自作のキャビンテーブル

c0041039_744279.jpg 昔から良く知っているお仲間のフネでキャビンテーブルを作ったよと聞いたので早速拝見させてもらった。

 クルージングタイプのセーリングクルーザーなら今や大抵のヨットにテーブルは標準装備で付いているが、レースヨットには優先順位が低い割りに重いので最初からついてないヨットもあった。彼のフネはそんなヨットだった。今はそうレースに出ることもなくなったので逆にテーブルの重要性が増してきたようだ。そして、ウン10年間も使うことがなかったオーパイを最近「遂に買ったで!」とおっしゃっていらした。

 そのテーブルはマストを片方の支柱にし、収納もマストに折りたたむ形のバタフライテーブルだった。ヨット大工さんがチーク材を使い気合を込めて作ったテーブルもあるが、オーナーがホームセンターで入手した材料で作ったテーブルだが、中々の上出来である。テーブルの周囲に落下止めのチークのトリム材がつ付けられ本式に仕上がっている。塗装されているニスが薄いように思ううが年季のはいったキャビン周りの木部と釣り合いを取ったのだろう。


c0041039_7453216.jpg テーブルの左舷側にはチャートテーブルがある。ここが近年このフネで最高に変わってしまった場所だ。オーナーがヨット遊びの目標を変えた?からだ。元々、Mac使いでパソコンの名手だったが、数年前に電子チャートに関わったことから急にヨットの電子化が進んでしまった。チャートテーブルの前面には情報表示の17インチ液晶ディスプレーがある。これで電子チャートは勿論、気象FAX、インターネット、VTR、DVD、テレビ画面が表示される。インターネットはヨットクラブの高速無線LANを受信し、艇内のメイン及びサブパソコン・プリンタなどはインサーネットで繋がっているという。

 チャートテーブルにはノートパソコンが木製のケースに収まっている。キーボード操作が必要なければこのままマウスでPCを操作できる。不用意にキーに触ったり、モニターが邪魔になったりしないのでチョット便利な使い方。液晶ディスプレーの左上には気象FAXの受信用に広帯域レシーバーが取付けられている。テーブル上の壁面にはコンポが収まり、お気に入りの音楽が、またTVやDVD、GyAoの音声もここから流れてくるのだろう。
 そして、天井には遠距離用無線LANアダプターが、チャートテーブルの片隅(画像右下)にはGPSセンサーが埋め込まれていた。

 ボクと違い彼はお酒を全く飲まないヨット乗りなので、キャビンに作ったハイテク書斎でコーヒー片手に電脳機材の整備や仲間からよく頼まれる海系ソフトの検証等をしながら自由の身なった暁には「ず~っと遠く」に出掛ける計画を密かに練っているのかも知れない。
[PR]

by pac3jp | 2007-06-01 07:52 | ウオッチング  

<< ヨットの鳥よけ 巨大な台船を見た! >>