韓国人のヨット

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 昨年末から3週間ほどハーバーの作業ヤードに少し古いタイプのホルベルグラッシー352が上架されていた。右舷のスプレッダーに日の丸があがっていて、スターンにはドイツ国旗が翻っている。船尾のアーチにソーラーパネルがあり、風力発電機がクルクルと回っている。典型的なロングクルージング中のヨットである。でも、船底は長く上架されていたようにきれいだし、ドイツ人らしいオーナーの姿も見かけない。

 ヨット業者が新しいレーダーを追加したり、バウスラスターの新設工事などをしている。このHR352はセミロングキールなのでスラスタの必要性は認めるが、ロングクルージング中にこんな工事をしているヨットは珍しいなと思ってみていた。

 先週土曜日、いつものようにハーバーに出勤?すると、そのドイツ艇はもう既に出航してハーバーには居なかった。横で作業していた業者さんに聞くと「今日は下関くらいかな?」と言っていた。外来艇の事情に詳しい知り合いに改めて聞くと、このヨットはドイツに住んでいる韓国人がオーナーで向こうで乗っていたフネだという。そのオーナーが北欧の海から大西洋・太平洋を渡るロングクルージングで故郷に帰る旅に出たが、目的は叶わず、ヨットは何処かの港からデッキ積みで日本に送られてきたそうだ。
 そしてクルージング中に懸案だった工事を完了して、先週、故国へ向かって旅立っていったのだ。もうここから韓国は近い。早ければもう着いているかも知れないね。

c0041039_1152342.jpg ちょっと気になった装備
 右舷スターンのオーナーズシートの裏に付けられたアンカーラインとホイール。巻き取るときに縺れないかと思うが収納場所としては名案。


参考 以前の記事から:大型カタマランヨット「レディ アリア」
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by pac3jp | 2008-01-21 11:15 | ウオッチング  

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