ハーバーで人気一番の写生スポット

 気持のいい、そよ風が吹く初夏から晩秋まで、週末になると先生に引率されたカルチャースクールの生徒さんがよくここへ写生にやってくる。ヨットハーバーには絵心をそそる魅力がきっとあるのだろう。

c0041039_1661777.jpg 今日も十人ほどの学生風の男女がハーバーウォークのアチコチでキャンバスを広げている。桟橋に繋がれたボートやヨットを真剣に描いているのだ。声を掛けてみると大学のゼミの仲間で来ていると教えてくれた。いつものカルチャースクールのオジサン・オバサン達よりはもっと専門的に勉強している人達だろう。

 そこで、「描くのはオーナーが来てないフネにしなさいよ。この前には、まだ描いている途中なのにボートが出港してしまい慌てていた人もいたよ!」などとつまらないアドバイスをしてしまった。

 ボクは彼や彼女がヨットハーバーに沢山浮かんでいるヨットやボートの中からどんな基準でそのフネを選んで描いているのかと前から興味があったのでよく注意して見ていると、いつも人気のある対象物(ヨット)があるスポットは存在するのだ。

c0041039_1664042.jpg 今日はその場所にゼミの指導者らしき人物がキャンバスを据えている。

 対象物(ヨット・ボート)を絵に描こうとする人にフネから何か訴えるものがなくてはならないと思うが、そこにはFRP製のヨットに混ざってニスで仕上げた木造の小さいクラシックタイプのクルージングヨットが繋がれている。普通のヨットマンでも「ええなぁ~!」と思わせる雰囲気を持っているヨットである。

 多分「ヨット乗り」ではないはず?の彼等もよくそのヨットを描いているとしたらやっぱり誰がみても同じように思うんだね。

 誰が見ても「いいなぁ~」と思わせる条件は何も高価で豪華なフネでなくてもいいのだ。

●ちゃんとデッキが整理整頓され不要なものが残ってない。
●船体に汚れや傷がなくキレイに手入れされている。
●デッキのペイントあるいはニスの部分がキチンと塗られている。
●整備が出来ていて、いつでも出航できる態勢にある。

 ヨットのデザインには各人の好き嫌いはあるが、愛情を持って維持管理しているさまが伝われば、このフネはオーナーから「愛艇」として可愛がられているのだ。「いいなぁ~」と誰からも思われることだろう。
 そんな風にボクもやりたいが・・・。
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by pac3jp | 2008-05-19 16:11 | ウオッチング  

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