サントリーマーメイド号

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 昨年、東回り単独無寄港世界一周をした堀江さんのサントリーマーメード号がハーバーの正面にモニュメントとして設置された。従来の方法と違い、ヒールしているよう傾けて据え付けてある。セーリングするからヒールする。でもここではマーメードのセールは全て取り外されマストにもフォアスティには何も付いてない。長い航海の舵を引いてきた功労者?のウインドベーンの補助舵は折りたたんだままである。これは長い航海を終え、ハーバーで帆を休めているスタイルだ。ここはヨットハーバーである。そして殆どの人はヨットのセーリングする姿を正確にイメージできるだろう。ボクにはチョット違和感はあるが、皆さんはどうなんでしょうネ。

 堀江さんが冒険航海に使ったヨットはあちこちに展示してある。このハーバーのセンターハウス中のプールにも小さいのが浮いている。近所の貝類博物館にもあるはずだ。確か金毘羅さんにもソーラーボートがあったように思う。

 ヨットマンとして有名な堀江さんにも時々は桟橋付近ですれ違う事はあるが、ボクは講演を聴いたことも話をしたこともないので彼の人柄までは良く知らない。

ヨット仲間の友人からこんなことが前にあったと聞いた。

 あるとき近隣ハーバーのビジターバースに先着していた友人のヨットに後から横に着けようとしたヨットが彼のヨットにゴツンと当てた。普通は「すみません」「ごめんなさい」とかで済む位だったららしいが、相手のヨットは黙って知らん振りをしていた。気分を害した友人が声を掛けると、「堀江や」とあの有名な堀江さんがでてきた。友人は「どこの堀江か知らんが、フネをぶっつけたら挨拶くらいしたらどうや!」と言ってやったでと教えてくれた。

 『19世紀、一度でもケープホーンを通過した船乗りは本物の航海者として賞賛され、仲間からは終生尊敬された。ケープホナーは国王の前でもテーブルの上に足をのせビール、タバコを吸うことを許されたという。』

 堀江さんの場合、西回りと東回りの2回もケープホーンを回っているので世が世ならかなりの無礼も許されたのだろう。でも、抜群の航海実績がある有名ヨットマンでもボクたちにとってはヨットの師匠でも先輩でもない。ハーバーのただの隣人なのだ。普通のマナーで付き合って欲しいもんだネ。

 ああ、皆に注目される有名人になると大変だ。絶対なりたくないね。でも、まぁ、ボクのヨット遊びくらいでは大丈夫か。
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by pac3jp | 2006-08-28 10:41 | ウオッチング  

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