ヨットの漁労スペース?

 明石海峡を西へ抜けるクルージング途中、須磨や垂水の沖はいい漁場でいつも大型小型の釣り船の多いところだ。その中でロッドを突き出して本格的な曳き釣りをしているヨットもよく見掛ける。丁度、漁具を引く最適速度がヨットの常用速度にマッチしているのだろう。

 大阪湾奥の西宮沖では防波堤の釣りは盛んだが乗り合い船も来ないし、個人の釣り船も割りと少ないところだ。そんな海でもボク達がショートクルージングから夕方に帰ってくる頃、ハーバーをいそいそと出てゆく、船尾に幾つかの漁具が目立つ漁労タイプのヨットがいた。

c0041039_10173471.jpg ヨットマンは釣り好きも多く普通はフネにロットホルダーやタモ差し位は取り付けている。でも、釣り糸が絡み易いスティやデッキ艤装品も多く船足も遅いヨットでは本格的な釣りは不向きだと思われるが、ボートよりどうしてもヨットでなければと考えるヨット派アングラーもいるわけだ。そこでヨットで快適に釣りをする色んな方法を考える事になる。

 スターンに曳き釣りステーションを作ったヨットがいた。以前、タチウオ釣りに行くのを目撃したヨットだ。ヨットでは普通はコクピットの横とか後ろで釣具の操作をするが、ここはバックステイとか何かと障害物が多い場所だ。そこでこのオーナーさんはスターンのスイミングステージを専用の釣りコーナーにしてしまったのだ。左右のスターンパルピットから「立てたスイミングラダー」までパイプを続ぎ、落水防止の安全柵とした。ついでにこのステップに釣り糸の特製リールまでセットしてある。今はオフなので装備はセットしてないがシーズンに入れば漁具がフルセット取り付けられるのだろう。

ついでながらこの場所は安全な男性「おしっこ」にぴったりの場所にもなっているが、もし、落水した時はラダーが簡単に使えないからちょっと苦労するかもしれない。でも、別に非常梯子を用意しとけば良い訳で、大きなお世話でしたね。
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by pac3jp | 2008-02-15 10:22 | ヨットの艤装と艤装品  

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