アメリカ艇「WEST WARD」を見学する(3)

 「WEST WARD」がハーバーのビジターバースに停泊してからもう1ヶ月になる。船尾に大きな星条旗が翻るクラシックなモーターヨットはもうすっかりヨットハーバーらしい景観の一つになってしまったような感がある。

c0041039_9305529.jpg 先日、またもや木造86fの「WEST WARD」と主機のディーゼルエンジンが話題なり、まだ実物を見た事がなかった何人かが是非見たいということになり見学に行くことになった。

 ボクは3度目の見学なのでエンジンルーム、ブリッジ以外の場所を見せてもらう。
まず、広々したメインキャビンにはこの船が生まれた寒いアメリカ北西部で必須の家具、暖炉がある。昔は石炭や薪を焚いていたのだろう、耐火レンガで造ってある。今でも使っているらしく新しい?灰が残っていた。

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 キャビンの後にはギャレーがある。当然ながら我家のキッチンより広さも装備も断然上である。エンジンは年代物を大切に使っているがここはオーナーの奥さんの城である。スペースはオリジナルのままの様だが設備は現代風だ。

 ギャレーの奥には2ドアの大型冷蔵庫、大きく頑丈なオーブン付き4口のストーブ。通路を隔てた右舷窓側には料理を盛り付けするテーブルとその下には電子レンジがある。

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 左舷窓際には大きく深い二つのシンク。壁には沢山のスパイスが入ったスパイスラックがお料理好きなコック長を思わせる。
 調理台の壁には包丁の入ったケースがみえる。長身の奥さんが使うんでしょうね、ボクには大分高すぎるようだ。

c0041039_9321880.jpg ギャレーから船尾に行くと洗濯機などがあるユーティリティールームがあり、屋根つきのアフターデッキにいたる。ここは広いスペースがあり、ベンチやテーブル、椅子などがあり、それに大型のBBQコンロが据えつけられている。ここはBGMが流れ、パーティに、そしてクルー達が寛ぐスペースになっているようだ。

 1ヶ月も留守番をしていたエンジニア氏によると明日(4/28)、キャプテンがアメリカからやってくるとのこと。そして今夜はジャパニーズ・ピザパーティに招待されていると嬉しそうに話していた。この船の大きいがおとなしいラブラドールが、きっとご近所の愛犬家たちと機関長をとりもったのかなと想像しているのだが・・・。

 オーナーとクルーが揃えば出港の日は近いのだろう。日本を出ると次は韓国に入り、上架整備をすると聞いている。

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by pac3jp | 2008-05-02 09:47 | ウオッチング  

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