電動ウインチのブームその後

c0041039_17443617.jpg 一年ほど前、ボクのお仲間で電動ウインチを装備する小さなブームがあった。その結果、リューマ♯40が1台とハーケン♯40が2台の計3台の電動ウインチが3隻のヨットに装備された。
 電動になってウインチハンドルは不要になったが操作用押しボタンにも結構指の力がいるし、SWから離れたマスト付近からでもウインチを操作したいなぁと、だんだん欲が出てきて3隻ともワイヤレスリモコンで操作できるように改造された。
(この改造は純正品ではお金が掛かりそうだが、少しばかりの電気知識があれば汎用品を使って安く簡単に出来るという)

上の画像はハーケンの電動40STと右の小さいSWがワイヤレスリモコン。

c0041039_1744080.jpg 昨日、お一人で整備中のオーナーさんにマスト昇降時の電動ウインチオペレーター?を頼まれた。一人で75kgはありそうな人間を腕力だけで巻き上げるには大変だが電動ウインチなので「OK!」と軽く引き受けた。以前は一度上がるとマスト作業がすべて終わるような段取りで登っていたが今は、「あっ、パーツが足りないのでちょっと下ろして!」なんて簡単におっしゃる。でも電動ウインチのパワーは素晴らしく「オッケーです」と軽く請け負える。以前だとこうはいかなかったなぁと、先月マスト登りのお手伝いをした他のヨットのことを思い出した。

便利な道具には落とし穴もある。こんな失敗談もお聞きした。

■その1.ウインチにサイズの合わないジブシートをセルフテーリングに巻いてリモコンで動かしていたらスリップしていて樹脂のセルフ部分が溶けてしまった。部品交換修理費・・・ウン万円。
■その2.ハリヤードを上げていた時、ピークに注目していたらブームカバーへの絡みが見えずカバーが破れた。
■その3.団塊手動パワーよりかなり強力なパワーなので不注意で古いターニングブロックのベースまでも破損したとか。
■その他、ハリヤードのワイヤーが切れたり、セールのピークボードを壊したりすることもあるそうだ。

 ウインチの傍で操作していると負荷がグッとかかった時はロープの緊張する音やウインチのうなりが聞こえるがワイヤレスリモコンならまず感知できないだろう。ロープがロックすると過負荷でブレーカーが落ちるが、それまでに壊れてしまうところはいろいろありそうだが電動ウインチで巻き取る各種のラインに関わる注意ヶ所をしっかり頭に入れておく必要はあるようですね。

 我が艇のマスト登りには一応?電動ウインドラスだが、メンハリヤードは今でもウインチなしでマストトップまでは引き上げられる。でももう直ぐ出来なくなりそうな予感は・・・あります。でも、これからもクルージングをセーリングスポーツと捉え、できるだけ体を使って楽しむことにしようと思っている。(少しヤセ我慢?)

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by pac3jp | 2008-09-08 17:49 | ヨットの艤装と艤装品  

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