シンクの強制排水?

 つい最近、7回目の小笠原クルージングから帰ってきた仲間がいる。

 ヨット乗りになったら誰でも一度は小笠原へ行って見たいと思っているだろう。でも実際に実行出来る人は割と少ない。
 まず、日程だ。2週間~3週間のまとまった休暇が必要。それに当然だが本物の外洋を航海できるヨット。身の安全確保のためにお金が掛かるのは当たり前だが、なにやら高いなぁと思ってしまうのが近海区域の船検を取得することだ。

 諸々の条件をクリアしてあこがれの小笠原へ往復1240マイルのクルージングが出来ても、もう一度行きますかとお聞きすると「一度行けば充分です」とおっしゃる。日本近海の変わりやすい天候が支配するエリアで台風を避けて航海するタイミングなど中々難しいのだ。

 そんな西宮~小笠原航路を毎年運航している理由はなんですか、と彼に聞いても明確なお答えがない。
 そこでボクが勝手に推測すると、彼はきっと自艇をシングルハンドの究極外洋クルージングボートにするためのテスト航海をしているだろうと睨んでいる。
 航海の後はヨットの改造に着手する。カッターリグになり、一昨年はマストも低くした。6度の航海で数々の改造、改良を重ねていったが、今年は大波で横転してソフトドジャーが壊れた。次回はより完璧なドジャーに、いや、ハードドジャーになるかも知れない。

c0041039_10594232.jpg 数年前の航海の際、艇内に溜まるビルジを、普通の速度では逆止弁を作動させるだけの負圧が発生しなかったとかで残念がっていた。
 今回はシンクの排出口に以前のカバーを張りつけて試してみると4ノットから負圧が発生し6ノットでは充分な負圧がありシンクの水は直ぐに流れてしまう。「これはええよ!」と教えてくれたが、ボクはシンクの排水が出来ないほどヒールして長時間航海するなどありえないので、残念ながらこの情報は「猫に小判」だった。

 上の画像は左舷の水線上にある排水口カバーだが、シンク用は右舷の水線下にあり、ボルト止めではなく簡単に貼り付けただけだとか。

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 余談だが小笠原にはお土産がないとよく聞く。だが今回、彼から小笠原産のパッションフルーツをもらった。果実の上部を切り取りスプーンですくって食べる。甘すっぱくて美味しい。同じくパッションフルーツクッキーもあるがここでは作ってないそうだ。
 海亀の肉も前にお土産でご馳走になったがこれも小笠原だけに捕獲が許可されているという。
 お味は? ・・・忘れてしまった!

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by pac3jp | 2008-06-04 11:10 | ヨットの艤装と艤装品  

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