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海の駅ってなに?

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最近、ハーバーに海の駅の看板が出来た。
新聞に兵庫県で木場ヨットハーバー、須磨ヨットハーバー、新西宮ヨットハーバーが海の駅の認定証を交付されたとか、記事になっているのを見た。
今年の1月11日に大阪府、和歌山県にも海の駅が7ヵ所登録されたそうだ。

道の駅は車でくる観光客を相手に各地に沢山出来ていて、ドライブの途中に駐車場の休憩、イレは無料で使えて、大抵はレストランとお土産店がある。観光案内所が併設されている所もあった。売店では産地独特の商品を並べて販売していたりする。

海の駅も同じようなモノかなと思っていた。ハーバーの一時係留料は無料にし、ビジターバースは新しいポンツーンを設置して、プレジャーボートのお客を呼び込むのだろうか。と素朴に考えていた。
しかし、今のところ、ハーバーに新しい設備を作っている気配はないみたいだ。

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海の駅ってなに   

瀬戸内海地域は、豊かな自然環境に恵まれ、波静かな海域における多島海を誇っています。
また、マリンレジャーの盛んな地域であり、特に、昨今では、クルージングレジャーへの需要が急速に高まっています。

一方、同地域の離島においては、恒常的に人口流出が進み、これまでの中核的産業である船業・農業・漁業だけでなく、島や海の魅力を生かした新たな地域活性化方策の確立が急がれています。

その際、瀬戸内海固有の歴史や文化を踏まえ、個々の島々の個性化や魅力化を図るととも、独自の資源を活用した地域全体としての魅力の形成や地域間交流の促進を通じた地域の活性化を図ることが重要と考えられ、沿岸地域・島しょ域を含めたクルージングレジャー利用の環境整備やその情報のネットワーク化及び提供に対する強い期待が寄せられています。

「海の駅」とは、このような情報の発信基地、地域の交流・振興の拠点であり、「誰でも、気軽に、安心して」立ち寄り、利用できる港(場)です。

瀬戸内海におけるクルージングレジャーの利用拡大と「海の駅」のネットワーク化が進展することにより、マリンレジャーと「海の駅」が相まって地域活性化への相乗効果を十二分に発揮するものと考えています。

国土交通省 中国運輸局ホームページより
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上記HPによるとヨットハーバーは海の駅のうちマリーナ型に分類されて、係留施設・トイレ・電話・インフォメーション・レンタルボート・レンタル自転車・宿泊施設などがあるものらしい。

登録された海の駅の個別のインフォーメーションによると、道の駅のように無料で一時係留できる施設ではなく通常のマリーナ運営をしているだけのようです。

私としては、係留場所に余裕の有る漁港や一般港湾にに集客施設を作り(なくても良いが)、プレジャーボートも「誰でも、気軽に、安心して」立ち寄り、泊まれる港があれば良いなぁと思っている。
何故ならば、大方のヨットハーバーやマリーナは以前からビジターは受け入れてきたのだから。

by pac3jp | 2005-02-09 12:40 | クルージング  

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