ブームファーラーのトラブル?

 ご近所のお仲間がメンスルの更新を機会に在来型のブームから最新型のスマートなブームファーラーに交換してからもう大分経ったが、「メンセールをスルスルと揚げて、風が強くなると簡単に適当な位置まですーっと引き下げ、簡単にリーフが出来る」はずのブームファーラーだったが中々手なずけるのは難しそう。どっかの「じゃじゃ馬ちゃん」みたい。

c0041039_14441959.jpg 先日もディラーのメカニックが調整に来てくれたが8割方揚がるとウインチで巻いてもかなり重くなってくる。若いメカニックは現役のレーサーでもあるのでその馬力でなんなく巻き上げてしまう。でもこの艇のオーナーさんは現役の社長さんでゴルフは得意だが力仕事はチョット無理だろうね。仲良く奥方とお二人で力を合わせてセールアップをするという。 また、セールダウンもブーム内にしっかりと巻き込んでゆく関係でスルスルとはゆかず、ここでもウインチのお世話になる。

 そこでセールのアップ、ダウンの助っ人に電動ウインチハンドルを使っておられるが、負荷が大きくなるとその助っ人もギブアップする。最終的には本式の電動ウインチの取り付けも考えておられるようだが何とか調整で直したいと思いメカに来てもらっている。このタイプのブームファーラーはもう1隻34フィート艇に付いているが、同じ悩みがあるそうだ。

c0041039_14444774.jpg ご近所のお仲間連とファーラー作業の様子をあれこれ言いながら見ていたが、ブームエンドにあるファーラーの巻き取りドラムに巻き取られるロープが均等に巻けずブームに内側に擦れている様にも見える。このコントロールロープの外皮をもう少し長めに剥ぐか、あるいは少し細くするかでドラム内のロープの嵩を低くすればこ擦れなくなり抵抗は少なくなる。でもハリヤードの引き上げ荷重は「セールの重さ+ブームファーラーシステムの抵抗+巻き取りロープの抵抗」の合計なんで普通のブームにセットしてあるセールを揚げるよりは大分重いのが当たり前なのだ。

 このブームファーラーは動力ウインチが既に装備されている大型ヨットによくセットされている。大型ヨットはジブにしてもメンにしてもセールを展開したり巻き取ったりするの人力よりもパワーのある電気や油圧の動力を使っていることも多いので少々重くても何ともない。
 半面、殆ど人力で操作する中小型のヨットは少し重くなると個人差もあるがきつく感じるのかもしれない。

 メンスルを楽に展開したり簡単に収納したいと思うのはヨット乗り誰もの願いだろう。ボクはローチが取れなかったり変な縦バテンしか入れられないマストファーラーにはせず、フルバテンメンセールとフリードリクセンのスライダーにカンタムのセールパックの組み合わせを使っているが今のところ満足している・・・。

以前の記事から:電動ウインチハンドル
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by pac3jp | 2007-10-19 14:49 | ヨットの艤装と艤装品  

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