ポンツーンの高さ

 新しいクルージングヨットはサイドデッキが高くなってキャビンの容積は大きくなるがフネの乗り降りが大変だと前に書いたが、これはヨットハーバーのポンツーンの高さにも大きな関係がある。

ここ新西宮ヨットハーバーには5種類のポンツーンが設置されている。

1番大きいのはビジター桟橋だ。ここは30m位の船が数ハイまでは
  着けられる。海面からの高さは88cm
2番目はLLバースとLバースだ12m以上が係留している。海面からの
  高さは52cm
3番目はMバースだ9m以上12m未満が係留している。海面からの
  高さは45cm 1本だけメーカーが違う
4番目もMバースだ9m以上12m未満が係留している。海面からの
  高さは30~37cm
5番目はSバースだ9m以下が係留している。海面からの
  高さは25cm 2本ある
c0041039_18211417.jpg

 雨の日曜日に近隣の桟橋に係留中の中サイズヨット、22隻のデッキ高さを測らせてもらった。測定箇所はデッキから乗り降りするゲートウェイ付近のガンネルまでの高さを水面から測定した。揺れや桟橋からの間隔で多少の測定誤差もあるが、一覧表にして桟橋からの高さのランキングを作らせてもらった。

c0041039_10425383.jpg
 
 桟橋からのランキング:20でデッキ高さが59cmのババリア34のオーナーは乗り降りは何の支障もないとおっしゃる。彼は身長185cmの大男だ。当然。
 同じくランキング:12のサンオデッセイ32.2は71cm、オーナーの身長は普通サイズ。踏み台が必須。
背は低いが、足は長いと思っているボクでも桟橋からデッキまでが70cm以上だと踏み台が欲しい。

 サイドデッキが高いヨットと言えばハンターやハンゼ、ジャノーだったが、6月に進水したババリア30のデッキは水面上112cmで同クラス32fよりもデッキが高い。このヨットがここのSバースに係留すれば87cmの高さになる。2段以上の踏み台がいる。

 ヨットは乗るときよりも降りる時に膝などを痛め易い。狭いコックピットで突っ張っていた筋肉が突然ジャンプの衝撃を受けると若くても危ないのに、クルージングヨット乗りは殆どが中高年だ。しっかりと準備体操をしてゆっくりと降りよう。仲間の誰かが下船用のステップをガンネルに用意していたが良い考えだ。

 一方、桟橋の高さは高いほうが乗り降りが楽だが、もし、落水した時は低いほうが絶対良いよ。Sバースは25cmなのでボクも楽に揚がれるだろう。前に試してみたが、Mバースは37cmの高さがある。腕力だけでは上がれず、舫いロープを手繰り桟橋に上がる事ができた。だが、45cmになればもう無理だと思う。
 ボクのフネでも今まで桟橋係留中に子供も含め大勢落水したが自力で上がって来た人はいなかった。

 フネを選ぶとき、デッキが高い、キャビンの広いタイプを選ぶか、乗り降りは楽だが多少は狭いキャビンをとるか、あるいはデッキが高くてもポンツーンも高いところを選べば問題はない。まぁ、楽しい悩みは尽きない。でも既にフネをお持ちのオーナーさんは「いざ」、「まさか」の時に対処できる方策を悩み?ながら考えよう!!
[PR]

by pac3jp | 2006-07-07 09:03 | ウオッチング  

<< 排気管からエンジンへの浸水 「いしかち」と「ハネ」 >>