ヨットの船首像?

c0041039_15223060.jpg 昨日、日曜日の朝は前夜の激しい雷雨の影響だろうか、どんよりとしたお天気のせいか桟橋にも人影が疎らだった。

 そんな桟橋を歩いていると、バウの両色灯の上に小さな裸の人形が乗っかっているのを発見した。
 個人の趣味は自由だが、はてなんだろうと思って眺めていると、ふと、これはこのヨットのフィギアヘッドではないのか、と思い当たった。

 大昔から船には航海の安全を願って舳(へさき)に蛇の頭など信仰の対象や魔力をもつものの姿をかたどった船首像を取り付けてきた。時代がくだり、そのテーマは富や威信のシンボルへと変わり、女神像から、男神、騎士、鷲など幅広く使われた。
 
c0041039_15225783.jpg いまや、船首像を取り付けている船は練習帆船だけになってしまったようだが、ヨットの世界ではバウスプリットをもつヨットが可愛いが本式の船首像を飾っているのをたまに見ることもある。

 お正月には自宅の玄関に、そしてマイボートの船首にも注連飾りをつけるフネはよくある。これも日本的な魔除けの縁起物だろう。でもこの縁起物はごく短い有効期限しかついていないので船首にとりつけて航海に出るわけにはいかないのだ。

 因みにフネの神棚に納められる金毘羅さんの「航海安全のお札は有効期限などはありません」と神社ではおっしゃっていましたよ。

c0041039_15241339.jpg バウの両色灯は当然ヨットの先端についているので、「気分は船首像」の人形でも立派にその役目を果たしそうだ。画像左は別のヨットのバウの両色灯カバーだが魔除けの効果も多少はありそうだ。


c0041039_15253610.jpg 一方お仲間のヨットの船尾に飾ったドナルドダックはどう見てもマスコットだね。
何のために付けているのかさっぱり分からないし、オーナーの趣味の世界など理解できないのが普通かな。
 でも、じっと見ているとなんとなくオーナーの日ごろのイメージと重なる部分も発見できる・・・。
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by pac3jp | 2008-08-25 15:30 | ウオッチング  

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