サイドスラスター

 ヨットでもボートでも沖を走行中の操船はそう難しくない。でも港に入れば必ず離着岸操船をしなければならない。無風で潮流もないラッキーな状態はそうない。桟橋に着岸しようと思うと離される方向から風は吹いてくる。後進で離岸しようとするとプロペラ流の作用で思う方向にはバックしない。漁船のように頑丈に出来ていればそう気にする事もないが華奢な造りのヨットやボートは付近の障害物?に気をつかう。

 そんな事で最近は中型のヨット・ボートでもバウスラスタを装備した艇は多くなってきた。でもそんな楽な操船に慣れてくるとバウだけでなくスターンも動かし、より自由にフネをコントロールしようと思うのか、中型艇でもボチボチとスターンスラスタを装備したフネを見かけるようになってきた。
c0041039_104613.jpg

 上の画像はクルージングヨットに装着されたスターンスラスタだ。このヨットの設計時にスラスタを収納する船内スペースを考えて無かったのだろう。外付けのスラスタが付いている。かなりの抵抗にはなるが、離着岸の容易さには代えられないのだろう。勿論、バウスラスターは付いている。

c0041039_104625100.jpg

 同じく上の画像はトランサムにスラスターを装備したモーターボートだ。2軸のボートはバウスラスターだけでもかなり自由に操船できるようにボクは思うが、このオーナーさんはもっと高度な操船を想定されているんだろう。ボートのトランサム下部はプレーニング中には抵抗にならず、離着岸の低速時は水中にある。ペラの掃除も簡単でサイドスラスタにはいい場所だ。

 このハーバーのヤードでもよくバウスラスタの取り付け工事をやっている。新艇に装着している場合もあるが、中古艇に付けているときも多い。40f以上のクルージングヨットはオーナーが代わればキット欲しくなるのだろう。

 ちなみにボクのフネはバウに充分な喫水もあり同型艇では大方つけているらしいが、今のところ古典的な離着岸テクニック?でカバーしている。(^^ゞ
[PR]

by pac3jp | 2007-02-13 10:52 | ヨットの艤装と艤装品  

<< カスタムヨットのハードドジヤー わが長州砲流離譚 古川薫著 >>