エンジン系のチョットした工夫

 工夫といえば、職場のQCサークル活動などで改善提案を出すのが苦労した人も多いのではないだろうか。傍から見ていてもそんな雰囲気の人が何人もいた。工夫をするには現在の仕組みに不満や不備を感じ、自分だとこうするといった主張や発想が工夫の素になるようだが、何~んにも思いつかない人は与えられた仕事に従順というか疑問を持たないタイプなんでしょうね。

c0041039_9271551.jpg 先日、ご自分のヨットをほぼオリジナル(自分流?)で纏めている友人を訪ね、最近の小ネタをお聞きした。
 右の画像はヨットの船底に付いているエンジン冷却水取入れ口のストレーナだ。普通、ヨットの場合は進行方向の後ろ側に吸い込みスリットが付いている。でもよく見てみるとその部分はサイフォン効果が出そうな形になっている。エンジンが高速で回っているときはサイフォンのバキュームも影響は少ないが、ヨットは高速で航行しているがエンジンはアイドリング状態の場合には冷却水の吸い込みに影響が出そうだ。そこでストレーナの前面にサイフォンを打ち消す小さい穴を開けた。効果の確認はこれからだが、探してみると同じような穴が開いたストレーナが販売されていたそうだ。

c0041039_9225591.jpg もう1件。スターンについたエンジンムーム排気口にトラップをつけた事。(ちょっと見えにくいが、換気用のカウルに丁番でプラスティックのフタがついている)
 モーターボートには必ず付いているが、ヨットのエンジンルームに排気ブロアーを付けるオーナーは少ない。だが付けてみるとエンジンルームの冷却効果に伴うオルタネーターの出力低下の防止やキャビンの燃料臭も少なくなるなどその効果は大きい。でも低いデッキ排気口から打ち込んでくる海水が大敵である。その海水からブロアーモーターを守るために今回はトラップをつけた。

 ボクも彼のフネにはよく行って勉強させて貰っているが、自艇を眺めていても要修理の箇所は見つかっても、完璧な筈はないのに工夫の素である「アラ」が見えてこないのだ。
 根が純情?で従順なボクの性格が災いしているのかなぁ。(^_-)-☆
[PR]

by pac3jp | 2007-05-09 09:30 | ヨットの艤装と艤装品  

<< GWクルージングの教訓? オーナーの仕事 >>