フルドジャーを装備したクルージングヨット

c0041039_13383153.jpg 最近このハーバーに外国のクルージング艇はよく寄港してくるようになったが、日本のロングクルージング艇が寄港してくることは少ない。日本一周クルージングなどの航路から外れているのか、あるいは停泊料金が高いので敬遠されてているのかもしれない。

 連休後半の土曜日、フル装備のクルージングヨットがビジターバースに入ってきた。 38fのカッターだ。バウデッキに足舟を積み、マストにレーダーと、プロファールのブームファーラーが付き、フルドジャーを装備している。一目でよく整備されたロングクルージング指向のヨットだと分る。

 コクピットにいらした女性に声を掛けると「日本一周もしましたよ!」とおっしゃる。でも、お忙しいそうだったので又、明日にでもと思っていたら翌朝早く出港されてバースはもう空だった。あぁ残念!
 のんびりと長居している外人ヨットマン達とは違っていたのだ・・・。

c0041039_1339458.jpg ボクはクルージングヨットのフルドジャーに興味があるので少し観察させてもらった。
 フルドジャーは寒い時や雨天、あるいは時化の時など大変ありがたい装備だ。だが、マストトップの風見が見えない、咄嗟の場合にデッキにすぐ出れないなど問題もあるが、これは運用でカバーできるはず。ロングクルージングでは快適さの確保が一番だ。

 このドジャーの前面はハードドジャーになっている。その上からコックピットを覆うビミニトップにつながりヘルムスマン後方の窓までがキャンバスのソフトドジャーになっている。そして左右の出入り口がある。今の季節は後方の窓は巻上げてあり、後方視界はオープンで良好だ。

c0041039_1341090.jpg コクピット後部はムアリングやアンカーワーク、ディンギー乗降のために露天甲板が残っている。以前にトランサムまでフルドジャーのヨットに乗った時、狭い場所のアンカーワークで手こずったのでこれは良いなと思う。

 それにドジャーの上にパイプ架台があり大きなソーラーパネルが2枚セットされている。ソーラーパネルはブームの日陰にならないよう左右に離されているようだが、ソーラーパネルは一部に陰が入ると効率がグンと落ちると聞いているので時間によってはブームを振ることも必要かも。

 ハーバー会社の社長さんによると、ここを多くのフネと人々が集う「賑わうヨットハーバー」にしたいとおっしゃる。確かに近年、外国ヨットは増えてきたが国内をクルージングする普通のヨットマン達に新西宮ヨットハーバーにきて貰うためには、ビジター料金を安くするなど魅力的なサービスを提供して「賑わうヨットハーバー」に参加してもらう仕掛けも必要ですね。
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by pac3jp | 2008-05-07 13:47 | ヨットの艤装と艤装品  

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