デッキで見掛けた「何だろう?」

c0041039_9394853.jpg 毎週通うヨットハーバーのいつもの桟橋に繋がれた見慣れたヨットで「何だろう?」と思うものがデッキに載っているのを見ることがある。わざわざオーナーにお聞きするまでもないので長い間そのままになっていたが、最近急に気になってきた。

 それはご近所の木造艇のバウデッキにカリブの海賊も欲しがる「金銀財宝が入った宝箱」を模した、真鍮の帯金に飾り鋲が打たれ、大きく頑丈な錠前がついた立派な箱がある。工具箱ならばバウデッキにある必要が無いし、ロープロッカーならば少し小さいし、ウインドラスのケースなら普通は縦長になるし、さて、何だろう?

c0041039_9401224.jpg 年季の入ったヤマハ33のデッキにタイヤ幅が広く、径が小さいフォークリフトの古タイヤのようなのが2本載っている。ロープが見えているのでどうもタイヤフェンダーに加工されているみたいだ。なおもよく見るとタイヤの下にプラスチックのお皿がつけてある。艇体に当る部分は黒タイヤではハルに汚れが付く。そこで白いハルに優しい柔らかな素材で出来た繊維上の物をお皿を貼り付けたのだろうか。

 このヨットは昔からタイヤをフェンダーに加工していた。黒いタイヤの下にある緑の分厚い防水シートを丁寧に縫って上手にタイヤカバーに作って防舷物としていたから、ボクがそこから連想しただけなので何とも言えないのだが・・・。

c0041039_9403351.jpg もう1件の「何だろう?」はデッキではなくてブームにぶら下がり風に吹かれてブラブラと揺れていた。それは鳥よけにも見えるが、普通の鳥よけの様に実物を模したようなリアリティはない。シルエットはマンガ風のフクロウで目玉はかなりデフォルメしてある。これでカラスやゴイサギが怖がるとは思わないが、彼らには聞いてないので怖いかどうかはよく分らない。

 この頃は「福を来る」とかで、フクロウグッズのコレクターは大勢いらっしやるのでそういう趣味をお持ち主のオーナーさんかもしれないね。でも、コレクターなら風雨に晒されるブームよりも自宅で大切に飾っているだろう。
 やっぱり、大きな目玉から考えて、空き家の窓辺にぶら下がっている古いCDと同じ効果を狙った安い鳥よけの一つと言うのが順当なところかな。

 セーリングする機能だけに絞られて全く遊び心がないレーシングヨットにも機能的な美しさは充分にあるが、オーナーの個性が感じられる「何だろう?」と思わせる何かが、一つくらいあったほうがヨットを見ていてもより楽しいとボクは思うね。
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by pac3jp | 2007-08-01 09:46 | ウオッチング  

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