神戸観光に水陸両用船 全国初の定期運行

c0041039_8523876.jpg 地元新聞の夕刊に最近、標題のような記事が出た。大阪のNPOが期間限定で運航していたのをTVで放送していたので見た人も多いと思うが、今度は神戸でもアメリカで買ってきた水陸両用車でツアーをすると言う。

 新聞のタイトルには水陸両用船とあるが、写真を見てこれが「船」かと思った。水陸両用車の「DUKW」だろう。

ダックをWeb検索してみると

DUKW-水陸両用車、M36機関銃搭載、GM製、陸上走行時速50マイル(80キロ)、 水上時速6.4マイル(9.6キロ)、全長372"(9.3メートル)高さ106"(2.65メートル)、幅99"(2.45メートル)、実用開始1943年(S18年)、当初約1500台製造。
実戦に使用されたのは、太平洋戦争の終盤の1943年から1945年までで、海兵隊に属し、主に、マリアナ諸島、サイパン、グアム、硫黄島、そして沖縄の上陸作戦にその偉大な威力を発揮した事で有名です。どれも昔の日本を知っている人には、ちょっと苦い思い出ですが、日本に連続空襲をしたB29の基地作り、ひいては、あの原爆の運搬に寄与したと言われます。これらDUKWの威力を知った世界の列強に広く使われ、特に、ソ連では、それのコピーと言われるBAVが作られたほどです。
この様に、武器として作られたDUKW(ダック)も、終戦後、先ず最初にマーシャル群島で、チャールス・リンドバーグ氏に漁船として使用されたのを皮切りに、平和利用(?)されるようになり、現在のこのダックに至った次第です。因みに1台の総席数は28席です。


 と、ダックツアー会社のWeb広告が出てきた。ダックのツアーはハワイやロンドンなどで営業しているようだ。

 神戸では市内のメリケンパークや北野異人館などの観光地を回り摩耶埠頭東側の灘浜付近から海に入り周辺を周航するらしいが、東は神戸製鋼の発電所や工場、南は六甲アイランドの中古建設機械の集積岸壁であまりオモシロそうな場所はないのにどうするのだろう。まだ、HAT神戸の方が楽しそうなのに・・・。

 コース選定の一番の悩みは神戸港の中心付近には岸壁から海へ降りられるスリップがないからだろう。

 神戸港も一昔前には埠頭の入り口には税関の検問所があり、誰もが港に入るのを拒んでいるように見えた。現在それは無くなったが、埠頭は港湾業者が安全確保の為とか言ってバリケードをつくり自由に入ることを制限している。

 市民が港と海に親しむ機会を!と行政はいっているがフェンスで囲まれた高い岸壁から港を眺める場所は造っても、誰もが自由にローボートやカヌーで水に親しめるスロープなども港の片隅にでも是非作ってもらいたいもんですね。
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by pac3jp | 2007-08-27 09:00 | 特殊船  

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