セールドライブエンジンの外付けジンク

c0041039_1235534.jpg 翌日の進水式を控えてあれこれと準備しているババリア34のセールドライブ付近の船底を見ると、ボルボ純正の3翼フォールディングペラの上に変な円盤形ジンクが付いているのを発見した。プロペラ用のジンクはちゃんとドライブストラットにセットしてあるのに。

 なんだろうと思い担当ディーラー氏にお聞きすると、このエンジンユニットは従来と違いエンジン本体とドライブとは電気的に絶縁されていて、そのためエンジンから別のアース線がエンジン専用ジンク端子に配線されているとおっしゃる。
 このジンクは船底から10mmくらい浮かせ、水中抵抗の断面積は小さいが電極の表面積は最大に稼げるようにつけてある。でもレーサーなどは余分な突起物としてきっと嫌がるでしょうね。
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 セールドライブがヨットの補機に搭載されるようになってからもう20年以上にもなると思うが、ボルボのエンジンではエンジン本体にはジンクは付いていなかったし、別に専用のジンクが必要だったこともずっとなかった。

 ボクが何故?と思っても誰も教えてくれないが、ボルボのヨット用小型エンジンはOEM先がちょいちょい変わる。OEM元のエンジンメーカーのポリシーでセールドライブのジンクではエンジン本体の電食保護が出来ないと考えていたら、別途にということになるかもしれない。

 また、最近はやりの地球環境にかかわるEU規制の網がかかり使えない部品が出来たとも考えられる。そいいえば大分前にアスベストがらみで大幅にパーツリストが入れ替わったこともあったなぁ。

 どっちにせよオーナーは上架のたびに高価な2種類の専用ジンクを用意しなくてはならないわけだ。
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by pac3jp | 2008-06-16 12:48 | ヨットの艤装と艤装品  

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