強風のセーリング

 昨日の日曜日は朝早くから強風でリギンが鳴り、ブローがヨットを揺らせていた。ハーバー内のアチコチで今日のレースに出るヨットのクルー達が忙しく出航の準備をしている。

 昨夜のサタディーナイトフィーバーで「明日はゲストが大勢やってくるので手伝って欲しい」と仲間のオーナーが言っていたのを聞いていたので、風が強くて自艇は出さないボク達はお手伝いに行くことにした。

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 この39フィートヨットのコクピットは広いので10人くらい乗っても多少の余裕はある。ハーバーを出ると西の強風が結構吹いている。白波が一面にみえるが、一文字防波堤の中なのでまだ波は小さい。小さめのセールで沖を目指す。暫く上りのセーリングをしながら沖でレースをしているはずのヨット群を捜すが何にも見えない。

 遠くに港に帰って行くような10杯くらいの帆影が見える。どうも強風でレース中止になったのかもしれない。この海面は西の強風が吹くと一文字に当って打ち返す波が三角波になってかなり悪い状況になる。
 レーススタートの見物は諦めて本日の目的地、北港ヨットハーバーへ向かう。生憎、コースは真風下になる。風速25~30ノットで悪い波の中を追手で走ることになってしまった。ヨットに慣れないゲストにとっては最悪の状態だ。メンは巻いてしまい、ジブ1枚で落としてゆく。案の定、気分が悪くなるメンバーもではじめた。

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 2~3mの三角波に揺られながら淀川の河口を進み、北港ヨットハーバーへ入る。桟橋は空いていたが、この風で出やすいバースはないのでやむを得ず外側の押される桟橋に着ける。
 ここまでのセーリングシーンはボクでもよくあるが「レストランで食事を」というのが、そうないのだ。食事をしてもハーバーの食堂でカレーか焼き飯を食べるくらいだし・・・。
 でも今日はお供なので皆さんについて行く。寒い海上から暖房が効いた揺れないレストランは最高だ。船酔い気味の女性ゲストも元気が戻ってきた。桟橋に繋がれ強風にヒールするヨットを窓から見ながらビールで美味しいランチを頂く。

c0041039_146112.jpg 帰りも風は収まらず西25~35ノット、時にはブローが40ノットにあがる。一文字内を波の低そうな場所を選び機走でハーバーに帰る。暫くすると強風のため延期になっていたレースが再開されいたらしく沖からレース艇が帰ってきた。
 濡れて寒そうなクルーもいたが、一番気の毒だったのはマストを失ったヨットがいたことだった。桟橋で折れたマストからセールを取り外していた。レース慣れしたヨットなのにどうしたのだろう。このレースは参加艇の半分はリタイヤしたそうだ。もし、ボクが出ていてもあの海でレースはゴメンだね。きっと、リタイヤを選択したでしょうね。

 大阪管区気象台は18日西日本で西高東低の冬型の気圧配置になり近畿地方に「木枯らし1号」が吹いたと発表した。

あぁ、もう冬がそこまで近づいてきた!!
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by pac3jp | 2007-11-19 14:12 | クルージング  

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