レスキューボートいろいろ

 ハーバーの沖では学連をはじめ多くの団体に所属するディンギーがセーリングしている。そしてレーサー達をまとめている各チームの本部船を兼ねたレスキュー艇が必ず近くにいる。

 そんな海面を毎週のように通過しているが学生たちが乗る470やスナイプなどに今までそう関心がなかった。ところが最近、北京オリンピックで470クラスで関西系の選手が活躍していたのを聞くと「若い彼等の究極の目標はきっとオリンピックなんだ!」と思い、彼等の邪魔にならず走らせてやろうという気になってきた。

 そう思ってよく見ると学連ヨット部のレスキューボートがキレイになってきたのに気がついた。以前はほとんどが古いFRP小型漁船タイプだったがいつの間にか更新されモーターボートタイプもあり、漁船型もスマートでサイズも少し大きくなってきたようだ。

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c0041039_10433220.jpg 上の画像は関学のヤンマー製レスキュー艇。平成19年度に更新されたようでまだキレイだ。外観はディンギーの救助をするための低い舷とデッキ作業エリアはハンドレールをめぐらし落水防止を図っている。操舵コンソール前には操船用の2脚のイスが、パネルにはマイク以外、特別なものは何も付いてない。コンソールの上部はレース運営用のエリアだろう、スタート用の高いポールを持っている。

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 近くの桟橋にYMCAの「はるかぜ」が繋いであった。このボートはディンギー等の専用救助艇として設計・建造されたボートだったと思う。
 はるか昔に「舵誌」で紹介されていたのを覚えている。当時、ボク達は18fのつりボートをレスキューに使っていたので大型で船内機仕様のレスキューボートを羨望の眼差しで眺めていたなぁ。今では大きさも、そしてエンジンがオリジナルなら出力も低いので学連のレスキューに機能性では負けているがスタイルは中々良いとボクは今でもそう思っている。

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 もう1隻はセンターハウスの前に留まっていた、かっこいいKYCのレスキューボート。ハルはアルミで外周に太い防舷材を装着している。プロペラはなくてウォータージェット推進。ドライバーは高速ボートのように背後のシートに身体を嵌め込んで操縦するタイプだ。
 このボートは普通のヨットレースには使われていないみたいだが、マッチレースのジャッジやチャンピオンレースの運営には使われているのでだろう。でもこの前のTP52が出ていたKYCポイントレースには何故かこのレスキューが走っていた。

 それにディンギーのサポートにインフレータブルボートが増えてきた。以前にはOPクラスの練習にレスキューとしてインフレータブルボートがついていただけだったが、最近は学生の練習にもインフレータブルボートがレスキューというよりもコーチとしてついているようだ。
 将来有望な選手だけなのか、あるいは予算豊富な大学が練習効率を上げるためにつけているのだろうか。コーチが大馬力船外機を搭載したインフレータブルボートに乗り熱心にアドバイスしている光景もよくみられる。

 でもハーバー内をパトロールしているインフレータブルレスキューボートには気をつけなくてはならない。桟橋を出たがペラにフジツボが一杯付いて困っていたら「つい、曳いてもらたい気持ち」になるが、このレスキューボートは有料です。後日、請求書がついてきますよ。

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by pac3jp | 2008-09-10 10:50 | ボート  

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