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神戸大学 海事博物館

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 各地の博物館で海事関係の催しがあるとき「神戸大学 海事博物館所蔵」と表示された展示物を時々見かけることがある。 一度は本家に行って見たいと思っていたが中々機会がこなかった。
 
 この博物館(資料館)は神戸商船大学の付属施設としてずっと前からあることも知っていたし、大学の前は通勤とハーバー行きで毎日通っていた。しかし、開館日が月水金の午後だけなので長らく行きそびれていた。

 先週の金曜日、近くで会合があり、それが早く終わったので、突然思い立って神戸大学深江キャンパスの海事博物館を訪れてみた。
 沖から構内の練習船などが係留されている泊地を覗いたことはあるが、正門からは入るのは初めてなので守衛さんに挨拶をし、あっちと言われた駐車場に車を回す。
 
 博物館は大きな講堂の1階部分を占めている。今は企画展「戦前・戦後のポスターにみる日本商船」として山田早苗コレクション「日本商船隊の行動記録」、「徴用船」の記憶などの展示がされている。

 ボクは今、和船に興味が出ているので「企画展」と反対回りで見学する。そちらは常設の展示物で北前船など各種弁才船の模型や沖縄のヤンバル船、西洋型帆船の模型、それに沖縄の刳りブネである「サバニ」の実物もあった。

 貴重な近世の航路図や絵馬、船箪笥など骨董品は当然ながらガラスケースに入っている。また昔の学生が学んでいたのか三連成蒸気エンジンの模型やレーダー、ジャイロなど古い航海機器の展示もある。へー、と思ったのが本船の測深をまだ重いハンドレッドに獣脂を詰めて使っていた時代の大きな自動測深器を見たことだ!

 午後3時に入り、あれこれ見ているとすぐに時間が過ぎてしまう。午後4時になると今日はもう閉館ですと告げられてしまった。ああ残念。
 ボクと一緒だった一般見学者は4人くらい、当日の入場者名簿を見ると16名となっていた。海事博物館の入場者ってこんなもんですかね。

 一般の博物館に較べて海事について専門に研究している大学が設置している博物館なので詳しいことは当然でしょうね。今は時間に余裕があるのでまたテーマを持って見に行ってみようと思っている。

 余談だが、ボクの仲間や知り合いには神戸商船大学出身のヨット乗りは結構いらっしゃる。そして皆さん紳士であることが共通しているなぁ・・・。

【参考Web】:神戸大学 海事博物館
【ご参考に】:企画展にあわせて第3回市民セミナー「博物館資料と戦時徴用船」が開催される予定だ。 10月3・10・17・24日 11月7日(無料)
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by pac3jp | 2009-09-29 13:03 | ウオッチング  

兵庫県立歴史博物館「船と海の博覧会」

c0041039_14205388.jpg 世界遺産・姫路城の北側にある兵庫県立歴史博物館で地元の姫路港開港50周年記念事業として「船と海の博覧会」が開催されていると新聞広告に出ていたので先日見学に行ってきた。

 「博覧会」という名称と夏休み期間の特別展と言うこともあって余り期待せずに行ったが、やっぱり小・中学生向けの展示だった。

 メインの展示は自館所蔵の1/10サイズ弁才船の菱垣廻船と北前船の2隻が大型で、あとは小型模型と残りは1/500サイズのミニ模型がずらっと並んでいた。それに「船の科学館」から借り出した巡回用だろうか、子供向けの海イベント用機材も並んでいる。

 でも一つ、収穫は弁才船の船主が自分の趣味で彫刻など取り付けている場所や杉や松材で造られる船体に大きなケヤキの一枚板を貼り付ける場所などを再発見しただけだった。

 1階の無料の常設展示室にもう一隻の弁才船で1/10サイズの樽廻船が置いてあった。ここでは高田屋嘉兵衛と北前船について解説してもらっている人がいた。そして、かなり知識のあるお客さんらしく学芸員が北前船と樽廻船や菱垣廻船の海損保険の制度についても説明していた。

 ここでじっくりと近世の海運について聞いてみたいとも思ったが、残念ながらもう帰る時間がきてしまった。またにしようか!

 この企画展は日本財団の助成事業なので「海と船の博物館ネットワーク」に各地で開催される色々な展示情報が見れます。

【参考Web】:兵庫県立歴史博物館 
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by pac3jp | 2009-09-18 14:31 | ウオッチング  

戦艦「大和」の木甲板

 分厚い鋼鉄で建造され、砲弾が炸裂する中で活動する軍艦などは可燃物である木甲板など無縁と思っていたが、日露戦争で有名な日本海海戦の連合艦隊旗艦「三笠」の開戦直前の艦橋を描いた絵画を見ると、東郷司令長官や参謀の秋山真之が立っているのは木甲板だった。

 現在の護衛艦は木デッキは勿論、チーク材で豪華に造作した艦長室などもないでしょうね。
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 でも、戦前は戦艦の甲板は帆船時代からの伝統的で、歩きやすさや甲板下の諸室の保温などを考えて水平装甲鈑上には木甲板が張られてきたという。ちなみにハワイにあるアメリカの戦艦「ミズーリ」にも木甲板が張ってある。

 本物の戦艦「大和」も艦首、艦尾を除く装甲甲鈑に台湾ヒノキの木甲板が張られていた。1/10スケールの「大和」はヒノキだと木目の都合が悪いので木目が詰まって色合いのいい「たも材」になったようである。

c0041039_16273568.jpg ←「大和」の木組みを忠実に再現したという木甲板の端部の収まり具合。
 施工した大下棟梁は終戦のころ呉海軍工廠で少年工として働き、戦後は造船所で船大工としてずっと働いてきた人物だという。

c0041039_1630944.jpg 一方、ボクらが乗るヨットでもFRPを成型しただけのデッキより、チークの木甲板を張るとコクピットの座り心地が良かったり、キャビンの暑さや寒さを防いだり、ノンスリップ効果も大きいのでデッキワークの安全度が増すなどクルージングヨットにとって良いことは多い。

 丁寧に木口を収めたバウデッキ付近。小豆島・岡崎造船製のヨットから。(右上画像)

 チーク合板を張ったヨーロッパのプロダクションヨットのコクピット付近、チーク合板の周りは黒い接着剤で防水処理をしてある。昔のチーク合板は評判が悪かったが、この頃のは中々丈夫そうで剥がれてしまったデッキは見かけなくなった。(右下画像)

 デッキ材も色々でヒノキでデッキを張ってある漁船もあるし、スギやベイマツの甲板を張った船舶はあると思うね。でも、豪華客船はきっと素足でも歩ける磨き上げられたチークでしょうね。
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by pac3jp | 2009-09-15 16:36 | ウオッチング  

てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)Part2

 資料館3階から展示潜水艦「あきしお」の涙滴型最大φの中央部に開けられた入り口を入ると、潜水艦は狭いと聞いていたのに・・・と思うくらい広く感じるエントランススペースがあり、ここは先任曹長室だったという張り紙がある。隔壁がとり外され通路とつながった艦体中心線より左舷側に士官用トイレとシャワーがある。

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 トイレは少々の衝撃では壊れそうにないステンレスの頑丈な便器に排出用のフラッパー弁ハンドルが付いている。当然洗浄水は海水である。隣のシャワー室は海水という訳にはいかず、清水がでるがボールのコックは節水型。

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 ここから発令所までに士官居住区がある。隔壁に水密扉で区画されていたのだが観光客のために隔壁は外され広いスロープ通路で繋がってている。上の画像は左舷の士官寝室、3段ベットである。右舷に士官公室があり、壁には小型テレビが、テーブルには広島湾から関門海峡にいたる海図が広げてある。士官用食堂になるのだろう。

c0041039_16523646.jpg 発令所のうしろ、右舷側に質素な艦長室がある(←左画像)。
 そこは書類キャビネット付きの小さい机があり、ベット脇にインターコムや航海情報を示す機器がある。しかし、深度計らしい計器の文字盤はのっぺらぼうである。

 艦長室のすぐ後ろの壁に長らく発令所にはいるのに使われてきたと思われる太いハンドルが付いた水密扉があった(↑右画像)。これをくぐって行き来すのは大変だ、膝や腰が悪ければ通れないなぁ。客船ではないので人に優しくないのは当然だが、定年真近の乗員がいたとしたらしんどいのかな、でも自衛艦乗りは53歳が定年なので、まだまだ若いのできっと大丈夫だろう。

c0041039_16532769.jpg 発令所に海底追随航法の為だろうか大きな海図台、すぐ手前に2本の潜望鏡、奥に操縦席がある。

 潜航中の潜水艦の航法には、慣性航法装置(INS)、全地球測位システム(GPS)、海底追随航法などがある。海底追随航法は、通常は海図で自艦の位置を把握して、時折り音波の反射を利用して位置を確認する方法である。秘匿性を求められる潜水艦は、(有事に限らず)アクティブソナーを発して海中航行する事は自殺行為であるため、『目隠しをして飛行機を操縦する』かの如く、パッシブによる「周囲の音響変化」などをたよりに手探りで航行しなければならない。
 そのため、一大潜水艦隊を運用している米露海軍は、独自の『海洋調査船』を複数運用する事などによって絶えず『想定戦場』となる海域の海底地図を作成しているといわれる。勿論、潜水艦部隊の通常哨戒によって地図の精度を上げるなどの努力は行われていると見られる。

 日本のみならず中国や韓国も独自に海底地図などを作成していると見られるが、『北方領土問題』だけでなく『尖閣諸島』や海底資源に対する外交問題、『竹島領有権問題』などにより、その行為は度々日本近海で問題を生じている。

(Wikipedia「潜水艦」より)

c0041039_165419.jpg 画像は資料館3階の艦内生活のコーナーに展示してあった食事のサンプル。水上艦にくらべ、潜水艦は狭くて居住環境は悪く、勤務はきつい、その代わりに食事は良い物を食べていたと聞いてたのがこれだ。手前がお昼ご飯で奥が夕食で中々美味しそうだなぁ。これはストロボでとったが展示されている部屋の小さな照明では暗くて多分おいしそうには見えないでしょうが、でもコンビが近くにないのでお腹が空くと美味しく食べられるはず・・・。

作戦中はナイフとフォークでゆっくりと食べているわけにはいかないので戦闘食の缶詰になるのでしょうね、以前に自衛艦隊用の軍用赤飯をゴチになったことがある。


【関連記事】1:カレーうどんと軍用赤飯
【関連記事】2:てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)Part1
 
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by pac3jp | 2009-09-10 17:17 | ウオッチング  

てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)Part1

 先週、広島・呉港にある「大和ミュージアムと、てつのくじら館」を見学するバスツアーに行ってきた。大和ミュージアムは以前に見学したので今回は展示潜水艦を主に見てこようと思っていた。

 バスでお隣になった来年は80歳になるという話好きのオジサンとおしゃべりしていると、彼は定年後のアルバイトで三菱神戸に定期検査で入ってくる潜水艦の仕事を震災までしていたんだとおっしゃる。潜水艦に入るには狭いハッチから深いハシゴをくだり艦内へ入っていたので、この頃ひざが悪いので心配だなあ、といっていた。

 所で、どんな仕事だったのですかとお聞きすると、主に狭い場所にあるバルブなど部品を取り付けてあるボルト・ナットを外す手間暇がかかる作業で、ひも付きの工具でナットを落とさないように細心の注意を払ってやていたいう。
 ある時、潜水艦の内殻と外殻の間に多数取り付けてあるボンベ(酸素ボンベと彼はいっていたが空気ボンベか)を外すのにバンドを固定してあるナットを狭い隙間に入り苦労して緩めてゆく。 三菱の本工さんは見回りに来るだけ、たまにはナットを落としビルジの溜まる艦底まで探しにいったこともあったとか。
 でも、国の予算が充分ある潜水艦仕事はワシらの時給も良かったし、仕事は面白かったと、むかし話風にあれこれ潜水艦の予備知識を教えてくれた。

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展示用潜水艦「あきしお」
●就 役:1986年03月05日 ●除 籍:2004年03月03日
●建 造:三菱重工神戸造船所
●基準排水量:2,250t
●主要寸法:長さ76.2m×幅9.9m×深さ10.2m
●主機械:ディーゼル2基・エレクトリック1基1軸 
●馬 力:水中:7200PS 水上:3400PS
●速 力:約12kt(水中)約20kt
●船 型:完全複殻式(涙滴型)
●乗 員:約75名
●主要装備:533ミリ魚雷発射管×6門 ハープーンUSMを発射可

「あきしお」は、ゆうしお型 7番艦だが、5番艦は海難事故で有名になってしまった「なだしお」がいる。

 潜水艦は港で停泊していたり沖で出会うことはあったが、このように下から見上げたことはなかった。滑らかな艦体がペンキで光っている。船底塗料だとそこまで光らないと思うが、陸上構造物になってしまったので建築用の塗装になったのだろう。しかし、あまりにもつるつるしていて変だなと思ったら外殻の隙間は溶接され、多分付いていたはずの無反響タイルも付いていないが、世代が古いので無いのかもしれないなあ。

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 艦首の下に丸いマッシュルーム型のアンカーが置いてある、その上を見ると艦底の丸いへこみにアンカーを収納する場所である。あまり効きそうにないアンカーだが、錨泊することなどきっと少ないのだろう。後に回ると本来はスキュード・プロペラがあったはずだが、イミテーションの小さい5翼のペラが取り付けてあった。↑の画像右側

c0041039_1012591.jpg 海上自衛隊呉資料館の3階から潜水艦の中に入る。心配したハッチからのタラップでなく大きな入り口が用意されていた。大型護衛艦に入るような感じで艦内に入ると、多少狭いが水密ハッチや頭上に注意すこともなく発令所に着く。潜水艦に乗ればまず触ってみたいのが潜望鏡だろう。メーカーはニコン、戦艦大和ではニコンの大測距儀が有名だが海自の潜望鏡もニコン製だった。軍用光学兵器は昔からニコンが信頼されていたのでしょうね。
 ここでは2本ある潜望鏡の内、1番のハンドルを握って接眼レンズを覗くと対岸の呉港に泊っている護衛艦がくっきりと視野に入る。「魚雷発射!」「急速潜航!」と小さくつぶやいてみる・・・。
しかし、危険なのか潜望鏡の上下動はしないが、足元の透明な床板を通して長い収納シャフトは見える。階下は魚雷発射管室である。画像は1番潜望鏡。

c0041039_10135763.jpg 潜望鏡の前は潜水艦の操縦席だ。ジョイスティックハンドルが2組あり右が潜航と横舵、左が縦舵を受け持ち2人で操縦する。1人でも出来るようにはなっているが、「おやしお」型からは1名で操縦するようになっている。

 コクピット中央に設置された緑色のモニター上で、時計の下側にある2個の丸い計器が深度計で、これは軍事機密なので数字がないダミーのようだ。(一説によるとゆうしお型の安全潜航深度は430mといわれている。)


【関連記事】1:5月4日 呉港・大和ミュージアム 
【関連記事】2:アメリカ大陸を爆撃した潜水艦
【関連記事】3:てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)Part2
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by pac3jp | 2009-09-08 10:20 | ウオッチング  

SAILOR'S HEAVEN

 奄美大島・瀬戸内の奥まった小さな入り江、阿鉄湾にこの施設はある。この泊地にやってきた外国人セーラーが「Sailor's Heaven」と命名したとお聞きした。

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 小さな建物だがクルージング・セーラーが泊地で必要とする物は全部揃っている。まず、鍵が掛かったドアを開くと洗面所、その隣が温水シャワー、それにウォッシュレット付きの水洗トイレ、建物右側の屋外に全自動洗濯機が設置してある。

 クルージングしていてこれだけ揃っている港はそうないし、有料のマリーナでもちゃんと揃っていないところもある。欧米からやってきたロングクルージング中のヨット達にとっては静かな入り江のブイに舫って、必要なときだけ上陸して用を足す。そこにあるこんな施設は正に「HEAVEN」なんでしょうね。

 ボク達のクルージングでは「夕食は地元の食堂か、居酒屋で」なのであまりに静か過ぎる泊地も問題はあるが、たまにはしっかりと食材を積み込み「覚悟して」数日を過ごしても良いかとは思っていますがね・・・。

 ボクの希望としては全国の漁港にこのような小さな施設「Sailor's Heaven」を造って貰うと、とってもうれしいなあ。わずかテトラポット数個分の予算をまわしたら出来そうだと思うけどなぁ。


【関連記事】1:5月17日 古仁屋・休養2 日目 
      2:ヨット旅行のトイレ事情
 
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by pac3jp | 2009-06-24 19:05 | ウオッチング  

クルージングヨットのテンダー(ディンギー)

 外国からやってくるクルージングヨットは必ず何かしらのテンダー(ディンギー)を搭載している。一方、日本人の国内をクルージングしているヨットはテンダーを搭載してるフネは少ないようだ。欧米人らとはヨット文化の違いもあるが、日本ではいたるところに大小の港湾があり空いた岸壁もある。そのためわざわざ沖止めして不自由な生活をしようと思うヨットマンは少ないのでしょうね。

 でも、心の片隅には「だ~れもやってこない静かな入り江で数日を過ごしたい」という願望は誰もが持っているだろう。ボクもその一人で、いつか役に立つだろうと手軽にチョイスした10fの船外機付きインフレータブルボートをデッキ下に積んでいた。

c0041039_1316586.jpg 昨日、大型バースに見慣れない大型のダブルエンダーが泊っているのが見えた。そして、船尾のボートダビットにかなりこだわって建造された?と思われる12~13fのハードテンダーが吊られていた。それはラウンドボトムの船底中央に長いスケグが直進性を、左右には前後に独立したビルジキールが2枚ずつ合わせて4枚のビルジキールがあり、それはローリングを抑える目的にデザインされているのだろうか。

 前方から見ると後部のビルジキールは水流を妨げているようにも見えるので、馬力のある船外機を使っても滑走はしないかもしれない。でもオールで漕ぐ分には問題はないのでしょうね。

 インフレータブルボートを漕ぐと推進力と直進性は悪いとすぐに感じるが、平底なのでローリングはない。反対にラウンドボトムは直進性などは問題ないが波のある海面では横揺れに弱いからその対策を講じた船型なんだとボクは理解したが、いつかこのフネのオーナーさんにお会いしたら本当の狙いを聞いてみよう。
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by pac3jp | 2009-06-15 13:19 | ウオッチング  

また、フローティングボートショー?

 6月7日(日)久し振りに朝からヨットハーバーに行くと遠くのビジターバース付近で何本ものマストに大きな旗が翻っている。何かイベントをやっているのだと思い、いつものマリンショップなどのテント村が出来ている辺りをで見ると、寂しく3つほどしかテントはない。
 正面に回るがいつもの○○ボートショーなどの看板もあがってない。でも、ビジターバースはずらっとモーターボートが、そして端の方に5隻ほどのヨットも並んでいる。顔見知りのディーラーに「また、やってるの?」と聞くと「今日はヨットハーバー主催のフローティングボートショーですよ」と教えてくれた。

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 以前は全国組織の舟艇団体が見本市会場などを借りて大規模にボートショーをやっていたが、近頃はハーバーのビジター桟橋に新艇を買ったオーナー艇や売れ残った新古艇、それに普通の中古艇を展示するといった形が一般化し、ディーラーの経費もそう掛からないので、度々やっているのだろう。ハーバーも出展者が多ければいいし、お客さんが多く賑わえばもっといい。もし、売れたフネがここに係留してくれたら業績の向上にもつながるので頑張っているんだ。

c0041039_14145477.jpg 桟橋をぶらぶら歩いていたらこんな値段の看板だけが目についた。特選中古艇、10,500,000円円と書いてあったのだが、桁が大きすぎてボクは中古艇だから「1,500,000円だ」と見てしまった。

 顔をあげてボートをよく見ればトヨタマリンの大型ボート、PONAM45だ。これは高いボートだ、1500万円では買えないなぁ。だが、今の時期に本体価格1億円に消費税500万円の1億500万円は高すぎて売れないだろうと思ったが。

 ボートから見学のお客さんが出てきた。若いお父さんが女の子3人、男の子2人をつれている。お父さんの家族とお友達という格好である。
 「わぁ~すご~い!」といって見てくれるが、それまで。価格なんかは見もしないでしょうね。

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 大型ボートはかなり納期がかかる。今、リーマンショック以前に発注されたボートが次々と引渡しの時期になっているが、当のオーナー側は発注時と経済情勢が大きく変わってしまい、ボートビルダーとの間で、ああだ、こうだといって何とか引き延ばしをはかっているケースもあるとかの噂も聞こえてくる。

 ヨットハーバーでも中型・小型のヨットやボートは景気の変動でそう大きく数の増減はないが、大型バースに泊めていた会社所有のフネは随分減ってしまったように聞く。でも、世間の景気は悪くても「お金もあるところにはある」というので、大型ボートなどはこの時期、きっと買い時なんでしょうね。
 
 いずれにせよ、ボクには全く関係はないけどね。
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by pac3jp | 2009-06-08 14:19 | ウオッチング  

春が来ると日本に帰ってくる人

c0041039_173978.jpg 昨日の日曜日はお天気は良かったが冷たい西風が20ノットも吹いている日だった。

 冬の間、ずーっとハワイで世界一周途上の「祈風」と遊んでいた仲間が帰ってきた。久し振りなので一緒に乗ろうと艇をボク等の桟橋に回してきた。丁度、彼からハワイのみやげ話を聞くのもいいかな、と、近所の友人と彼のヨットに同乗し付近を一回りしてきた。

 「まぁ、よく日に焼けて!」と声をかけ、乗り込む。こっちは寒いなぁ、向こうは天候不順でずっと天気が悪く、帰る日は22度で寒かったという。でも今日、西宮の海は多分8度位だろう寒いのは当たり前で、22度で寒いとは全く贅沢である。

 でも、毎日忙しく遊んで、それでもちゃんと「祈風」でビックアイランドまでクルージングしてきているので天候不順も大したことはなかったのだろう。彼の話によると一番苦労したのは不得意?な彼等の英語で入港の手続きをすることだったらしく、僕は英語の勉強までして海外のクルージングには行きたくないとか・・・。同感です!

 画像上は若い女性も見える「祈風」のハワイ出航お見送り記念写真。下は「祈風」のお手伝いを口実にしっかりと遊んできたが、地元大阪湾で寒がっているオーナー氏。

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 もうお一人、毎年冬の間はマレー半島とその付近で過ごしている仲間も帰ってきた。
 真っ黒に日焼けしているのは何時のもことだが、帰国前、ジョホールのマリーナでロシヤ人に殴られて歯が何本も折れ、転倒したとき頭を打ったようで少し頭痛がするので病院でCTを取ってもらう予定だとおっしゃる。
 どんな状況でそうなったのか詳しくは聞いてないが、酔っ払っていたので状況はよく覚えてないというし、ロシア人をよく知っている人が言うには、彼らは若いときから軍隊で人を殺する術を習っているしチェチェンの戦争に行っていたかも知れない、それに大体が粗暴な民族だという。そんな人たちと治安の悪い場所で喧嘩したらまず勝ち目はないよ。それにやられた彼は日本人でも小柄な方なので大男からは舐められやすい。たとえマリーナに目撃者がいても多分証言はしてくれないので、やられ損でしょうねと。

 まぁ、頭はさておき、歯の2本や3本くらいならどういうことはありません。入れ歯という簡単なリカバリー法があります。もう若くもないお年なので、少し不自由でしょうが、おかしい事は少しもありませんよ。

 今年も冬が来ればきっとまたマレーシアにでかけることでしょう。でも今度はロシア人には気をつけてくださいね。
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by pac3jp | 2009-03-16 17:46 | ウオッチング  

寛平さん、アメリカ・ロスに無事到着!

c0041039_11161516.jpg 最初は28フィートの小さいヨットでおっさん2人が3ヶ月も無事で航海できるのだろうかと心配してみていたが、毎日UPされるブログや動画で早々とその心配は消え去った。そして時々は太平洋のお天気を勉強しながらブログを読ませていただいた。

 ヨットの太洋横断の大航海でも通信環境さえ整ったらこんな風に航海が出来るんだとハイテクの恩恵を実感したもんでした。でも貧乏ヨットマンにはこれからも無縁の世界でしょうね。きっと。

 今日、寛平さんとエオラス号がロサンジェルスのハーバーに入港し、通関を待っているとの記事を読み、本当によかったなあと思っている。でもこれが最後ではないのだ。アースマラソンの最初のワンステージが終わっただけで、これから次の新しいステージのスタートになるのだ。

 今二人でしみじみ喜びをかみしめています。
 寛平「みんなにあえるぞー!応援してくれてみんなありがとう。けど僕は三日後歩き出します」


色んな面で二人ともすごい人だと思う、これからもずっと頑張ってください!!

「寛平さん、けさ7時11分アメリカ上陸」と公式ホームページに速報が出ていた。


【関連記事】:寛平さんのアースマラソン 
【参考Web】:公式ブログ間寛平アースマラソン
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by pac3jp | 2009-03-11 11:23 | ウオッチング