮いた部材を懸命に研磨中である。

 面白いTシャツを着たオジサン風体型の人が一人頑張っていた。Tシャツの背中に「雨天決行」と書いてある。確かに今日のお天気は良くない。いつ降ってくるかも知れないのだ。そうだ、つい1時間前には大降りだったなぁと眺めていた。

c0041039_922328.jpg お手伝いしている顔見知りのヨット屋さんによると、さっきの大雨とTシャツのとりあわせがジャストタイミングで大笑いだったとか言っていた。よく見るとそのスタイルと口ぶりですぐに誰か分った。昔からの知り合いのヨット乗りだった。来月にはデンマークから長い間待ち焦がれたX-41の新艇がやっとやってくるのだ。乗るヨットがない淋しいレーサーから新艇でカップを狙って戦う仲間に入れる嬉しさがその錆落としの作業からでも感じられる。
 少々の雨ぐらい屁でもないのだ!

 このハーバーの上架ヤードには多くのカーボンマストのレーサーが並んでいる。一番小さいのがX-35ワンデザインで大きのは50f近い大型レーサーまである。つい此の間まではマム30やマム36が並んでいたがもうその姿はない。レース艇の大型化はどんどん進んでいるらしい。プロダクションレーサーはファーストの40fが1隻とあとは全部Xヨットである。彼のフネも近く仲間にはいるのだ。

 翌日の夕方にまたお会いした。さすがに慣れない二日間の肉体労働でお疲れ気味だったが、キレイにペイントされた船台を定位置に収めて、やがて上に乗っかるピカピカの新艇を思ってか満足げな表情が印象的だった。

 今頃はどこの海を日本に向かって航海しているのだろうか。ビルダーはデンマークなので多分、マースクラインのコンテナ船で来るんだろうが全くの野次馬ながらボクもヤッパリ待ち遠しいなぁ。
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by pac3jp | 2007-06-15 09:26 | ウオッチング  

スタンプラリーで関空マリーナに行く

c0041039_9393637.jpg 前日は上空に寒気が入ったとかで雷雨があったりしたが、今日の日曜日は割合良いお天気だ。4月に貰ってきた近畿「海の駅」スタンプラリーで関空に行ってみようと声を掛けるといつもの仲間が付き合ってくれた。

 本日の目的地は「いずみさの関空マリーナ」大阪・関空近くの泉佐野港にありモーターボートが多く係留しているマリーナである。新西宮ヨットハーバーから19マイル、大阪湾東岸なので潮の影響は少なく機帆走で約3時間の予定で出港。
 大阪港付近で水中の大型構造物を曳いている6隻位のダグボートに針路を譲ったたがほぼ予定通りに到着。マリーナの防波堤内側に作られたビジターバース(画像下)に舫う。先客は2隻のヨットのみ。向こうに見えるのは有名?な関空ゲートタワービル。

 まず、マリーナ事務所でビジター料金「2時間まで1,050円」を、もうこの艇でのクルージングは最後になるかもと言っていたオーナーが支払ってくれた。ボクは本日の目的であるスタンプラリーのスタンプを押してもらう。これでスタンプを2ヵ所押してもらったので何処かのマリーナは1泊は無料で泊れる権利を取ったのだ。ラッキー!!

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 もう後は昼ごはんを食べるだけだが、マリーナにもレストランはあるが、お隣の泉佐野漁協がやっている青空市場で食べることになった。
 丁度お昼時で2階のレストラン(画像左)は混んでいたが運良く空いた席があり、早速生ビールで乾杯! ボクは「アナゴてんぷら定食」750円を注文する。お仲間は「さしみ定食」1200円を注文していた。まぁそんなに美味しいとは思わなかったけど観光施設の昼食なのでこんなもんだろう。
 1階は魚市場(画像右)になっている。日曜日の昼なのでかなりの人出だなと思ったがこの付近の住人である友人は「昔は観光バスもやってきてもっと賑わっていた」だが今はそれ程でもないとの事。原因も色々あるそうだがこれだけ入れば充分かなともボクは思っていた。

c0041039_9413929.jpg さあ帰ろうと桟橋に向かって歩いていると上架ヤードでマリーンの解体をやっていた。もうそんなシーズンなんだと覗いて見ると体重132kgのカジキだ。潮岬沖15マイル付近で釣ったそうで関空マリーナ所属のボートで今年初の獲物だそうだ。釣ったボートは近くに留っていたオーシャンヨット48SS。豪華なフィッシャーマンでコクピットにまだバットが置いたあった。

 マリーナから出ると往路も上りだったが、帰途もまた風が振れて真正面の風になっていた。機走で走り出すが、暫くしたら六甲山から雷雲が南に下がってきた。遠くで稲光や雷鳴が聞こえてくる。やがてその雲からアビームの風が吹いてきた。セーリングで6.5kt。やっと走り出した。
 黒い雲は神戸港の付近にいる。かなりの雨が降っているようだ。母港に帰るまでに雷雲に出っくわすかなと心配していたが、大きな雨にもあわず雨にぬれた母港の桟橋に午後5時、無事帰着した。
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by pac3jp | 2007-06-13 09:48 | クルージング  

チークデッキをはる

 客船のプロムナードデッキなどよく手入れされたチークデッキを裸足で歩くのは気持ちが良かったと、クルーズの体験談などによく書いてある。ヨットでもデッキにチークを張ったフネはあるが、狭いデッキにデッキ金具がアチコチに付いているので航海中に裸足でデッキを歩くのは危険だ。でも港で寛ぐときは真夏のデッキでも素足で歩けるしデッキ材としては最高のものだろう。

 少し前、新艇にチークデッキを張る工事を見学させてもらったので作業の概要などを紹介しよう。工事をするフネは45フィートのモーターボートでアフターデッキをチーク張りにする。

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●1.まず、幅広いチークの柾目厚板から10mmの厚さに挽く。そして片方に目地用の切欠きをいれる。これは直線用の部材になる。

●2.幅の広い薄板はカーブしている部分を切り出す板材である。

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●3.ブルワーク上は幅広い板を張ってゆく。

●4.デッキ部分はチークを張った後でレベルが揃うように金物高さを調整してから、コーナー部分から寸法を合わせ仮留めしてゆく。

●5.チーク材をデッキに仮止めするために使う錐先。下穴と木栓用の穴を一度に開ける。

●6.ファイティングチェアーベース付近の仮留め作業中

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●7.カーブに合わせて目地のスペースを考え仮貼り付けしてゆく。

●8.デッキの全景。ハッチの丁番部分やデッキブレートなど細かい細工がいる場所も多い。

●9.これでアフターデッキのチーク材の仮貼り付けは終わった。これから全部の部材を取り外して、再度、FRPの床に接着材をつけて仮付けした位置に取り外したチーク材を又貼り付けてゆく。
張り終わると全部のビス穴には木栓が打たれる。それから目地を入れ、デッキ面を仕上げる。

●10.出来上がったアフターデッキ。ファイティングチェアーが既に取り付けられている。

 
 キレイに張られた新品のチークデッキは素晴らしい。このデッキがカジキマグロの血で汚れるなんてボクだったら耐えられないが、大物釣師の気持ちはよく分らないなぁ!

 ヨットでも新艇にオプション設定があればビルダーでデッキにチークを張ってくれるがビルダーによりその材質や厚さやはまちまちだ。このモーターボートはチーク厚さ10mmだったが、Oヨット社は6mm、Hヨット社は12mmと様々だ。

 でも、ヨットやボートのデッキが露天甲板であることが理解できてないビルダーもあった。ボクが見たのはデッキにチークの薄板を合板に張付けた物を使っていたのがあった。それは数年もすると強力な紫外線と潮風に晒され表面が剥がれて無残な状態だった。デッキブラシでこすったりするともっと早くボロボロになるね。

 まぁ、チークデッキを張るなら、値切ってなんて思わず、奮発していい材料を選び、ちゃんとした工法でしっかり作ってもらったほうが後々安心ですよ。
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by pac3jp | 2007-06-11 11:00 | ボート  

フェンダーいろいろ

 船の大小に関わらず必ず持っているのは防舷物だ。ヨットにもオーナーのフネに対する思い入れを表わす様に色んな形や大きさのフェンダーが使われている。

c0041039_1084122.jpg ←画像(上) 先日、設備の整ったマリーナのポンツーンで使えば最高だなと思うフェンダーがあった。大型のヨットレーサーが使っていた厚めの板フェンダーだ。それはヨットに当る面はビロード風の柔らかそうな生地で作られている。ポンツーン側はやや摩擦に強そうな生地だ。色はヨットと合わせたような黒っぽいシックな色合いだった。
でも、よく見ると反対に付けていた。それでは桟橋にやさしくしているよ。ヨットハーバーの職員が取り付けたのかな? まさか!

 画像(中)これはインフレータブルボートのメーカー「エイボン」が作っているフェンダーらしい。素材が一般的なプラスティックではなくゴムボートの素材等に使われる繊維で強化されたゴム系のフェンダーらしい。通常は空気を抜いて保管して、使うときにボートと同じように膨らませて使うようだ。軽くてかさばらないのでレーサーには良さそうだが普通の大型クルージングヨットに取付けられていた。画像の一本はやや空気が抜けているようだね。

 画像(下)普通の円筒型フェンダーにはよく既製品のカバーが着せられている。ジャージー生地で伸縮には強いが摩擦には弱いのか少し破れているフェンダーカバーを見かけることもある。ご近所では古いジーパンを切ってフェンダーカバーに加工されているヨットもあるが、この間見かけたカバーはキルティング生地で作られていた。それはちゃんと首と裾部分が縁取りされているので商品として販売されているのかな?あるいはお裁縫のできる奥方に作ってもらったのだろうか良い出来上がりだ。キルティングはハルには優しそうだが紫外線には強いのだろうか。色は少し褪せているようにも見えるけど・・・。

c0041039_109323.jpg 最後に無骨なフェンダーを紹介しよう。これは護衛艦 DD158「うみぎり」で見た防舷物だ。ロープを編んだ本船用のものだが、既に他艦に横付けしているので予備の防舷物かあるいは少し小さいので搭載艇運用時に使うのかも知れない。専用の台座に収まっていて、まだキレイでデッキの飾りのような感じがする。

 そういやぁ昔はヨットにも漁船並みに丈夫なタイヤフェンダーがよくぶら下がっていましたね。それはフジツボだらけの岸壁でもへっちゃらだったが、見栄えを気にしないオーナーは裸のままで、普通の感覚?のヨット乗りは白いペンキを塗ったりカバーを被せてたりして使っていましたね。

 最近、都市近郊ではマリーナに係留するフネが多くなり、さすがにタイヤフェンダーは見かけなくなったけどロングクルージングでは結構重宝するらしいですね。
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by pac3jp | 2007-06-08 10:15 | ヨットの艤装と艤装品