波浪推進船「サントリー マーメードⅡ」無事に帰港

c0041039_16475891.jpg 日曜日の朝、センターハウスの前にビデオカメラや大きなカメラを持った報道カメラマンがいそがしそうに行き交っている。花束を持った幼稚園児まで整列して待っている。勿論、ただの見物人も大勢いる。

 冒険ヨットマンである堀江さんが乗る「サントリー マーメードⅡ」がハワイ沖を3月中旬に出発してから3ヶ月少しかけて紀伊水道のゴールラインに到着したと、既に報道されていたが、今朝は母港で帰港のセレモニーがあるのだ。

 予定より少し遅れた9時40分頃、伴走艇2隻を従えてセンターハウス前の桟橋に到着。ボクも近くで写真を撮ろうと思って桟橋に入ったら、知り合いのメカニックが「あれ、部外者がいますね?」といったので周りを見ると皆さんPRESSのIDをぶら下げていたが、ボクも同業のような顔で小さなデジカメで写真を撮ってきた。

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 波動推進システムというエコと言うには効率が悪すぎる船の航海はどんな具合だったかは今後の堀江さんの講演会でお聞きするとして、航海途中は2~3ノットは出ているきいていたが、結局、ハワイからの7,800kmを110日かけて進んで平均速度は1.6ノットだった。

c0041039_16541187.jpg こんな低速な船はお天気に大きく影響される。肝心の波がなかったり、潮流が行く手を遮ったり、バックすることもあっただろう。
 
 口の悪いボクの友人などは「この位の速度ならゴミでもハワイから流れてくるで!」といっている。


 登山家の野口さんと神戸で対談する予定もあり、もう少しは早く帰れる予定だったはずなのに何故?と思っていたが、入港してくるボートの左舷の波浪推進装置のコイルスプリングがロープで仮止めされているのが見えた。
 この「サントリーマーメードⅡ」は両舷2枚の波動翼で推進力を発生するが左舷側のスプリングが切れているので能力が半分になり速度が落ちたのかも知れない。ボクの勝手な想像だけど・・・。

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 でも、今度の航海でも僅かな推進力しか持たないボートで、揺れに耐えて、じ~っと我慢していけるのは冒険ヨットマンと呼ばれる堀江さんだから出来る航海でしょうね。きっと。

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by pac3jp | 2008-07-07 17:01 | 特殊船  

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