フェンダーいろいろ

 船の大小に関わらず必ず持っているのは防舷物だ。ヨットにもオーナーのフネに対する思い入れを表わす様に色んな形や大きさのフェンダーが使われている。

c0041039_1084122.jpg ←画像(上) 先日、設備の整ったマリーナのポンツーンで使えば最高だなと思うフェンダーがあった。大型のヨットレーサーが使っていた厚めの板フェンダーだ。それはヨットに当る面はビロード風の柔らかそうな生地で作られている。ポンツーン側はやや摩擦に強そうな生地だ。色はヨットと合わせたような黒っぽいシックな色合いだった。
でも、よく見ると反対に付けていた。それでは桟橋にやさしくしているよ。ヨットハーバーの職員が取り付けたのかな? まさか!

 画像(中)これはインフレータブルボートのメーカー「エイボン」が作っているフェンダーらしい。素材が一般的なプラスティックではなくゴムボートの素材等に使われる繊維で強化されたゴム系のフェンダーらしい。通常は空気を抜いて保管して、使うときにボートと同じように膨らませて使うようだ。軽くてかさばらないのでレーサーには良さそうだが普通の大型クルージングヨットに取付けられていた。画像の一本はやや空気が抜けているようだね。

 画像(下)普通の円筒型フェンダーにはよく既製品のカバーが着せられている。ジャージー生地で伸縮には強いが摩擦には弱いのか少し破れているフェンダーカバーを見かけることもある。ご近所では古いジーパンを切ってフェンダーカバーに加工されているヨットもあるが、この間見かけたカバーはキルティング生地で作られていた。それはちゃんと首と裾部分が縁取りされているので商品として販売されているのかな?あるいはお裁縫のできる奥方に作ってもらったのだろうか良い出来上がりだ。キルティングはハルには優しそうだが紫外線には強いのだろうか。色は少し褪せているようにも見えるけど・・・。

c0041039_109323.jpg 最後に無骨なフェンダーを紹介しよう。これは護衛艦 DD158「うみぎり」で見た防舷物だ。ロープを編んだ本船用のものだが、既に他艦に横付けしているので予備の防舷物かあるいは少し小さいので搭載艇運用時に使うのかも知れない。専用の台座に収まっていて、まだキレイでデッキの飾りのような感じがする。

 そういやぁ昔はヨットにも漁船並みに丈夫なタイヤフェンダーがよくぶら下がっていましたね。それはフジツボだらけの岸壁でもへっちゃらだったが、見栄えを気にしないオーナーは裸のままで、普通の感覚?のヨット乗りは白いペンキを塗ったりカバーを被せてたりして使っていましたね。

 最近、都市近郊ではマリーナに係留するフネが多くなり、さすがにタイヤフェンダーは見かけなくなったけどロングクルージングでは結構重宝するらしいですね。
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by pac3jp | 2007-06-08 10:15 | ヨットの艤装と艤装品  

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