航海灯がLEDに!

 ホームセンターで販売されている小型の懐中電灯などは豆球からもう殆どがLEDに変ってしまった。LEDの低消費電力、長寿命、耐震動性が良いなど電球に較べて光源としてはかなり優れているし、半導体の高輝度LEDが安くなってきたこともあるのだろう。

 電気を余り食わない航海灯は電源事情が悪いヨットやエンジンを止めて釣りをするボートなどでは長い間待ち焦がれていた。外洋の夜間航海では本船航路から外れたら電気を節約して航海灯をつけなかったというヨットの話もよく聞いた。
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 ↑航海灯の中に細長くLEDの列が見える。
 
 最近新しく輸入されたヨットを見ていると、航海灯の光源が電球からLEDに変っているのに気がついた。交通信号機や車のブレーキライトなど早くから一般化しているが、いよいよヨット・ボートなどの小型船舶の航海灯にも使えるようになってきたのだ。小糸など国産メーカーはまだLED航海灯の商品はないようだがヨーロッパやアメリカの航海灯メーカーからは数多く発売されている。
 因みにウエストマリンのカタログによると1nmタイプのLED舷灯で$59.99、両色灯で$169.99と出ていた。そう高くはないのでいずれLED型変わってゆくことになるだろう。

c0041039_1147226.jpg 左のスターンライトは上の画像よりLEDの数が多いのはヨットの大きさが違うからだろう。(LOA12m以上)

 この頃は小型船舶検査機構も外国から輸入されるヨット・ボートにビルダーオリジナルの航海灯を認めているようだが、ボクがフネを買った10数年前では耐久性も高いビルダー純正品を取り外し、桜マークの航海灯に取替えさせられたもんである。確かに日本近海は厳しい海なので厳しい品質基準は必要だが世界中の圧倒的多数に支持されている商品はそれなりに妥当な性能を持っていると思うのだが。

 今まで一般船舶で使う航海灯や照明器具などは電球や蛍光灯などの放電灯が基本になっていた。そしてその規格は消費電力によって細かく定められていたが、LEDは電球や放電灯とは違った仕組みで発光するので今までの消費電力による基準が使えないのだ。これから発光ダイオードを光源とした航海灯や各種船舶用や漁労用照明器具などがどんどん新開発され増えてくるはずだ。その技術基準を決め、諸々の規制のための法令改正までも必要で、たかが光源のLED化だがお役所は大変だね。

 ボクはヨットやボートのLED航海灯はマーケットの小さい国内規格で作るより概ね世界標準品を日本でも認めてもらったらそれでいいと思っている。
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by pac3jp | 2007-07-23 11:51 | ヨットの艤装と艤装品  

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