Bluetooth & GPS機能搭載VHFラジオ

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 west marineから標題のタイトルがついたメールが届いた。

 今までにない新しい機能を搭載したハンディータイプの国際VHF無線機(HX850S)が発売されたお知らせだ。画像のVHFは通常の通話機能以外にGPS機能も搭載していて画面に位置座標が表示される。それにSOG(対地速度)やCOG(対地方位)の表示もできる。勿論、遭難警報などDSC(デジタル選択呼出し)送信のために外部からGPSデータを入力する必要もない。このVHF1台で遭難通報は完結する。値段は250ドル。

 もう1種類は同じくスタンダードのハンディVHF(HX760S)に「ブルートゥース」機能が搭載されワイヤレスのヘッドセットが付いる機種だ。これをつけるとあの邪魔なコードがなくなり条件によっては本体VHFを別の場所に置いたまま通話が可能になる?。例えばVHF本体を充電中でも近くにいればヘッドセットは使えるはずだ。値段は349.99ドル。
 ボクの周りで「Bluetooth」はそう普及しているとは思わないが以前、PCとPDAとのデータ交換に使っていた赤外線通信規格(IrDA)の代わりに東芝のノートパソコンに搭載されているのは知っていたが実際はなにに使うのかよく分からなかった。でも最近はケータイのコードレスヘッドフォンなどでも使われているらしい。

 このようにボクも欲しいなぁと思わせる高機能の国際VHFが安く販売されているのに「日本国の技術適合検定合格品」ではないので従事者免状は持っていても無線局の開局が難しく事実上国内で使うことは出来ない。

 イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故を契機に、海上の船舶同士が共通の通信環境を持つべきだと訴え、国際VHFを個人でも簡便に使えるようにして欲しいと運動する人も出てきた。下の【関連記事】をご参照ください。

 ところが海保はこのところボートやヨットが16chの気象や海上警報を聞くために持っているVHFを臨検時に不法無線局として摘発しているらしい。無線機を没収されたヨットの話も聞いたが、ボクの近くのボートオーナーも海保の指示だといってアンテナを取り外していた。

 監督官庁は早く国際VHFをヨットやボートの安全備品の一つとして認め、アメリカ並みとは言わないまでも今よりは簡便にVHFを使えるようにして欲しいもんですね。

【関連記事】:国際VHF
【関連記事】:風は国際VHFへ!
【参考資料】:ブルートゥースとは

(注)日本ではVHFのDSCは運用されていない。
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by pac3jp | 2008-09-05 11:59 | ヨットの艤装と艤装品  

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