五日目 帰港 真上りの強風と逆潮!

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 日生港のこの県営浮桟橋は昼間は訪れる人は割と少ないが、夕方から深夜まで老若男女が大勢集まってきてイカ掬いに興じている。岡山出身のクルーによると「ちーちーイカ」と言うそうだ。体長は5~8cm位の小さなイカである。桟橋の端の方ではクラス会だろうか若いグループが賑やかにBBQパーティをやっている。

 5日目は真直ぐに帰港の予定だ。湾奥の港から播磨灘に出ると台風10号に吹き込む北東の風が強い。帰りの航路は播磨灘北航路に沿って航海する。家島沖付近から風速が20ノットを越え、波も高くなってきた。ラジオのニュースによると紀伊半島では4mの波だそうだが、ここは1mチョットだ。ラクチンで機帆走する。流石お盆の16日だ、漁船は1隻もでていない。家島の港外には多くのガット船が船首を並ぶて係留している。
 東播磨港沖から風速は相変わらず20ノット前後の真上リだが、逆潮にもなってきた。10マイル先の明石海峡大橋が見えているが、しんどい海域になってきた。今日の明石海峡の潮流のMAXは13:18で4.3ノットの西流だといっているが、どうもその時間に掛かってしまいそうだ。明石港沖では対水速度は7ノット前後だがGPSの対地速度は3.5ノット。大きな橋脚は見えているのに中々近づかない。やがてGPSは2.5ノットになってきた。潮波と本船の引き波で対水速度までが落ちる。やっと橋の下を通過して大阪湾に入るが今度は平磯灯台が近づかない。
 今が西流最大の時間だ。ついにGPSは2ノットになった。でも大阪湾は広いのでその内穏かになってくると思っていたが、風は進行方向から強く吹いてきて波は高いし、太陽は後からじりじりと焼きつけてくる。冷たいビールくらいでは全く効き目はない。暑い!!

 やがて懐かしのホームポートが見えてきた。暑さで「だら~と」していたクルー達に写真を撮ると声を掛けると元気そうな顔でポーズをとってくれた。クルージング最終日の航海は強風の真上リ、逆潮で予定より2時間も余計に掛かってしまった。

 今回のクルージングで初めて入った港、いつも入る港、そしてそこで出会った人たちと素晴らしく楽しい交流もできた。
 短いクルージングだったがフネの故障もなく無事に帰ってこれたのも、いつも同行してくれる仲間達の協力に寄るものも大きいと思っている。感謝!!
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by pac3jp | 2006-08-16 19:36 | 瀬戸内海周航  

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