大型ヨットのドジャー

 クルージングヨットの必需品。ドジャーについては前にも書いた(欄外の参考からリンク)が、最近輸入された最新の50fクラス3隻のセーリングクルーザーのドジャーを桟橋から見学させてもらった。どちらも船齢は1年未満であり、長距離のクルージングを想定した艤装ではなく標準装備のヨットである。

c0041039_9512676.jpg 「サンオデッセイ49DS」のドジャーは標準型の折りたたみ可能なドジャーだ。デッキとの取り付けはレールにボルトロープが通るタイプだ。マストからのコントロールロープは専用のトンネルチを通って入ってくる。ウィンドはビニールだが側面も明るい。ドジャー上部後縁の手すりが良い。ここはクルーが必ず手掛かりに使う、また、ドジャーの裾部分にもパイプの支柱があるので手掛かりにもなる。ウィンドのビニールは古くなると曇ってくるが、ツインステアリングなので問題ないか。

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 「サンオデッセイ54DS」
のドジャーは下部が硬質透明プラスティックで上部がソフトトップの複合ドジャーだ。ステアリング中の見通しも良い。49と同じくドジャーの後縁に手掛かり、裾に支柱が入りも手掛かりにも使える。下部の透明プラスティック窓部分とソフトトップの接続部分がボルト留めのみたいで、多少複雑に見えるがここにソフトトップの収納部分があるのかもしれない。大きさはコンパニオンウェイがすっぽり収まるサイズだ。同じくマストからのコントロールロープは専用のトンネルを通って入ってくる様になっている。両艇ともかなり横幅があるヨットなので前面のフレームに2本の支柱が入っている。

c0041039_952247.jpgもう1隻は「ババリア50cruiser」だが、ドジャーは専用のドジャー収納トレンチに収納されていたので普通のビニールウインドがついたドジャーだろうと思う。この折りたたんだドジャーにカバーが掛かるようになっている。

見学させてもらった3艇のクルージングヨットに共通するのはツインステアリングシステムだった。大型のレーシングヨットに装備されていたのは見た事はあるが、クルージングヨットの航海中では殆どオーパイが操縦しているし、風上でヒールを起す事もない・・・。でも、このサイズになればきっと必要になるシステムなんだろう。
 
 そうだ、桟橋に着岸する時、それも出船で入れるときに便利そうだと思うが、でも、ボクには今後も多分、乗ることもないサイズないのでなんともいえないネ。
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by pac3jp | 2006-07-24 09:58 | ヨットの艤装と艤装品  

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