ヨットはニューセールが最高!

 最近、長いヨットライフの中で初めてNewセールを作った仲間がいた。待ちかねたセールが届き、セール屋さんがマストにセットすると風に煽られて「バリバリッ」と新品の音がする。ボクも久しく聞いてないが、いつ聞いてもいい音だな!

c0041039_12475365.jpg レースをしない多くのヨットマンは最初に買ったヨットに付いてきたセールをかなり長く使っているようだ。必要に応じてジェネカー等は買い増しはするが、メンセールやファーラーに巻いたジブなどはほとんど最初から使い続けているものだ。ヨットを手に入れた時点で新艇ならばまぶしい白さのニューセールだったので、そのシェィプは記憶に残っているだろうが、フネの新しさと荷物を積んでいない軽さが新品セール本来の帆走性能を中々乗り手に実感させないきらいはある・・・。

 同様に中古で手に入れたヨットならばそのフネに付いてきたセールでまず、セーリングを始めるだろう。かなり使い込んでいても大きな不都合がや破損がなければそのまま使っている人も多い。もしその人にとって初めてのヨットならば上りが多少悪くてもセールとはそんなもんだと思って使ってゆくのだろうか。

 そしてある日、母港を遠く離れたクルージング先の海上で強めの風の中を豪快なセーリングしていたとき、勢いを増してきた重いブローにセールは耐え切れず「バァーン!」と裂けてしまった。経時的に進むダクロン繊維の劣化が許容限度を越えたのだった。

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 ニューセールがセットされた翌日、朝早くから沖へ出てゆく姿がみえた。ボクは彼が大奮発して作ったセールを展開した勇姿を写真に撮ってあげると約束したので何時もより早めにハーバーを出た。お天気は生憎の曇天。風も弱い。のんびりと乗っているとやがて北風が吹出した。丁度近くにニューセールの彼も微風でスライダーの調子をみてきて、さぁ、これからとフルセールで帆走しだした。

 ボクも後に続きクローズホールドで上る。先行する彼は中々上り角度もスピードも良いようだ。風下前から写真を撮ろうと思いベアーし、下に出る。オーパイをかけ、ヒールしたデッキに登り六倍ズームを効かせて数枚撮る。狭い海域でヨットのシングルハンド写真撮影は少しむつかしい。

 ハーバーに帰ってきたオーナーに感想を聞くと「ヤッパリ、ニューセールはええわ。よう上るし、早いわ!」「もっと前にしといたら良かった」とおっしゃる。

 そうです。セールはヨットのメインエンジンで、新しいセールはヨットを早く走らせるのです。セールの寿命は破れた時ではありませんよ。上りが悪いと感じたときが買い替え時です。(セール屋さんはそういう)
 でもボクだったら、得られるニューセールのUPゲインとそれが有効になる場面の数と懐具合を総合的に勘案して決定するね!

だが、最近はセールを更新しようと思う各要素の釣り合いが微妙?に変化してきたように思っている。
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by pac3jp | 2007-05-28 10:50 | ヨットの艤装と艤装品  

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