レーシングヨット、はやりの船型は・・・。

c0041039_1693580.jpg ボク達、クルージングヨット乗りから見れば、陸上保管されているレーシングヨットの世界は、同じハーバーにいても全くの別世界でレーシングルールの変遷や、最近早いヨットや、今はやりのヨットデザイナーは誰々とかもよく知らないのだ。

 でも最近、8月11日から新西宮ヨットハーバー沖で始まるジャパンカップ2007に向け各地からレーシングヨットが回航されてきている。ハーバーの上架ヤードには見慣れない外来のレーサーが並びはじめた。汎用船台に乗らない彼らの専用船台は遠くからトラックに乗ってやってくるのだ。

↓画像は2隻の「グランド ソレイユ42-R」
c0041039_1695951.jpg 海面で練習やチューニングをして夕方上架されているのを見ると、LOAの違いはあるが、同じ船型をしたヨットが並んでいる。正面から見ると幅は狭く四角い断面の船型である。丁度、見た感じは焼酎の紙パックにキールとラダーを付け、バウを長くシャープにしたようなもんだね。

 近くにいたセール屋さんにお聞きすると、「今はこれでないと勝てないのです!」だって。この四角い箱のような船型でヒールすると水線長が延びてすごく早いらしい。この革新的なヨットデザイナーはスペイン人のBotin&Carkeekという。そう聞くと近所にある「ファー」のボートが古くさく見えるから不思議だ。

 そういえば一昨年の12月に真っ黒で四角い大型レーサーが輸入され、進水式をやっていた。どこか外国のレースで勝ったフネを買って来たと聞いた。それは多分ワンオフのボートだったのだろ。早いヨットをデザインできるデザイナーを素早く雇ったのはイタリアのヨットビルダー「グランド ソレイユ社」だ。同社からプロダクションレーサーとして42fと52f発売されている。

↓画像で同じ格好のスターンが三つ見える。

c0041039_1611748.jpg そのグランドソレイユ42-Rが3隻も集まってきた。ワンオフのB&C 49fと46fをあわせて5隻も同じデザイナーのヨットが集まっているで「Botin&Carkeek」は「今年一番のはやりで人気のヨットデザイナー」と言えるね。今年のジャパンカップ参加艇数は13隻(KYCのHPより)なので5隻(36%)は異常に多いのかなとボクは思っているのだが・・・。

 あと多いのはXヨットの4隻だ。ボクの知っている時代は社長がヨットデザイナーをしていたので、今でもビルダー自前のデザイナーかもしれないね。そうしたらレースフリート中で「2番目(30%)に流行っているデザイナー(ビルダー)」ということになるね。

以前の記事から:レース艇
[PR]

by pac3jp | 2007-08-06 16:21 | ウオッチング  

<< LED航海灯の話、その後・・・ レーザー乗りだった頃 >>