大学ヨット部の遠征はいま・・・

 新西宮ヨットハーバーには阪神間の何校もの有名大学の艇庫がありここにヨット部を置いている。彼等の練習海面はハーバー防波堤の外側から沖の一文字の間である。ここでは小は小学生の操るOPクラスから高校生のFJクラス、大学生の470、スナイプクラス、一般社会人のシーホッパーやレーザーが入り乱れて練習やレースをやっている。

 ボク達がこの海面で自由にセーリングしようとしてもちょっと狭いなぁという感じである。国体などの大きなレースの時はきちんと区画されているが、いつもは大小のディンギーが乱舞しているようにみえる。

 30数年もこの海で遊んでいると学生達が乗るヨットが変わってきたことがわかる。艇種は470やスナイプと変わりはないが、まずボロセールをつけているヨットは居なくなった。それに見るからに汚い格好で乗っているクルーも見当たらない。そして最大の変わりようは学生レーシングディンギーの世界に女性レーサーが多くなった事だ。

 いま、大学生の彼や彼女たちが生まれた1986年~1990年はまさにバブルの頃だった。ボクは土地も株も持っていなかったので、そうバブルの実感はなかったが、ヨット仲間でも「今住んでるマンションを売ったら豪華クルーザーと一戸建が買える」なんて話をよく聞かされた。おっと、これは本文とは関係ない。 まぁ、豊かになった日本で育った若者たちだ。

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 先週、ディンギーの艇庫前に大勢の学生が集まり、校歌や応援歌を大声で歌って試合に臨む選手達を激励しているような集会をしていた。学連ヨットはこの時期「新人戦」でもあるのだろうか。駐車場やヤードに外来のヨットを積み込んだ車が何台か止まっている。

 昔は学生ヨット部の遠征と言えば2トン積みのレンタカーにラックを組んでヨットを運んでいたイメージがあったので、目の前にいるバタフライ型の扉を開いた大型トラックに積まれているたった6隻のヨットに驚いた。車の側にユニフォームを着たドライバーとアシスタントが荷卸しを待っていた。こんなトラックで運べば雨でも雪でも泥道でも汚れることなく運んでくれる。ラクチンだが費用は大分掛かりそうだ。

 その費用は学校が負担するのかクラブが負担するのか知らないが、どっちにせよ授業料を出している親か、学校に補助金を出している国民の税金で賄われているのだろう。でも、運転の下手な学生に高いヨットを運ばせるより、事故の心配もない運送業者に運んでもらう方がかえって安くつくとの考えも納得できる。

気がつくと、この世界もどんどん変わってきてますね。ホント!!
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by pac3jp | 2008-05-30 09:47 | ウオッチング  

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