シュリンクされた新艇

c0041039_10391157.jpg ハーバーの作業ヤードに船体全部がシュリンク包装されたヨットが低い船台に乗っていた。シュリンクの上から D-40 RADICATEL-TOYOHASHI/JAPON と大きな赤い字でスプレーされている。フランスからトヨタの自動車運搬船?に乗って愛知県の豊橋港にやってきて、そこから陸送されてきたのだろうか。
 シュリンクを透かせて見るとバウにデュフォーのマークが見える。デュフォーの40fらしい。周りにマスト・ブームやキールも置いてある。多分地元のヨットディラーが輸入したフネだろう。

 神戸港を“ヨットで散歩”していると芦屋市と神戸市の丁度境にあるマリーナ「カミックス」でもシュリンクされた新艇がヤードに置いてあった。そのヨットはキールもセットされて輸入されているのでデュフォーとは別のビルダーからのヨットだろう。
 このマリーナは神戸港で通関したヨットを小型の台船に載せて移動し、マストたて等の新艇艤装をするのに都合の良い場所にあり、よくその作業をしているという。嵩の高いヨットを運ぶ大型トレーラーは台船に比べ結構高いのだ。

 長い納期で待ちかねた輸入の新艇がどこの港に入るかだが、一般的には輸入する業者の所在地に近い港に入っている。
 ババリヤヨットを買った友人お二人共が待ちきれず遠い福岡まで出向き回航業者と一緒に乗って帰ってきた。あと船会社の都合で横浜港や名古屋港で降ろしたフネを西宮まで回航してきたとかの話もある。反対に神戸港で降ろし、西宮から関東や中国・九州方面に回航してゆく場合も当然ある。

 慣れない新艇の長距離回航は危険が一杯だ。前に名古屋から大阪に40f新艇ボートを回航中、たまたまオーナーが舵を握っていて、外来艇にとっては「魔の田辺湾」で乗り上げ、舵を壊してしまったオーナーは悔しくて泣いていたとか。その気持ホントよ~く分る。

 ボクの場合はもう昔話になってしまったが、神戸港六甲アイランドで通関し、港運業者のヤードでマストを立て、前の岸壁からクレーンで進水させマリーナまで自分で乗って帰ってきた。細々したことはもうすっかり忘れてしまったが多少は緊張しながら操船したことは今でも覚えている。

 でも、かなり安く上がった新艇の受け取りだったのかも知れないね!!
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by pac3jp | 2007-06-20 10:45 | ウオッチング  

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