電動ウインチ
先日、強風下のやり付けで手に小さい傷をつけてしまったボクに「アンカー打ちはシンドイ。絶対横付けにするで。なにがなんでも・・・」とおっしゃる腕力がご自慢?のヨット乗り。(運用でカバーする)
また、お隣さんはセールアップの度に頼り甲斐のあるスキッパーの片腕として電動ウインチハンドルがお出ましになる。でもその腕力も最後のひと踏ん張りで息切れしてお手伝いに手伝いがいる事態になることもあるとか・・・。(省力ツールでカバーする)
そんな中、お仲間のヨットが最近になり遂に本式の電動ウインチを1台装備した。電動ウインチは昔から大型クルージングヨットには付いていたが価格が高かったのでそれ程普及はしていなかった。
彼は左舷のハリヤードウインチを電動の40STと交換した。これでハリヤードとアンカーラインそれにマストトラブル時のクルーの吊り上げにも使えると考えているらしい。
←は新設された電動ウインチ。なんの変哲もないが右側にある押しボタンを膝頭で押すと楽々とロープを巻くことが出来る。
でも巻き過ぎには充分の注意が必要。電動ウインチ先達のノウハウを生かして下さいね!
↑左の画像 電動ウインチを室内側から見る。モーターとコントロールBOXが見える。意外とコンパクトである。
↑右画像 バッテリーから近い場所に取り付けられたウインチ用 90A サーマル サーキット ブレーカー。過負荷のときに電動ウインチの電源を切る装置。
電動ウインチはWestMarineで購入された。
LEWMAR 40ST 1式 2,699$ save126$ とWebカタログに記載されている。その他送料と関税、消費税の経費がかかる。それにウインチの取替えと配線工事が必要だ。DC12Vで作動する電動ウインチは大電流が流れるので太い電線でバッテリーから配線しなくてはならない。
昔は電動ウインチ1台100万円と言われていたらしいが、今では工事代を入れてもそこまでは掛からないようだ。
《転ばぬ先の杖》
今は体力・気力充分でもいずれシンドクなってきますよ。今後、さらにヨットの杖の省力化を図るか、自らの体力に見合うフネに乗り換えるのか二者選択を迫られるようになるのかなぁ・・・。
まぁ、一番簡単な方法は別荘にしてしまう手もあるね。
by pac3jp | 2007-08-29 09:57 | ヨットの艤装と艤装品