コンテナ船の落書き

 ホームポートから西に向かってクルージングに出るのに近年どんどんと遠回りになってきた。神戸港とその沖が埋め立てられ空港や新しい人工島ができ、セーリングするヨットはその沖を通るのだ。でも沖の波が高そうな時や急ぐ時は港内の六甲アイランドコンテナ岸壁の前を通ってゆく。
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 その東端の岸壁はNYKの大型コンテナ船が何時も使っているが他の船会社の船が着いていることもある。その岸壁をよく見ればここに入った記念だろうか多くの船名がペイントでサインされている。○○○MARUなんて名前もあるので日本の船もあるのだろう。でもオーナーは日本の船会社でも船籍はパナマ、船員は全員外国人の船も珍しくない。

 その落書き風のサインを見ていると、なぜこの岸壁に書くのか、どうやって書いたのだろうかチョット不思議だった。100年以上も前、世界の海に出ていた捕鯨船の薪水の補給基地だったガラパゴス諸島では母国に手紙を託したポスト付近に自分たちの船名を流木に書いて置いた場所があったそうだ。そんな船乗りの伝統が今だ残っているのか、あるいはただの落書きかも知れない・・・。

 で、どうやってその岸壁に書いたかだが、勿論ボートを下ろして海側から書けば簡単だが、コンテナ船は荷役が終わればすぐ出港してしまう。またそんな手ごろなボートなんか積んでいない。多分コンテナクレーンが荷役中に暇なクルーが書くのだろうが、本船と岸壁の間はフェンダーの幅しかないので身体は入るがペイント作業は出来そうにない。多分岸壁の上から逆さ文字を書いたのかもしれない。ご苦労なことだね。

 ボクも昔、旅先の洞窟で小さくイニシャルを刻んできた記憶はあるが、ペンキで大々的に書いたことはない。ヨットのクルージングでこんなことをすると必ず大顰蹙を買うね。ヨット乗りの皆さん、港はきれいに使おうよ!!
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by pac3jp | 2007-01-04 10:43 | 貨物船  

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