ヨットを乗換えたい!

 長く乗ってきた愛艇もやがて乗換えたいと思う時期がやってくるんです。そのきっかけはいろいろとある様だが、ボクもクラブレースをやっていた昔は、同じクラスの新艇が売り出された時、広告で謳われるそのスピードやデザインに心が動いたこともあった。

c0041039_14213151.jpg 最近、クルージングヨットを乗換えたいと思って新たなヨットを探しているオーナーさんと数艇のFOR SAILヨットの見学にお供した。フネを買い換えようと考える時にはちゃんと次のヨットに対する明確なコンセプトを持って探すのが普通だ。だが、今より大きなヨットが良いとか、安い出物だから、とか自分のヨット遊びのコンセプトより付帯する条件の方に気をとられているように見える人も時々いる。

 ボクのお仲間でつい一月前には純クルージングヨットにご執心だったのに今はかなりレーサーぽいヨットに嵌っているオーナーがいらっしゃる。
 何故?と思って日頃の言動からボクなりに分析させてもらった。

1.バースの数:確かに彼がクルージングに出るときはお客さんが多い。ヨットのバースの数よりはるかに多い時もあった。デイクルージングなら問題ないが船内泊のときは大変だ。大きなヨットにしたいのは正当な理由である。

2.ヨットのスピード:水線長が長いのはスピードも早いのでこれはやっぱり大きいヨットが良い。

3.ハイテクセール:以前のメンセールはファーリングなので逆ローチがかかったような形でいつも「セールパワーの不足感」があったこと。今度はケブラーで充分のエリアはあるがずっと取扱いは難しいよ。

4.冷暖房:ジェネレーター(パンダ)が装備してあった。同じエアコンを使っていてもポータブル発電機とはリッチさが違う!

5.オリジナリティ:陸置のクラブレーサーを彼好みの「レースにも出られるクルージング艇」にするのでかなり装備の追加が楽しめる。レーサーにフルドジャーが付けばかなり目立つ。多分大阪湾では唯一のフネになるだろう!

 こう列挙してみれば彼がそのヨットを選ぶ充分なメリットはある。でも、クルージングで使うにはそれなりのデメリットもありそうだが、快適装備の追加とオーナーのスキルアップでカバーしていけばチョット心配だが、まぁ何とかなるか。

 パワーのあるヨットを微風で乗るのは快適だが、吹いてくると思い通りにならない「じゃじゃ馬」かもしれないよ。でもそれを飼いならして手懐けてゆくのもオーナーの楽しみの一つだろう。

 そういえばボクの好みのヨットは「サラブレッドのじゃじゃ馬」よりも太くて頑丈な「ばんえい競馬のペルシュロン」の方だね。
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by pac3jp | 2007-06-25 14:27 | ウオッチング  

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