久しぶりの淡路・福良港

 前回は2003年11月に福良港を訪れたのでもう5年も経ったしまった。久しぶりの港内は漁船の数は少し減ったように思うが、大型観潮船が2隻でピストン運航し、観光客も大勢いて盛況のようにみえる。

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 今回は仲間のヨット5隻との合同クルージングだったので、福良港は割りに大きな漁港だがヨット1~2隻のスペースならあるが・・・と案じていたら、ちゃんと纏まって係留できる場所を幹事艇が手早く確保してくれていた。

c0041039_89273.jpg そこは観潮船乗り場の西側の船だまりで一本釣り、延縄など小型の漁船が係留している。その入り口内側の防波堤に係留した。リングは付いている。上の画像に係留場所をマークしたが、普通は横付けで3隻係留できる。当日は仲間5隻と他のヨット2隻の7隻が泊った。
 トイレ・観光案内所・お土産屋さんは観潮船乗り場に、コンビニは前の駐車場にある。古くからやっている銭湯2軒も5年前と同じように営業していた。ラッキー!

c0041039_810624.jpg 町内を散歩していると樹木に覆われた急な石段の上に県指定文化財で三間社流造の本殿を持つ、福良八幡神社があるというので早速拝観することにした。まず山門と拝殿の瓦が葺き替えたばかりで新しい、そして拝殿の太い注連飾りを見るとさすが漁港の神さんだ!普通は藁を編んであるがここは魚網用か、黄色いナイロン繊維で作ってある。これは長持ちしそうだなぁと、変なところで感心する。
 それにこの神社は氏子が還暦や厄年を記念して黒御影石に大勢の名前を彫った記念碑がやたらと多いし、拝殿の内壁にも記念写真がずらっと掛かっている。神社と氏子のつながりが特に太いのかなと思ったりした。

 この神社は福良湾を見下ろす丘にあり、うっそうと茂った樹木に隠れてわずかの海しか見えないが江戸時代の「淡路国名所図絵」によると石段の下の道路際まで海岸だったというが、浜が埋め立てられ今は少し奥まったところになっている。

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 淡路島内には奈良時代から官道として南海道が由良浦から福良浦へ至る約30㎞が整備され長く使われてきた。そして終点の福良浦は天然の良港で、古くから阿波徳島への渡海場として賑わった。浦には船待ちの人々のための旅籠が並んでいた。
 「淡路国名所絵図」には沖に須崎、煙島と数隻の帆影が見え、石積の長い突堤の先に渡海船が客を待っている。海岸には旅籠が建ち並び人々が忙しげに行き交っている。
 向こうには漁船が浜に上げられ漁家が立ち並んでいるのが描かれている。

c0041039_812587.jpg 一転、現代のボク等はコンクリートの防波堤にフネを繋ぎ、今回はグルメクルージングだという触れ込みなので漁港にほど近い料理屋さん「寿司・活魚 一作」で同行の仲間と宴会で盛り上がる。
 前に来たとき、このお店は高そうだったのでパスしてその近くの安い居酒屋で一杯飲んだのを思い出した・・・。
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by pac3jp | 2008-09-19 08:21 | クルージング  

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