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アイデアヨットマン

 ダジャレを飛ばしながら日々の暮らしを楽しんでいる人はアチコチにいるが、ボクの仲間にダジャレ?のようなアイデアを次々と生み出し楽しんでいるヨットマンがいる。若い頃はHONDAでその天分を発揮して世界のHONDAに発展した基礎を僕が築いてきたとかおっしゃっていたがホントかな?

 先週末も係留しているヨットの船底に付くフジツボを防ぐ、新しい方法を発見して、今実地試験をやっていると聞いたので見に行ってきた。船底ペイントなしでフジツボを防げたらインターもシージェットの中国塗料も、もしかして倒産するかも知れない・・・と思いながら海面を見ると、彼のヨットのウオーターライン沿いにぐるっと今回の新兵器である古ぼけた散水ホースが浮いていた。でも11月はもう海水温も下がりだしてフジツボは付かない時期だ。その効果が確認できるのは多分来年の4月~5月にならないと分からないけど・・・。 
 さて、どうなるかな??

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 で、その根拠は
1.フジツボは海面を泳いでくる。
2.障害物があればもうその先には行かない。
3.ヨットの手前に障害物を浮かべてフジツボをとうせんぼする。
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 それ以外でも実用的で充分使用に耐える自己開発の各種アイデアアイテムもお持ちだ。まずシングルハンドでヨットを着岸するときに重宝する舫い取りのフックである。下の画像は収納時の形体だが使う時は延ばした釣り竿にフックをセットし、フックのアイにカラビナを付けたモヤイロープで岸壁のリングや既設のロープなどを引っ掛け、手に持ったロープを引くと岸壁や桟橋から舫いが取れる道具である。彼は「なるほどTHEモヤイ」と言い、手順はここをクリック!してみてください。HPの道具よりも現在の方がより新しいアイデアで改良は進んでいるように見える。

アイデアヨットマン_c0041039_9245178.jpg

 最近では古くなったドジャーの前窓が見えなくなってきたのでポリカーボネートに取り替える工事を業者に頼んだが、どうもアイデアヨットマンの発想と普通のヨット業者の考えとはとは大分違うようで高くついてしまったとボヤイていた。
 彼はどんどんと発想はするが、自分で製作は殆どしないのだ。キャンバスワークは縫製会社のオーナーが、木工は左官屋さんが、金属加工は何故か、甘栗屋さんがやってくれる。彼の発想には強力なブレーンの存在があり、出来上がってきた部材を組み合わせ、その使用方法を実戦で極めて行くのが彼の流儀らしい。

 ボクは彼ほどアイデアは出てこないが、簡単な修理や小物の製作は一応自分で何でもやってみる事にしている。これから寒くなる季節のキャビンワークで何か面白いものを作ってみたいけど、何かないだろうかなぁ・・・いいアイデアが出てこない。

 ちょっとシャクだがネタを貰ってこようかな・・・。

by pac3jp | 2006-11-01 09:39 | ウオッチング  

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