イタリアからの新艇 SLY 42(スライ 42)

 先週、見かけないツインステアリングの新艇らしい40fクラスのヨットがハーバー内を航行しているのは知っていたし、週末にはセンターハウスの前でクルーやセールメーカーが艤装品やジェネカーシステムの点検や調整をやっているのも見かけた。

 昨日、近くで拝見すると2007年のジャパンカップで活躍した「グランド・ソレイユ艇群」と同じイタリアのヨットビルダー「SLY yacht社」のSly 42とクラス名が表示されている。このヨットはヨーロッパでのYacht of the year for 2008に選ばれたそうで、ジャンルは高速クルーザーレーサーになるという。
 最近はレースヨットでも船内にはちゃんとした内装があるのが普通になってきた。勿論乗っていてもがらんどうよりキレイなキャビンの方が気持ちがいい。でも時々桟橋でマットを担いでいるクルーの姿もみるので、オーナーさんによっては快適よりフネの軽さを求める古い感覚が残っている方もまだいらっしゃるようですね。
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c0041039_16433794.jpgLength overall   12.80 m
Waterline length  11.15 m
Beam      3.80 m
Draught     2.50 m
Reduced draught  2.25 m
Dispacement    6.900 kg
Ballast      2.450 kg
mainsail + jib 108%   111 m2
Mainsail 64 m2 JIB 108% 47 m2
Gennaker     180-220 m2
Engine       40 Hp
Diesel tank     170 Lt
Water tank     320 Lt

 外観はレーサーらしいカーボンマストと対照的にコクピットには2本のチークベンチが、そしてフロアはチークが全面に張られている。そこにカーボンのツインステアリングホィールがあり、これは大径のシングルタイプともチョイスできるらしい。
 すっぱりと切り落とされたようなバウにはジェネカーを展開するカーボンポールが収納されていてセールを展開するときは2mも飛び出してくる。

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 キャビンのインテリア画像はビルダーのHPからお借りしたがレッド系とブルー系のインテリアを選べるようだ。

 新しい大型ヨットがジェネカーを楽々と操作しているのを眺めていると、もう重いスピンポールと複雑な作業が必要なスピネーカーはもう古いシステムだろうかとも思うがレースの場合はレーティングの関係もありなんともいえないがクルージングヨットはやっぱり操作の簡単なジェネカーでしょうね。
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by pac3jp | 2008-09-22 16:57 | ウオッチング  

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