関西国際ボートショー 2008 (2)

 毎年、春のボートショーでは輸入された高価な新型ヨットを見るのを楽しみにしている。自分で買って乗ろうとは思わないが、デザイナーとビルダー、それに艤装品メーカーが智恵を絞って考えた新しい船型や艤装品を見るのは大いに楽しい。
c0041039_13194765.jpg

 今年も新艇の出展は少なかったが、久し振りにドイツのデヘラー34が出てきた。デヘラーヨットの新艇はいつも新しいモノが付いているので桟橋からよく観察すると、船型は今頃はやりの形で以前のモデルと比べるとかなりボリュームがある・・・あれっ、デッキには何かありそうだ。
c0041039_13203578.jpg

 バウデッキにファーレックスの新型ファーラーが装備されていた。ファーラーの巻き取りドラムがデッキ下に取り付けられたタイプだ。一般的にこのタイプはフォアステイがデッキを貫通している部分は大きな穴が開いている。でも、この新製品はデッキ貫通部分はベアリング付き?のフランジで保持されている。フォアステイのタック部分がすっきりと収まってファーラーが付いているのを感じさせないスマートさがある。
 左画像はファーラー部の外観、右画像はコントロールロープの取り回し。ブロックが2個入っているので多少重いかも。
c0041039_13205735.jpg

 バウパルピットに小型でカッコいいLED両色灯 LOPOLIGHT製(1NM用)が付いていた。(↑左画像)
 船尾灯も同じデザインのLED船尾灯だ。(↑右画像)
 ちなみにマストトップにつける全周灯は日本の規格に合格しないので桜マークのKOITOをつけているとディーラーからお聞きした。
c0041039_1321211.jpg

 サイドデッキにバタフライタイプのセンタークリートを発見した。よく見れば舫いロープが掛かったクリートも当然同じタイプのクリートだ。デッキのクリートはシートが絡んだり蹴躓いたりするので、専用ガードをつけたり、テープでカバーしたりする。ボートには沈下タイプのクリートなどがよく装備されているが、ヨットでは頑丈そうなこのタイプの方が良さそうだ。

c0041039_13214484.jpg 画像はスターンに装備されたラダーステップ。不幸にもヨットから落水してしまい、ヨットに戻れなくなった時、水中からラダーステップを降ろせる仕掛けの有無がそのヨットマンの運命を左右する。
 これは画像を見ても分るが、水中からでも引き出せる伸縮タイプの梯子である。海水の冷たい時期、ハーバー内の落水事故で助かる確率は確実に上がるでしょうね! ただ、通常に降ろす場合に落ちそうになる恐れも・・・。

 結局、デヘラー34の見学はデッキを一回りしただけでコクピットもキャビンも入らずだった。従ってヨットの帆走性能も値段も聞かずにヨットを降りた。印象ではクラブレーサーらしかったが、クリートなどヨットの隅っこしか見なかったので全体はよく分らなかった。でもボクはこれで充分楽しんだ。
[PR]

by pac3jp | 2008-03-26 13:32 | ウオッチング  

<< 関西国際ボートショー 2008... 関西国際ボートショー 2008... >>