アンダー ウォーター スコープ

 寒い時期にもめげず、こまめにフネを出す友人のヨットを訪ねると、桟橋にデッキブラシなどが散らかり、何か船底の邪魔物を取り除こうとした風である。どうしたのとお聞きすると、「神戸港の沖でどうもビニールぽい物がプロペラに巻き込んだようで、前進・後進を繰り返したが破片が流れてきただけでゴミは外れなかった」とおっしゃる。エンジンを始動してペラを回すとごろごろと船体が振動する。

 水温は9℃。ドライスーツとタンクでゴミを取るか、1万5千円払ってハーバーのリフトで吊ってもらうか思案中だ。ボクはドライを持ってないのでウエットスーツで考えればお金を払って処理する方にするがオーナーそれぞれに選択肢はある。
 でも、まず現状を確認するのが一番だが彼のヨットはセールドライブでちょっとプロペラの位置が深いので桟橋からは見えない。用意の良いヨットはプロペラが見える点検窓や船内からゴミを除去できるシャフトなど装備したフネまであるが・・・。

 「船底やペラが見える道具ない?」と、聞かれた。ヨット乗りの思いは世界共通、古いクルージングワールドのDIYページで発見。「アンダーウォーター スコープ」とお題が付いた製作図(下)が掲載されていた。

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 太さ2インチ、長さ6フィートのABSパイプに2インチのコネクターに厚さ1/8インチ×2インチ径のプレックスグラスを接着したものを接続すると書いてあるが、日本では2インチの塩ビのパイプとソケットで代用が効く。窓は透明でソケットの内径と同じ3mm~4mm厚さの塩ビかアクリル板があればOKだ。使う時はパイプの浮力があるのでバランスのよいところにホースバンドでウエイトを取り付ける。材料は近くのホームセンターで全部調達できる。この道具の操作は船上からは使えないのでテンダーからとか桟橋から使う事になる。

 同じ目的のマリングッズが通販で売っていたそうだが、口径が小さいとか長さが足りないとか色々とある。地方によって海水の透明度は違う。それに観察する人の視力までまちまちだ。自分にあった仕様で作ってみよう。


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by pac3jp | 2008-02-22 09:09 | ウオッチング  

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