スピネーカーを揚げる!

c0041039_9472276.jpg 先月まで陸上保管され、殆どレースにしか乗ってないような「X382」を、てっきりBW派だと思っていたボクの仲間が購入した。何を考えてそんな俊足クルーザーを買ってしまったのか動機の全ては今だ不明だが、一つ思い当たることがある。大分前にこのハーバーで開催されたオープンレースで優勝したことがあったのだ。優勝カップをもって「はしゃいでいた!」のを思い出した。
 「夢よもう一度!」もしかしたらKYCのホワイトレースで勝ってやろうと密かに思っているのかも知れない。

 引越しの片付けもなんとか目途がたち、お披露目パーティも済んだ日曜日、仲間のオーナーたちをクルーにして彼の新艇でセーリングに出た。沖は微風だが、さすがにクルーザー/レーサーだ。スペクトラのセールに上手く風を捉えて良い角度で上ってゆく。この風だと以前は機走だったなぁと、言いながら微風のクローズホールドを楽しんでいた。

 やがて、沖の広い海面に出ると微風につられてスピンを揚げようということになった。でも、今までの32fのヨットと違い38fともなるとスピンポールもマスト側が固定のディップポールシステムでになっていてちょっと勝手が違う。スピネーカーをコントロールするロープがスピンシートとアフターガイの2本がワンセットになり両舷で4本のロープを使うのだ。それにスナップシャックルは荷重が掛かっていてもリリースできるトリガーリリースタイプだしスピンポールのエンドのガイやトリガーも小型のポールとは仕組みが違うシステムだ。ヨットは少し大きくなった?だけなのに初めて見るシステムや小さなパーツがあちこちにある。使い方のお勉強もどっさりとありそう。

c0041039_9502246.jpg ディップポールシステムは本日の速成クルーではコントロール出来ないのでジャイブなしのポートタックで何とかスピンは揚がった。

 クルージングヨットでも充分な数の出来るクルーがいればスピネーカーの帆走も実に楽しいもんだが、クルージングがメインのヨットはクルーは充分なクルーどころか奥方だけしかいないフネや、その奥さんも来てくれない一人乗りも多い。たまの草レース参加などで応援に来てくれるクルーもパートタイムなので、ややこしいスピンのジャイブなどの連携プレーが必要なクルーワークなど上手く出来るのが不思議なのだ。

 でも、ホワイトクラスのヨットレースでも出るならばクルーワークのトレーニングは欠かせない。タックやジャイブ、スピンの上げ下げなど基本動作からスタートやマーキングまで練習することは山ほどある。X38ではそう多くのハンディキャップは貰えそうにないし、ビギナーズラックは優勝経験者だもの、最早期待できないよ。まぁ、しっかりと実力をつけて頑張ってくださいね。
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by pac3jp | 2007-07-13 10:04 | ヨットの艤装と艤装品  

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